シャクラのレビュー・感想・評価
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これじゃない感
ドニー・イェン×谷垣健治ってことでめっちゃ期待してたんだけど
何かいまいち。
谷垣健治と言えばるろうに剣心が記憶に新しいし、この作品もそれに劣らないワイヤーアクションを織り混ぜたアクション映画なんだけど、なんて言うかファンタジーが過ぎるんだよね。るろ剣というよりはジェット・リーのHERO 英雄って感じ。
しかもCGも大分雑で違和感が凄い。
ドニー・イェンにこういうの求めてないのよ。
また、ストーリーや展開もけっこう冷めるのが多いし、宋の人達の薄情さ、流され易さは目も当てられない。滅んで残当。
また、ラスボス戦後の展開も気になった。ドニー達が放牧してる様を写して終わりで良かったのに、その後に分厚い毛皮を纏ったドニーと阿紫が敵?に向かって草原を駆けるシーンとか、ラストのドニーとラスボスの実父の登場とか。
いやドニーの義両親と師匠を殺した犯人とか、死にかけたドニーを助けた人の正体とか気になってたけど、そこでネタバレされてもって感じ。
ドニーの超絶アクションを差し引いてもストーリーで大分マイナス。
元ネタ知ってればもっと楽しめたのか?
個人的には残念な作品。
アクションのボリューム満点
結構長い武侠小説の一部を映画化した作品で、ちょっとよく分からないところがあったり、何かありそうで何もない、いわゆる原作ファンだけが分かるサービスのような場面ややり取りなどもあり、全体的に少々まとまりがない。
つまり本作は、映画としてはドニー・イェンのワイヤーアクションを楽しむ作品ということになる。
逆に言えば、ドニー・イェンのワイヤーアクションにケチがつくなら観ないほうがいい作品とも言える。
個人的にはそれが見たかったので充分満足することができた。
アクションのボリュームは質、量ともに凄まじい。
歌って踊ったらインド映画「バーフバリ」レベルだったんじゃないかとすら思う。
残念ながら歌も踊りもないので「バーフバリ」ほどの高揚感は得られなかったが、多くの人は踊ったりしないほうが望ましいだろうからこれでいいのだろう。
勝手な思い込みなのだろうが、武侠小説はもっと単純で脳筋気味なものだと思っていた。
しかし本作は、作中で見えている範囲だけでも中々複雑なサスペンスの様相も呈している。
調べてみるとこの作品は、原作に四人いる主人公の一人だけを取り上げているようだ。
他の3人も差はあれど全員出てきてもいる。
続編もありそうな雰囲気だったし、続きがあるなら観たいなぁ。
ここにも中国本土の影?
誰が誰やら
結局、タイトルの「シャクラ」って何!?予想以上に長くて、危うく終電すら逃す処だった!
取り敢えず、かめはめ波撃っておけば勝てそう
ワイヤーアクションがハンパないアクション映画。 本年度ベスト級。
ドニー・イェンさんのアクション目当て。
アクションと言うよりワイヤーを多用したシーンが凄い!
ちょっとやり過ぎ感があるのは否めなかった(笑)
アクション監督は日本の監督さん。佐藤健さんが主役の映画のアクションシーンを彷彿させる感じに納得。
皆から慕われ英雄との喬峯 (キョウホウ)が、両親や師匠の殺人事件の濡れ衣を着せられ皆から殺されそうとするストーリー。
事件の黒幕の正体を突き止めたり、自分の過去を知ろうとして行く展開。
中盤まではストーリーやアクションに引き込まれるものの、それ以降はストーリーに着いて行けず。
あんなに複雑にしなくても良かった感じ(笑)
バディの阿朱(チェン・ユーチーさん)が美しい。
阿朱も自分の過去を解き明かそうと2人で行動するシーンがメイン。
続編を臭わす中途半端な終わり方が少し残念でした( ´∀`)
画的に楽しめるアクション
内容は熱い!
