ダム・マネー ウォール街を狙え!のレビュー・感想・評価
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株価ってなんやろね(2024年4作目)
株、こわー!
いや、人ってこわー。
いやいや、お金ってこわー!なのか??
下層と上層、という構造なんだろうけど、なんなんだろうね。無いものに価値をつける。無いもので価値が決まる。
日経平均株価好調ですけど、本当に??
結局はお金もってる人のお遊び。
怖い世の中だ。誰が勝ち逃げするのか逃げ遅れるのか1寸先は闇ですな。
株知識なくても楽しくて爽快!
2020〜2021年という、めちゃくちゃ最近の金融マーケットで実際に起きた騒動を描いた作品。株知識ゼロでも面白かったー!
ネコTシャツのサエナイ男・ローリングキティが、知恵と話術で小口投資家の心を掴み、空売りで儲ける大富豪たちに一泡吹かせる様がカッコ良い。SNSを通してローリングキティに共感する“ダムマネー投資家”が描かれることで、ローリングキティの影響力がどんどん大きくなっていくことや、このゲームストップ株騒動で何が起きるのか、誰にどんな利益や損失がもたらされるのかがとても分かりやすく、最後まで置いていかれることなく楽しめました。
ウォール街のエリートセレブに食い物にされてきた個人投資家が団結して意地を見せる様は熱くて爽快!
ポール・ダノ演じるキースのなんとも言えないイイヤツ感というか親近感というか。彼と家族の関係も素敵で、空気感がとても好きな作品でした。
この騒動自体知らなかったので勉強になりましたし観て良かったです!
コロナ禍のアメリカの株の話
実際に起きていたリアルタイムで知っていた事件というか革命をより詳しく知りたくて観に行った。
映画の感想では無いがSNSの可能性や恐ろしさを感じた。
映画として観れる形になっていたが一緒に行った友人と、帰りの車で投資の価値観の話になり、内容とは別で興奮してしまった。
まだ保有中
ブームに踊る人々を軽快に切りかえしながらテンポよく話が進む。分かりにくい話のはずだが、かなりわかりやすく伝える。ゲームを捻じ曲げてくるアクティビストのやり口を糾弾する爽快さはあるが、結局ゲームストップ自体は評価すべきところは何ら見られず、値を釣りあげ、素人を多く巻き込んだことは、こちらも時代の祭りでしかなく、祭りの終わりで儲かった人は結局は売り抜けた訳で、ひとり祭りの跡に残ったエッセンシャルワーカーもそれはそれで彼女の生き方でもある。
★2024年劇場鑑賞18★
面白かったけど、自分の株に関する知識がなさすぎて変なところで言葉に引っかかってしまい一瞬ついていけなくなってしまった。
そんなことなくスラスラ見れたらもっと面白かったんだろうなぁ
その数字、本当に正しい?
2020年、コロナ禍で実際に起きた「ゲームストップ株騒動」と呼ばれる前代未聞の金融事件を、見る度に顔が変わって見える俳優ことポール・ダノを主演に迎え、「クルエラ」のクレイグ・ギレスピーにより映画化。公開終了ギリギリだったけど、見れてよかった。たまにはこういう映画見たくなるよねぇ。
投資の知識はまるで無いため仕組みや専門用語を理解するのは大変だったけど、ストーリー自体はコミカルに描いているため分かりやすく、テンポも非常にいいので、楽しく学べるいい教材映画だった。コメディになりすぎず、真面目になりすぎず。バランスが絶妙でとても見やすい。流行りのミームは世界共通なんだってことを知って、笑えたし、ネットの力って凄いなぁってこんなところで思った笑
ゲームストップ側が全く描かれていないから、偏りのあるようにも思っちゃうけど、投資をする人々の底知れぬ熱量には元気が貰える。どうしても万人受けするような作品ではなく、淡々と物語が展開されているから、説明口調な映画と言われればそう。いい意味でも悪い意味でも教科書っぽい作品で、本当の話だからやり過ぎるのも良くないとは思うけど、もっと映画的な演出は欲しかったかな。
