「そこは冷コー注文しようよ」一月の声に歓びを刻め Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
そこは冷コー注文しようよ
島に纏わる3つの舞台で、心に傷を抱えて生きる主人公達をみせるオムニバス。
第一章 洞爺湖中島
正月、洞爺湖の近くに独りで暮らす父親「マコ」のもとに娘夫婦と孫娘がやって来て、過去の出来事を思い返すストーリーで、カルーセル麻紀の演技は文句無しだけれど、設定や展開というか見せ方がちょっと白々しくて勿体なかった。
第二章 東京八丈島
5年ぶりに帰ってきた結婚していない筈の娘がどうやら妊娠しているようだとなり、ヤキモキするオヤジの話しで、設定とか展開とかはコメディなのにコミカルさが足りない感じで、もっと振り切って欲しかった。
第三章 大阪堂島
5年前に別れた彼氏の葬儀にやって来た女性が、声をかけてきたレンタル彼氏と時間を過ごしトラウマを振り返るストーリーをモノクロでみせていくけれど、翌日の展開がなかなか衝撃的だし、落としどころはまあ悪くはなかったかな。
最終章
物語が交錯するってあらすじ紹介にはあったけれど全然交錯してないし、ただの直後ですね…。
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