劇場公開日 2023年12月29日

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「娼婦は女神である」ラ・メゾン 小説家と娼婦 morihideさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5娼婦は女神である

2024年1月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最初は興味とか刺激を求めて娼婦の世界に飛び込んだが、長く入り浸ったのは、娼婦の女神性に惹きつかれたからだと思う。
最初の店では馴染めず、ラ・メゾンの嬢の人間性と自分の感覚が共感したから長居したのであると感じた。
男性客は嬢に女神を求めている様に見えた。(そうでない人もいたが)
洋の東西を問わず娼館は同じなのね、結局。
最古の職業とも言われていて、現実がこれならば、もう少し娼婦の地位を考えなおしていいかもです。
あと、いくら個人主義でも男性店員がいて嬢守ってあげないと。危険と隣り合わせで可哀想。

追伸
娼婦たちは男が喜ぶ姿をみて、自分の女神性を認識することに喜びを感じているのかも。
いづれにせよ、男は女神に励まされて張り切って働き消耗する生き物なのだ。それは男の本望なのだ。

morihide