「すべてのヒトに」ロボット・ドリームズ mugirinさんの映画レビュー(感想・評価)
すべてのヒトに
舞台は1980年代のニューヨーク。
何も知らずに見たので、あとから、なるほどなぁと想うところ多々あり。
なぜなら、今ならSNSだって、YouTubeだってあるのだから、不便だからせつないシーンが胸をよぎる。
3匹の鳥が巣立つ当たりから、だだ涙。
見終わってから、これはビジュアルが人間じゃないから、こんなにも暖かい気持ちで見れたのかなと思う。
1人が寂しいことも、スキー場での意地悪なシーンも、ダックさんとのコトも、生きていればふつーによくあること。
これは人生そのもののお話。
なのに、ビジュアルが人間でないというだけで、こんなにも、すうッと素直に観ていられた。実にうまい作品。セリフが無い分、音楽も素晴らしい。世界中のヒトに観てほしい。
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