「現実は小説より奇なり」ARGYLLE アーガイル サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
現実は小説より奇なり
「キングスマン」シリーズの鬼才・マシュー・ボーン監督最新作は、またもや奇想天外なスパイアクション!今日という日まで無事生きてこれたのは、この映画があったからと言っても過言ではありません。期待し過ぎて、外れた時泣き崩れそう。そんなレベルだったんだけど、見事に自分の癖にブチ刺さりました😁あぁ、良かった〜...。ツッコミどころ満載とか、やたら滅多らとか、キングスマンの二番煎じとか、そんなの知らねぇ!目まぐるしく変わる展開と、カラフルでスタイリッシュで美しい音楽が奏でられるアクションに身体中が痺れているんだ。それが、この映画は最高だっていう証拠だッ!
確かに、キングスマンと比べるとラストにもう1つ何か欲しかったように思えるし、ぶち壊し感が足りないようにも感じた。でも、どのシーンも観客の期待を大きく上回る、予想のつかないものに仕上がっているし、IMAX効果もあってかとんでもアクションには胸が踊り、騒ぎ、高鳴る。ラストの3アクションなんて、マジでヤバイでしょ!?誰が想像できたよ、こんなキテレツな動き。求めているもの以上を出してくれるから、やめられない。そして、超絶リアルで見応えあるスパイ要素も健在。武器やら道具やらセリフやら、作り込みが常人じゃない。もしや、マシュー・ボーンってスパイなのか?
クソかっこいい角刈りヘンリー・カビルとクソダサい髭モンジャラサム・ロックウェル。どうしてそう見えるの??笑 でも、2人とも今後本作が代表作になりそうなほど、魅力が溢れ出まくっていた。演じた俳優は無論、キャスティング力もハンパないよな。ジョン・シナの爪痕残し率は異様に高い。そこまでシーンは多くないのに、この映画でいちばん好きなキャラは彼だもんね笑 ブライス・ダラス・ハワードのぽっちゃりはちょっと見てられなかったけど、キングスマンのスマートさと対をなす、コメディ色の強い作品としてはありなのかなーとも思ったり。でも個人的には、エリザベス・オルセンがこのキャラを演じて欲しかったかな。
でもとにかく、またこんなエンタメ全振り映画が見れて、ワタクシ至極幸せでございます。キングスマンの続編も執筆中らしいですし、まだまだ色んなマシュー・ボーン節が見れそう。いやぁ、楽しみだなぁ😁 一生ついてきます🥰
私も、好きそうな映画の予告編を見るたびに、あ、5月までは生きていなきゃ!とか、え?来年公開⁈ならば、少なくとも交通事故や落雷には注意しよう!
というノリで健康維持に努めてます。