「ボート借りて海から救助に行けなかったのかなぁ」ロボット・ドリームズ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
ボート借りて海から救助に行けなかったのかなぁ
ニューヨークで暮らす孤独な犬は自分の友人が欲しくてテレビで観たロボットを注文し、組み立て、そのロボットと一緒に色々な所に行き、友情を深めていた。夏になり、犬とロボットは海水浴へ出かけたが、海水に浸かったロボットが錆びついて動けなくなってしまった。ロボットを持ち帰ろうとするが重くて運べず、日を改め、工具を持って行き修理しようとする犬だったが、海水浴場はシーズンが終わり閉鎖されてしまい、来年の6月1日の海開き迄入ることが出来なくなった。ロボットを置いたまま犬とロボットは離ればなれになってしまい、ハロウィンが過ぎ、冬が来て雪が降り、春になり・・・さてどうなる、という話。
セリフ無しで擬人化した動物の住むニューヨークで、孤独な犬が寂しさを紛らわそうとロボットを購入するのだが、ストーリーは単純だからセリフは無くてもわかる。
穴の空いたボートで沖から来た奴らみたいに、陸側から海岸に入れてもらえないのなら、ボートを借りて海から救助に行けばよかったのにね。
海開き前に鉄クズ集めに見つけられ、売り飛ばされた時は絶望的に悲しかった。どこから来たのか、陸側からあの海岸に行ける人(動物)も居るんだ、とは思ったが。
その後、アライグマが買い取って修理してくれて良かった。
でも、その時には犬はもう新しいロボットを買ってたんだよね。
そこも悲しかったかな。
ずっと流れてた、アースウィンドアンドファイヤーのSeptember、いい曲だなぁ。懐かしかった。
りあのさんも母と同じタイプの方なのでしょうか。
わたしには全然「おもしろいことを言う」とは思えませんでした。
親に練習台と断言されてそう扱われるほうはどんな気持ちがすると思いますか?
親としてそう思ったとしても自分の心に秘めて口外しないくらいの分別と自制心があるのが人間と思います。最低限、本人に知られないようにするのでは。
自分の子供は複数いますが全員自分より大事なくらいで全員が無事に育つように願いながら育てたので、私は人間として母の思考が理解できません。
そーなんですよね、必死で考えれば何かできそうなのに。。
アースウィンドアンドファイヤーのSeptember、良かったです。
この曲とツインタワーが健在なのが意図して印象的に描かれていたようで、外国人であるパブロ・ベルヘル監督が「9.11」をアメリカ(とニューヨーク)の象徴のように使った気がしました。