昔、日本で翻訳刊行されていた金庸武俠小説集に収録の、『天龍八部』をアレンジしたもの。
敵の罠によって仲間や育ての親を殺した犯人にさせられ、また宋の敵国人の血を引くことを暴かれて追放された主人公が、カンフーでその敵の陰謀を暴くという、シンプルな内容。
主人公と、恩師や弟子ら、武の達人同士を殺し合いさせる展開はなかなかのものではありました。
その主人公であるドニー兄さんが、ほとんど無印時代の『ドラゴンボール』孫悟空+『Gガン』ドモンで、敵は桃白白みたいな汚い男。
『るろうに剣心』のワイヤーアクション+気功のCGは、ほぼ超能力格闘戦で、『少林サッカー』の領域。
掌から火を出し、片手を振れば天井ごと敵は吹き飛び、遠く離れた場所から内臓に致命的ダメージを与える。
敵の投げた武器は、気で跳ね返すのは[理力]フォースで、『ローグ・ワン』のリベンジ達成という。
もちろん、軽功空渡で、3階くらいまでひとっ飛び、勢いで屋根から屋根へ5軒くらいは一跨ぎで走れて、『カリオストロ』のルパンもびっくり。
など、アクションは画的に楽しめました。
ただなぁ、面白いかと言われたら、微妙な……
前述のようにパートごとは熱いのだが、演出が冗長、繋がりが悪く、無駄に長い。
あと20〜30分は短くできる。
それに、原作をかなり改変しすぎ。
たしか、敵側についた裏切り者は、原作だと全冠清だったような。
厳格公正な頼れる長老・白世鏡が、何故か単なるスケベ親父に。
で、続編へ「続く」!
なんじゃこりゃーーー!
いろいろ、とんでもなかった印象でした。
うーん思わせぶり
予習したら、もっと楽しめる
アクションは圧巻
文句なしの武侠アクション大作
中国文化にどれだけアンテナを張っているかで理解度はかなり変わる(★評価の不備により修正済み)
今年11本目(合計1,103本目/今月(2024年1月度)11本目)。
中国韓国映画といえばシネマート、ということで…。
まず、この映画の特徴として「一部を除きどこかで音楽が流れている」というところがあります。ただ、場違いな音楽が選択されているということはありません。また、武侠映画であることも明示されている通り、当時の歴史事情をある程度知らないと(高校世界史程度ではよいが、ピンポイント的に知識を問われる)理解自体がまるでできない状態になるので注意です(ここはネットなりで調べるのが良いのではと思える)。
また、武侠映画が全てそうなのかは知りませんが(それほど観ていないので)、この映画のもう一つのポイントは「登場人物の紹介は基本的に日本での漢字の読み方による」というところです(現代中国語の読みを参照していない)。そのうえで、当時の文学等でいう漢文をよむシーンなどはいわゆる「韻踏みの理解」が求められますが、それはもう中国映画という理解では一般的な範囲を超えているので、日本での漢字の読み方で類推できる以上のことはもう無理ではなかろうかと思います(映画館に「持っていく」知識がいくらあっても足りない現象が起きる)。
ただ、一部の漢字語はともかくとしてもストーリーとしてはわかりやすいし、武侠映画の一般的なストーリーとカンフーほかの一般的な理解以上のことは求められないので(知っていれば有利、程度に過ぎない。特にこの時代の背景について。難しい映画だと補助字幕がつくこともあるが、つかない映画。中国からみて日本での放映はギリギリか…と思えます(アメリカほかではかなり難しい)。
なお、一部において仏教に関する知識が問われるところがありますが、ここは日本における一般的な理解と同程度で構わないのでは…と思います(ここまで言い始めると本当にいくら知識があっても足りないタイプの映画と化する)。
評価に関しては以下を気にしたものですが、フルスコア切り上げにしています。
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(減点0.1/漢字のルビについて)
