ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価
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E,W&Fの“September”がとっても印象的❣️
舞台は1980年代のNY、孤独なワンちゃんと優しいロボットのメランコリックな友情物語🤖
長編アニメのサイレント(無声映画)って初めて観たかも🐕
E,W&Fの“September”がとっても印象的で、ノスタルジックな気分に浸れる映画でした🎶
ラストのための長い前振り
出会いと別れの縮図
この作品のような経験が大人は勿論、子どもでもあると思うんです。年齢を問わず悲しくなるのは誰でも通る道だからではないでしょうか?
ロボットは動けなくなった後、独りで何度も夢をみます。楽しい夢から始まるものの結末アンハッピーで終わるのは観ていて辛かったです。
ドッグはロボットと別れた後も結局、動物の友達が出来ずに新たなロボット(ティン)を購入するのも悲しかったです。
劇中頻繁に流れる「September」が作品内容にマッチしていました。
小ネタもあります。
・凧揚げのシーンの凧がゲイラカイト
・ドッグが寝室で読んでいる本がペット・セメタリー(スティーブン・キング著)
・ロボットが後半に出会う友達のアライグマの名前がラスカル
まだまだたくさんあるようなので是非映画館で観て見つけてみて下さい。
自然と涙が溢れる、切なくも温かみのある作品
アメリカの作家サラ・バロン原作。擬人化された動物たちが暮らす1980年代のニューヨークが舞台。
この、まさに人種のるつぼの如き街で、孤独に暮らす犬とそこにやってきたロボットが織りなす友情と別れ、彼らのその後を描く。
セリフやナレーションがない中、四季の移り変わりに沿って、登場人物の心の機微が巧みに描かれ、主人公たちに引き込まれていく。切なくも温かみのあるストーリーが心に響き、自然と涙腺が緩む。
ニューヨークらしさ溢れる風景、アメリカンブランドを忠実に表現するなど、若かりし頃憧れたアメリカが、カラフルな映像の中に散りばめられ、軽妙な音楽とともに、ニューヨークを感じる作品。
E,W&FのSeptemberが流れる中、涙を流したい方向け。僕的には、見終わってからも、予告編を見直すだけでうるうるが止まらない。
第96回アカデミー賞長編アニメーション賞ノミネート、第51回アニー賞受賞、第76回カンヌ国際映画祭正式出品など、数々の映画賞を席巻していることもあってか、平日の午前中にして劇場の入りは上々。
with or without you
NY在住のDOGさん、孤独だったのが ロボットを購入し、かけがえの...
NY在住のDOGさん、孤独だったのが
ロボットを購入し、かけがえのない親友になり。
海水浴に出かけたら、錆び付いて動けなくなり、
動かせないままビーチの季節が終わり、離れ離れになり
それでも互いを想う様子。
物語も絵も、極限までシンプルで、わかりやすく。
表情があまりに豊かで、感情が伝わってきて。
人間の物語よりも感情移入して観たように感じます。
あの名曲 Earth, Wind & Fire "September " が、物語が進むにつれ、深い意味を持ってきます。
かつては、アゲアゲ!アップテンポ!な曲としてしか聞いたことが無かったですが
こんなに、もの悲しさを伴った聞こえ方になるのかと、映画みながら涙している自分に驚きました。
DOGさん&ROBOTさんにとっても、NYの街にとっても、9月は明るい意味だけではないですね…。
セリフがないことで伝わる心情
80年代ニューヨークが舞台だとしたらメッツがヤンキースタジアムで試...
