「かなりの迫力と強い意志を─」エア SHさんの映画レビュー(感想・評価)
かなりの迫力と強い意志を─
TIFF2023コンペティション上映
質そのものはそんなに高いとは思えませんが、迫力や力強いメッセージ性は相当なものでした。動と静、爆音と無音、愛と憎悪、生と死・・・あらゆる対比が見事で、結構長い作品ながらも終始魅せられました。
女性が前線で戦っていたという事実そのものに驚くと同時に、そこから生まれ出る悲しみもまた違ったものだったのですが、どんな世界や社会体制であっても、戦争の悲惨さは変わるものではない、そう強く思わせてくれる作品でした。
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