「恵まれてる女性目線」ラ・メゾン 小説家と娼婦 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
恵まれてる女性目線
ああいう職業に就く人達のうち、自らの意思で選択してあくまで能動的態度を取れる者の姿を描いているのだが、他に選択肢が無く、心ならずも体を売る者(想像するに、こちらが多数派)については少々お座なりでバランスが悪い印象。売春の美化と評する人もいるだろう。
性欲や性行動は、法律や信心で制御しようしても必ず矛盾や抜け道が生じてしまうので、制度として社会に組み込まざるを得ないのだ、というあたりまで踏み込んで欲しかった。
コメントする