「垂直と平行と斜めの快感」ゴンドラ talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
垂直と平行と斜めの快感
ゴンドラを動かす機械は映写機のよう📽️!映画始まって最初のゴンドラ乗客は何と!緑いっぱいの自然の中、人々が見上げ見下ろし、真っ直ぐの視線が交差する世界がさまざまな音と一緒に始まった。
セリフがなくても賑やかな世界のゴンドラに自分も乗せてもらった。一緒に笑ったりビックリしたり怒ったりうっとりしたり楽しんだり喜んだりロマンチックな夜を過ごしたり。あなたの、彼女の、あの子達の、車椅子のおじさんの気持ちも願いも憧れもぜーんぶわかった!セリフがないから字幕を気にしなくてよくてストレス・ゼロ!気持ちよかった。字幕がないから画面いっぱい使えて私達も隅から隅まで風景、表情、動きを楽しむことができた。人間の言葉以外の音の豊さに耳が喜んだ。
してやったり!の二人が手を握りあって進む世界も垂直で平行で斜めで静かで賑やかでありますように!
おまけ
セリフもマイム(仕草による言葉)もないこの映画はバレエとおんなじなんだな!(シュトットガルト・バレエ「オネーギン」を見ての感想 2024.11.03.)
talismanさん、謎が解けました。
レビューを書く前には、色々影響を受けたくないので、他の方のレビューやパンフレットは読まずに書いているのですが、購入してあったパンフレットを先ほど読んだところ、IVAが村に帰ってきた理由について「父が亡くなったのだ」と書いてありました。また、あのおばあさんは、「父と暮らしていた女性」で、IVAが戻ってきたので、家を明け渡すことになったために、あのような行動に出たということでしょう。
制服も、IVAと父が一緒に写っている写真には、ブレザーにネクタイの車掌姿の父が写っているので、棺に載せたのはそれで、下心がある駅長が、若い女性を選ぶために、別にスカートタイプのあの制服を用意したのだと結論が出ました。
おかげで、とてもスッキリしました。
あながち、誤読ではなかったので、ホッとしてます。
ありがとうございました😊
talismanさん、コメントありがとうございました。そう言っていただきありがたいですが、そうなると父と同じサイズの制服?とか、いやいや、あの駅長が新たに若い子を雇うために制服は新調したのかとか、今も揺れています。
いくらなんでもやりすぎでだんだん笑えなくなりましたが、なんか愛すべき映画でした。
「ブラ!ブラ!ブラ!」も是非みたいです、近くの映画館で上映してくれないかな(主に単館系の映画を上映してるところがあります。)
今までtalismanさんと散々コメントでやり取りしてるけど名前なんて読むの?(笑)
テリスマン?テトリス?テリスメン?タリスマン?いつもやり取りする度に思ってたから初めて聞く!
ネタ合戦はなるほど!そういった意味なのかな!?(笑)
チラシの見せ方か~
でも言いたいことは分かる!
確かに海外作品(ミニシアター系)のチラシの方がアングル、見せ方も素敵ですよね!色合いも!
邦画はムリクリ感はあるかも!
セリフなしのはずが「OK」だけ言っちゃってましたね。前作の「ブラ!ブラ!ブラ!」もセリフなしでしたがすごく面白かったです。個人的には世界でいちばんのイチゴミルクのつくりかた」が大好きです。まだ三作しか見てないんですけどね。