「まとまりがなく、伝わらない。」一月の声に歓びを刻め じーたらさんの映画レビュー(感想・評価)
まとまりがなく、伝わらない。
第1、2、3章と最終章という、事実上短編映画みたいな構成だが、どの編も何を伝えたいかがわからず、何処にもこの作品の意図を感じる事ができなかった。
抽象的な話もあれば、自らの心の傷を具体的に話す章もあって、この辺の構成がややこしく、しかも第2章なんかはあまりにもテイストが違い過ぎて、意味がわからなかった。
色んな感情が描かれる章があるのはいいが、せめて作品全体としての方向性はまとめてほしい。
監督自らが苦しんだ事を映画化したという事だが、それならもっとわかりやすく多くの人に観られるような作品にしてほしかった。
三島監督、いつか傑作出すのでは、と期待しているけど、いまいち自分にはハマりません。
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