投資をする人は一握りな日本に対して、アメリカでは若者でも知識豊富で、しかもSNSやネットを使って簡単にやって見せてるんだからすごい。日本ではこういう騒動が起こることまず無いだろうな〜。もっと人物描写細かくしても良かったように思えるけど、若者をナメるな!富裕層にそう訴えかけるように、次々と株を買っていく彼らを見て、負けてられないなと勇気づけられた。
ゲームストップの月足を見てみよう
奇しくも日経平均が史上最高値更新中というのに、20年近く株をやってていまだ大損こいている自分には夢物語である。株の世界は巨額の資金を動かせるところが強いに決まっているのだが、弱い者たちが連帯してヘッジファンドを潰したというのは実に小気味いい。話は単純なので株式の知識がなくても理解しやすいこともあるが、登場人物や場面の切り替えが多い割に観やすく撮られているのはクレイグ・ギレスピー監督の手腕だろう。
昨年のまじめなフェイブルマンから本来のポール・ダノらしい怪しさのある役どころかと思ってたけど、実はリーマンショックでの就職氷河期を食らった優等生という設定。顔の似てない弟とマッパでトラックを走るのは手の内すべてを晒しているという意味か。イーロン・マスクやAOCの実物映像を出してることに驚きつつ、地味目にメジャー俳優も多数出演していて、前はかなり活躍していたデイン・デハーンが冴えない端役だったのは、IPOでの高値から今は100円割れみたいな感じでやや哀し。
どうでもいいけど、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートやマネー・ショート、バイスなんかと同様、本作のポスタービジュアルは黄色ベースなのだが、金融や政治・経済の実録ものは黄色にするってキマリでもあるのだろうか。
楽しめました。
音楽もよくリズムがよい映画で楽しめました。
事件のほうもある程度は知っていたので想定通りの結末という感じ。
ただ、基本的に株式は証券取引所による相対取引。
板に売りが出てないと買えない。
株を買うシーンに板が出てこないので、誤解する人がいるんじゃないかと思った。
アメリカでは成り行き買いが主流だったとしたらごめんなさいです。
つまりは、証券会社が売買をストップさせても他の証券会社で買いはできるんだよね。
空売りの場合は、どちらかというと空売り側も玉がないと困るので、とか思いました。
うーん😔先進国のご都合主義満載
日経で読んだ記憶は有るが、あまり興味を持てる内容では…
結局はヘッジファンド(大金を動かす巨人)と小口投資家(小口で数を集める)の戦いの話 現代版アメリカンドリームを表現したかったんだろうな〰️なんだが… 銘柄を買う理由も好きだからって…😓説得力が全く コロナの時期に実店舗を続けていたことに関しては魅力的ではあるが…
SNSの影響力とヘッジファンドの意外な一面をみれただけで、だからなに?感が半端ね〰️で終わり🔚
空売りやその他金融派生モンは結局儲ける為に人間が都合良くつくられた商品に過ぎないのである
イイ女に出逢える映画💜
2021年に実際にアメリカで起きたお話。
このテの話には珍しく大金持ちになる人が金融犯罪に手を染めてないという痛快なストーリー✨✨(ヤバい判断してる人はお約束のよぉにもちろん登場するけどwww)
内容自体はネタバレ回避のために触れない。特筆したいのは主人公“キース”の嫁キャロラインとヘッジファンド側“プロトキン”の嫁。
2人ともタイプは違うけどイイ女過ぎるでしょ❤ ❤ ❤
前者は旦那のことを信じて信じて信じ抜く。後者も同じだけど『この人となら苦労を一緒に背負ってもいい』くらいの気概を感じる。
思わぬところでいいもん観た気分🌟
信念の力
熱いね。
主人公のローリング・キティとそれを支える人たちが熱く描かれてんの。
「マネー・ゲームで大儲けするなんて、おかしいだろ」という真っ当な主張で戦ってる。
パンのみにて生きるにあらずだけど、パンがなければ生きられなくて、そこで葛藤があるね。それでみんな迷う。でもローリング・キティの信念の力で押し切る。ダイヤモンドホールドっていう単語の響きもいいね。
みんなパンなんてどうでもいいから、本当に信じることをやりたいんだって思ってるなって思った。やり切るとスッキリするね。
