「ウォール街にカウンターパンチをくらわせろ!」ダム・マネー ウォール街を狙え! トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
ウォール街にカウンターパンチをくらわせろ!
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本作はアメリカの「ゲームストップ株騒動」の映画化したもの
個人的には「ゲームストップ株騒動はネット記事で見たが
その背景に「ローリングキティ」というインフルエンサーが
いるというのはまったく知らなかった
本作は2021年ごろの出来事で
まだ、アメリカがコロナ禍のまっただなかにあって
マスクをつけている人も多いし、さらには街中に人が少なくなっている状況だった。
「ローリングキティ」ことキースギルは
ゲームストップ株が上昇すると思って投資をしていたが
ヘッジファンドに空売りされて危ないということを訴えている
ゲームストップ株を買った人たちは
「儲けてやろう」というよりも
「ヘッジファンドに一発くらわす」という意識が強い
コロナ禍も相まって、庶民が爆発している
日本は政府がコロナ禍でオリンピックまでして平気なのに・・・
ゲームストップ株が順調に上昇していくなかで
レディットのスレッドが閉鎖
さらに株取引アプリのロビンフッドで
ゲームストップ株が買えなくなるという異例の事態が起こった
それによって、投資家はパニックになり
関係者たちが公聴会に呼ばれ
キースギルはゲームストップ騒動について証言をするところがクライマックスとなる
本作ではメルビルキャピタルは閉鎖されたが
「ゲームストップ株を勝ってヘッジファンドを倒した」というのとは
ちょっと違う終わり方になっている
余談だがパンフレットを読んでみると
作家・投資家の藤沢数希がゲームストップ騒動で
空売りを仕掛けてやられたと書いていてびっくりした
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