EW&FのSeptember!最高
予告編を観て気になった海外のアニメ作品
もしかしたら、ストーリー次第では観ながら泣いてしまうかも思ったけど、悲しさから泣くより心がギュッとなるような切なさが勝った
全編を通して音楽や効果音、ため息などはあるけど、言葉は発しないので、字幕もない作品。シンプソンズやサウスパークのような2Dな絵は海外アニメを強く感じるが、とにかくストーリーが好みな展開で、これは観て良かった。
ワンプレートのグラタンみたいなやつをレンジでチンして、TVを見ながら1人ご飯。DOGの悲哀を感じる。
場内も9割くらい入っていて一部ではパンフレットも完売しているような人気ぶり。パンフレットはロボットの梱包段ボール模様で、ちゃんと作られてる印象
9月
アジアでは日本以外の放映が無理か…
今年414本目(合計1,505本目/今月(2024年11月度)20本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
※ 政治思想論の話がちらほら出ますが、レビューのためであり、それを誰かに押し付けるものではない点は断っておきます。
さて、こちらの映画です。
テアトル梅田(旧シネリーブル梅田)で、いわゆる無声映画が2週続けて(先週はゴンドラ)というのは珍しいかなといったところです。大阪市では専門というほどではないですが、無声映画に活弁士(無声映画のころに声をつけていた職業をいう。今でも古典的な映画に付随する形で伝統芸能としても残る)がつく映画館として多く放映されるところとしては、シネ・ヌーヴォさんが有名ですね。
前の「ゴンドラ」はグルジア(旧ジョージア)という山岳地帯をメインにゴンドラを描く本当に無声映画だったのですが、こちらはやはり無声映画である一方で、一応にもスペインほかヨーロッパ各国の合作扱いですが、70年か80年のアメリカが舞台といったところです。
結論からいうと、ストーリー自体は無声映画であっても理解がしやすいように展開が配慮されていてわかりやすいし、理解に混乱をきたすところは少ないといったところです。ただ「日本基準で見ると」気になる点は幾つも残ります(この点後述)。映画の趣旨としては、ロボットとの友情は成り立つかなど、古典的な論点がメインになりましょうが、それを無声映画という「伝わりにくい形」で挑んでその点についてはほぼ誰でも同じ理解ができるという点においては良かったところです。
採点は以下まで考慮したものです。
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(減点0.2/英語に関して求められる知識が高すぎる)
この映画はセリフすらないので字幕もありませんが、街を散歩するシーンほかいくつかで看板などの日本語訳は出ます。ただ、この点、「ホテル」や「閉店」など、英検でいえば3級レベルの初歩的なところにつきながら、かなりレベルの高い語彙にはつかなかったりとバラバラで英語力勝負になっているのがきついです。
(※) 代表例が pawn shop で、「ポーンショップ」(「ポーン」は、チェスで最弱の駒。将棋でいえば「歩」にあたるコマ)ですが、 pawn には「担保」や「質草」の意味があります。つまりこの店は「質屋」です(映画内では質屋に行くシーンはないが、この店は何度か出てくるだけは何故か何度も出てくる。何屋であろうが関係はないがかなりの方がわかりにくいのでは…)。
(減点0.5/アジア内では日本以外での放映がかなり難しい)
この点は以下に書くところですが、「妙なところで」政治思想の入った映画であり、この点配慮があったのか不明ですが、どう考えてもヘンテコです。
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(減点なし/参考/海外のチャイナタウンと漢字表記)
映画のストーリー内でアメリカのチャイナタウンに行くシーンがあり、そこには「賣店」と書かれています。このお店は要は日本でいえば「売店」なのですが(この店で購入する品物はネタバレ回避)、当然お店なので仕入れが必要ですが、 made in china (中国産)と登場します。そして「賣」は日本では「売」にあたる繁体字です(簡体字ではない)。
このことから2つの解釈ができますが、いずれもヘンテコな理解になります。
(1) チャイナタウンで繁体字が使われるケースそれ自体
これ自体は、第二次世界大戦前に中国から各国への移住者が使用しているケースがあり、それは現在でも同じです(いわゆる「華僑/華人」と呼ばれる方のカテゴリ)。これらの人「どうし」の会話であれば当然繁体字でも通じますが、「中国産」である以上品物は中国(狭い意味での中国)から輸入しているわけで、一方で中国大陸においてのこの字は「卖」であり、異なる漢字字体でのコミュニケーションはかなりの困難を伴います(ある程度の長文であれば、前後関係から類推できることもある。このことは、簡体字や繁体字でかかれたある程度の長文があれば、前後関係から意味を類推できるのと同じ。逆に文字数が少なすぎると類推できない場合が多い。よって、ニュース記事等長文になればなるほど意味を類推しやすくなるといった妙な逆転現象も起きる)。
(2) いわゆる台湾の方のチャイナタウンの場合
何もチャイナタウンは中国本土の方だけが形成したのではなく、戦中戦後に台湾籍の方で作られたチャイナタウンもあります。その場合、「賣店」はその通りです(よって「売」は、日本、台湾・中国の3つで字体が異なる)。しかしそうであれば made in china は「台湾を含む中国」と解釈せざるを得ず、実際に輸出入が絡む国産表示においてはトラブル防止のため国の争いがあっても「実際の地名通りに書く」のがルールなので(日本は国として台湾を認知していないが、一方で台湾料理のお店や台湾アンテナショップ等の品物として産地表示をする場合は「台湾産」かmade in taiwan でないと通らない。このことは貿易に関する条約に絡みますので各国共通)、china に taiwan を含めて解釈しないと変な状況になりますが、それこそ政治思想を押し付ける行為です。
ただ、映画の監督や多くの方は、おそらく「中国・台湾の領土問頼」や「国としての認知問題」は知っていても、「チャイナタウン」を表現するためにそう出してしまったのだと考えるのが妥当であり(この映画でそのような理解まで監督やスタッフ他に求めていたらとてもではないが求められる量が多すぎて無理)、「結果的に」何がどうなってるのか(多分、日本では気が付かないか、気が付いても「あの問題か」で済むでしょうが、中国台湾はもちろん、依存関係が高い韓国やシンガポール他ではいろいろ圧力がかかりそう)察する必要があり、この映画は「そういう意味で」変な部分に踏み込んでいる点は誤解がないようにしてほしかったです(どういう解釈をしてもこの部分はおかしくなる)。
セプテンバーで泣くとは
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