映画の趣旨上、登場人物の読みは全て日本での音読みでこのことは全て表示されますが(最初の紹介パートだけでなく全て表示される)、一方で常用漢字外の漢字や、一部「ふりがなを振らないと理解が無理になるもの」にも振られていて、これらの判断ができないと、固有名詞なのかどうかの理解にも関わってくるので、そこが厳しいかな…というところです(中国映画で、かつ武侠映画特有の論点)。
※ 「何人も」の部分は、「なにじんも」「なんにんも」のほかに、法律用語として「なんびとも」(誰であっても)という「3通りの読み方」があり、このことは前者2つでも解釈が割れるのでちゃんと振ってあるわけですが、これらに始まるいくつかの「ここにルビが必要なのか」という部分は大半、「読み方を指定しないと理解自体ができない」パターンです(一部、常用漢字ギリギリかという部分にもふられています)。
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(減点なし/参考/エンディングロールについて)
他の方も触れている通り、もう「見せる気なし」な気がします…。本国では何とか頑張れば見ることはできるんでしょうか…(国語力的な論点)。
ただ、「本映画は小説の何版を参考にしています」とか「動物に危害は加えられていません」、あるいは「勝手にコピーするな」ほかも全部出てきません(もちろん、だからといってコピーしていいものではない)。
武芸には裁量が必要
「ジョン・ウィック4」で大きな話題を呼んだ、ドニー・イェンの監督・主演最新作。元々「イップ・マン」が大好きで、本作も結構期待していたんだけど...。見事にハマらなかったな。劇場公開される機会と、それに伴い経験数が少ないというのもあるけど、個人的に中国映画は結構苦手。ドニー・イェンだと大丈夫だと思ってたのにな〜。
とにかく長い。ビックリするくらい時間が経つのが遅い。終わる雰囲気出して、まだ続けての繰り返し。疲労感も半端じゃない。それなのに、後付け設定&続編作る気満々のラストですっごい消化不良。でもアクションは美味。若干古臭いけど、逆にそれが味になっていて、木造の建造物を所構わずぶち壊していくのは、なんとも中国映画らしくて好きだった。なんでもあり感凄いけど笑
読めない漢字や理解できない言葉が多すぎて、ストーリー自体はシンプルなのに全然ついていけない。演出もしつこ過ぎてかなり飽きる。見た目は完璧なのに、中身が粗い。ドニー・イェンだから魅せられたけど、脚本はどうしても受け入れられなかった。まぁ、単純にこの手の時代劇が苦手というのもあるけどね。
新しいような古いような
久々のワイヤーアクション 凄い!
刀術、気功、ワイヤーアクション。
中国ならではの4000年の歴史や武侠映画の歴史からくるアクションの説得性。ハリウッド映画では絶対出来ない、中国系ならではの見どころ満載、そしてアクションの映像美が有る映画だと思った。
ただ、ストーリーはさっぱりわからない。見たことの無い(ルビも付いていない)漢字、ルビはあってもやっぱり直ぐには理解できない人名や何かの言葉。その都度思考が止まる。人物関係や誰が本当に敵対しているのかなど全くわからない。でもそんな大きなマイナス点すら忘れてしまうアクション。凄いの一言。本作のアクション監督の谷垣健治さんのアクション解説動画も見て。
たった一人でも真に信頼出来る人がいる。それが生きる支えとなる。
そこは助けられないの?(´・ω・`)
宋国丐幇の幇主、喬峯が馬大元殺しの濡れ衣を着せられると共に契丹人であるという出自が暴かれて抗う話。
武侠小説「天龍八部」の改編とのことだけど、それを知らない自分からしたら、どこの誰とか、武器や武術の名前を言われても相関もどんなものかもわからずちんぷんかんぷん…難しいお話しかと思ったら、とりあえずアッホでクッソな宋国の江湖の内乱というか悪巧みというか…。
派手なワイヤーアクションと、主人公だけじゃなく数人の出自を巡るお話しと、案外解り易くてなかなか面白い,服の色と名前とかねw
答え合わせになってもいない終盤の次作に繋がるであろう無理やりな答えのちょい出しは、慌ただしくてあざとかったw
エンドロールの送りスピードはかなりナイス!ww
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