金持ちサイドはひたすら悪く書かれてて、実際に悪い奴なんだろうなという気もするけど、金持ち全部が全部悪いやつではないんだろうな。そこも難しいね。
事実がもうおもしろい
実話を元にした映画ということですが、事実が圧倒的に爽快でおもしろいに尽きます。
株知識はありませんが、難しすぎることはなくまずまず楽しめました。
主人公を軸に置きながら、さまざま立場の登場人物たちの群像劇で物語は進んでいきます。
登場人物の名前やファンド名が把握しづらかったので前情報があるとよかったかもしれません。
コロナ禍で行動制限が多い中という背景なのもあって、人と人が対面して対話するシーンは限定的で、広がりを感じられず坦々と進んでいく印象でした。
終盤の主人公のスピーチにはグッときましたが、あっさりとしたものです。
ストーリーというよりその事実がおもしろく、映画としてはあまり印象に残るものはありませんでした。
邦題はもう少しどうにかならなかったのかなと思います。
未来の小口投資家たちを守った!
難しい単語ややり取りも多く最後まで分からなかった部分も多少あったが、なんとなーくでも流れは分かった。
現実に存在したヴィランを完全に排除した名もなきリアルヒーローたちのお話で感動した!
この前例を作ったのは素晴らしい。
投資の世界を知らずこんな大事件をよく理解していなかったのは勿体なかったなあ。でも、この映画のおかげで大体理解できて嬉しかったです!少なくとも投資の世界では歴史に残る偉業でしたね!
愚かなマネーでは意味わからない
meme株ブームのゲームストップ一連の出来事を実名で描いた映画で完全に事実ベースの話。投資に興味のない人が見ても楽しめないと思います。
ここから前提となる知識ーーー
redditとは日本でいう二葉チャンネルみたいなところで動画や画像の投稿ができる2チャンネルみたいなところ、WallStreetBetsはそのフォーラムの一つ。
ロビンフッドは手数料無料で取引可能な証券会社でmeme株をやる若者のたまり場的なところで、シタデルはロビンフッドがオーダーを見せて報酬を受けていたヘッジファンド。
シタデルは恐らくHFTで利益がでるのでその利益の一部がロビンフッドの運転資金となっていたのだろう。HFTについては「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」を参照。
アメリカでは初心者でもオプション取引を普通にやっている。しかも裸で宝くじ的な買い。(日本の素人のように売りはそこまでじゃないのかな?)コールは買う権利でプットは売る権利。
ちなみにオプションは限月まで持ち込むと自動的に清算される。
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当時は仕手株みたいなもんだろうと思ってあまり興味がなかったが、社会運動的に煽られて上手いことヘッジファンドをやり込めたというのには驚かされた記憶がある。でも恐らく買い方に乗っていた大口もいたんじゃないだろうかとは思うが
仕手戦だと売り方も買い方も本尊が閉じたときが天井となる、登場するmeme衆も半分正解をわかっていたのだが買い方の本尊だけじゃなく売り方の本尊が投げたときも相場の終わりだと認識していれば・・・
一番面白かったところはショートスクイーズと聞いてエロい話だと思ったゲームストップの店長。
dumbとかdumnには「愚か」とか「バカ」の他に「初心者」とか「素人」みたいな意味もあります。まあ結果的に愚かな金ということになるのですが・・・
SNSで連帯した名もなく貧しい個人投資家が大金持ちを翻弄する話
ヘッジファンドとカラ売りの仕組みが良くわかっていないので、今一つ分かりにくいが、個人投資家がスマホ片手に株取引で大金持ちになれたりする世の中になっている事はわかった。実話に基づいていて、コロナの嵐が吹き荒れていた頃はああだったなあというシーンが沢山あった。
名もなき人達の闘い
良いところ
