劇場公開日 2024年12月13日

「んー」小学校 それは小さな社会 タロさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0んー

2025年2月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

教師経験があって今は教師を辞めた立場の僕がみた感想。

朝5時過ぎの電車で通勤
職員室での朝ごはん
そして教師としての成長?
頑張る先生

児童たちは1年生は1年生の中での成長
その1年生からの6年生の存在感・・・

ただ

映画の撮影に協力できる学校であるということ
先生のそういうボランティアの中で成り立っている学校
そしてそれが美談として捉えられる日本の状況

児童は努力をして成長していく

当然映画なのでその制作者の意図があってこの作品になることは十分理解できるんですけど。

決して映画の先生の非難ではなく

本来ならばその個人の教師の犠牲がなく
どの先生であっても誰もが
ある程度達成できる学校でなければ・・・

一人の先生ができればいいの範疇はいいのですが
基本的な学校の指導がある先生はできるけど他の先生はできない
そしてできない先生がダメな先生となるのは何か違う気がする

そしてこの映画の中の児童でも同じ事が・・・
映画を見てもらいたいので中身は書きませんが

今の日本の歪みが映画の裏側に見え隠れしてるように
僕は感じました。

確かにだからこそ
タイトルの
小学校 それは小さな社会・・・

良い面はそれでよしとし
そうでない部分も見ていただければなと思いました。

タロ