「外国のサイレント映画を見ているような気分」一月の声に歓びを刻め いわちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
外国のサイレント映画を見ているような気分
とにかく画が綺麗です。
インタビューで「私81歳よ!死ぬかと思った」…というカルーセル麻紀さんの言葉で、悲壮感を予想しますが、雪原の映像からは「美しい」の一言しかありませんでした。
その他「しあわせのパン」「インペリアル堂島出入橋」などの、過去作品で培われたモチーフや技術が、ますます熟練味を帯び、スタイルとして確立しているのも見どころです。
さらに三島映画では「映画の神様」が降臨することがたびたびありますが、今回も八丈島のシーンで、大自然がまるで演技しているかのような、息を呑むシーンがあります。見ないとソンソン!
コメントする