天才だの超能力だのではなく、人が震えながら立ち向かって意思の力で大きなものを動かすのはやはり心に来る
理屈も知識もあるけど最後の最後は感情と言う心の吐露で共感を得られるシーンは静かに深く響く
そういえばコロナ禍の頃に聞いた事件だな、と思ってたけど結果まではしらなかった。中心ではあっても多くの人の代弁者であり、意思の人ではあった。実際のところそれでもヘッジファンドの存在は強大ではあるんだけど無法な支配者ではなくなったのは、健全な変化だと思う。
主人公は天才でも予言者でもなかったが、強い意志の持ち主だしだからこそ人を動かしたと思う。これはあくまで株式投資の場面ではあるけど、名もなき一人が大きなものを動かしたと言う希望に満ちた作品はもっと増えて欲しいと思える。しかも主人公がそれほどカッコよくないし、弱音は吐くし、悩むといかにも市民的。そこがいい。
なんだかんだ言っても「この会社が好きだ」は最高の理由だと思う。
株はどこまで持つものなのか
映画の範囲では小口投資家のひとの方が勝っているように見えるけど、今はどうなのか。
ゲームストップという会社そのものや、その経営陣は見えない。見えないまま遊ばれている感。
本業で稼ぐのと別のところで好き勝手されるのは、事業者は悲しいな。
株で、それこそ金持ちから搾取し続けられるならいいけど、終わりはどこにあるのか。。
マネーゲームを単純に楽しめないなあ。
ワンタップで参戦できる戦い
正直微妙だった。個人投資家がネット配信とプラットフォームでの情報交換を通して大勢の個人投資家と団結し、大口の投資家たちに一泡吹かせる実話に基づくストーリー。
個人投資家として取り上げられている登場人物たちが、普通の看護婦から学生からバリエーションに富んでいて、アメリカでは投資ってすごく日常的で身近なものなのかなと思った。日本との金融リテラシーの違いを感じた。
主人公の弟がいい味出していて、特に好きになったシーンは、「(昔の陸上のレースに関して)ナイキのシューズ履いてたら4分切ってもっといいタイム出せた」って言うところ。憎まれ口を叩き合っててもやっぱり兄弟との思い出は詳しく覚えてるんだなとほっこりした。
主人公が召喚されるシーンは、特に違法なことしてる訳じゃないんだからどんと構えてればいいじゃんと思ってたんだけど、インサイダー取引じゃないことを照明しなきゃいけなかったってことなのかな?
個人投資家たちと大口投資家たちの「対決」がこの映画のメインテーマなんだろうけど、投資家たちのやることは基本的に「ゲームストップの株を(スマホでワンタップで)買う」「じっとホールド」なので、なにかを自分たちでやってる感がうすい。
主人公の奥さんも「彼(主人公)はこれまで努力してきた」って言うんだけど、いやなにを?クリックして株買っただけでしょ?と思ってしまった。株の勉強とかゲームストップの株の分析とかで努力したのかも知れないが、だったらその部分をもう少し詳しく描いてほしかった。
ズルい手を使って至福を肥やす富裕層vs豊かとは言えない市民たち、みたいな構図は昔々からありふれてるけど、この映画では市民側を先導する方法がライブ配信や掲示板であったりと、そのプラットフォームの部分が新しいだけで(空売りが過ぎて市民側の怒りを買うことにはなったけど)、コアな部分に新しい要素は特になくない?というのが正直な感想。でもこれが現実の話に基づいてると思うとこれはなかなかすごいことだよな。
この闘争にはスマホのアプリで誰でも簡単に参戦できるし、特別な能力も体力も要らないから、市民側を煽るのには打ってつけなのかなともちょっと思った。株買ってホールドしてるだけで、「悪者投資家たちをやっつける戦いに参戦してる!」って気持ちを簡単に持てるからこそ、大勢の人を巻き込めたのかも。
映画の内容に直接関係ないけど、今回初めてシネリーブル池袋を利用。なんかお客さんの風貌がみんなコアな映画好きっぽい感があった。ラインナップもTOHOとは一線を画しているし、これからもちょくちょく利用したい。
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