劇場公開日 2024年11月8日

ロボット・ドリームズのレビュー・感想・評価

全258件中、1~20件目を表示

4.0ノスタルジーを誘う、ロボットと犬の友情物語

2024年11月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

海外アニメ映画は、おもにディズニーやピクサーしか見たことはなかったので、スペイン・フランス合作映画ということで、今回は興味津々でこちらの映画をチョイス!

無声映画に近く、はじめは少し戸惑いましたが、だんだん映画の世界に引き込まれていくうちに、余分な音はいらないとさえ思えてきました🙄

セリフがない分、キャラクターの表情や擬音により敏感になります。犬やロボットの表情に一喜一憂しながら、この先どうなるのか予想しながら観ていくと、なんとラストは?!
若干、思った展開と違いましたが、これはこれでありなのかとも思いました。

今年見観た映画の中で、一番優しくてちょっぴり切ない映画だったかもしれません。

日頃の忙しさに、疲れ切っているあなたにオススメ🧐
どこかノスタルジーを誘う

この冬一番優しい物語

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ななやお

4.5日本人にとって馴染みやすい題材

2024年12月29日
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鑑賞方法:映画館

ノスタルジックな雰囲気なんだけど、これからの未来に向けて重要な何かを描いたかもしれない。人間の孤独化は進んでいるし、ロボット工学やAI技術は発展していく。これからの人間は、ロボットとの共存という可能性を本気で考えないといけないかもしれない。日本国内で意外なヒットとなっているが、「ドラえもん」を見て育った国民的には、他人事ではないテーマという感じがする。
不意にビーチが閉鎖されて、突然の別れとなってしまう犬とロボットだが、どちらも不思議な巡り合わせで大切な人と出会う。あの別れがなかったら、この出会いもなかったかもしれないと思うと、2人にとって何が幸いなのか。
人生はそういう別れと出会いの連続で、そんな当たり前のことが犬とロボットでカリカチュアされた結果、すごく新鮮なものとして浮かび上がってくる。
観ていて、「昔の友達どうしてるかな」みたいなことを思わせる作品なのだ。数年来連絡のとってない友人に連絡したくなる作品だ。

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杉本穂高

3.0ハワイから帰国時に鑑賞

2025年3月9日
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鑑賞方法:VOD

ハワイから帰国時に鑑賞

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tMovie

3.0ストーリー

Kさん
2025年3月7日
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K

3.5心が揺さぶられる出会いと別れ

2025年3月5日
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苦大

3.5映像は良いんだけどなぁ

2025年3月4日
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楽しい

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クロイワツクツク

3.5ドッグ、お前説教な!

2025年3月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

うわぁー、いいねコレ
たまんないよ

孤独なドッグが友達ロボットと出会い、そして別れるだけのお話。なのに凄く豊潤なドラマが溢れてますやん。

まずオープニングのドッグの孤独描写が良いやね。

対戦テレビゲームを慣れた手つきで一人でプレイするドッグ。ゲームを終えて消したテレビの画面に映る自分のわびしいツラにうんざりしてまたテレビを点けるドッグ。

おいドッグ、お前は俺か!身に覚えがありすぎるぞ!!
そりゃ、通販で友達ロボットも購入するよ。

ロボットがやって来てから打って変わっての楽しい日々の描写も好き。一緒に散歩に行く、ローラースケートを滑る、ボートに乗る、なんて事ないことばかりなのに凄く楽しそうに見える。やっぱりアニメーションは動きに溢れてて画面が賑やかじゃなきゃ!

舞台が80年代のニューヨークなのもナイス。雑多で活気に溢れエネルギッシュ。一見何をしている人か分からない胡散臭くも個性的な人達が沢山いて、一歩路地に入れば怖い場所もありそうな…。
そんな、昔映画で観た俺の好きなニューヨークじゃないですかこれ!

脇のキャラも味があってイイ
スポーティーなダックや意地悪アリクイ。廃品置場の乱暴なワニの親父と頭悪そうな息子(あいつのクソガキ感はハンパなかったな笑)

ドッグとロボットが離ればなれになってからの展開に彼(彼女)等が彩りを加えてたんだな~。

また曲使いも良く、観賞後「今年は疎遠になってた友人に年賀状を送ってみようかな?」と思えるくらいに劇中流れるアースウインド&ファイヤーのセプテンバーが沁みたりと称賛づくしの本作なんですが……。

ドッグ、お前にはいろいろ言いたいことあるぞ!そもそも防サビ処置しとけよとか、その後の行動とかにも。ちょっと説教するからこっち来て座れこの犬!
だいたい、お前はロボットの気持ちをだなぁ…クドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクド

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自分BOX

4.5何のメタファーかは観る人次第。

2025年3月2日
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鑑賞方法:映画館

人生だなぁ…としみじみしてしまった。
セリフが無いけれど、アニメーションだけで全て伝わる表現もすごいし、老若男女誰でも楽しめる作品ではあるけれど、大人ほど染みそう。
ララランドとかパストライブスを思い出すというのも分かる。

でも「ロボットを購入する」という点にモヤモヤする人がいるのというのも分からなくはない。

私は友情や恋愛という見方で観てしまっていたけれど、よくよく考えると、ロボットは所有者・保護者を選べないから、ペットと飼い主とか、親子の関係にも重ねられるし、そう思って観ると印象も大分変わってくる。

観る人によっていろんな見方ができるのも味わい深い。

また、個人的にはラピュタのロボット兵を意識してるのかなと感じるシーンもあったり、80年代の懐かしさが詰め込まれていたり、音楽の素晴らしさを改めて感じたり、何回でも観たくなるような作品だった。

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るか吉

5.0全編セリフなしで紡がれる、犬とロボットの友情物語。もうこれからは、Septemberを涙なしでは聴けなくなるかも。

2025年3月1日
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泣ける

楽しい

幸せ

孤独なドッグが、友達ロボットを手にいれ、仲良くなっていきます。
ところが、海水浴の後、ロボットは錆び付いて動かなくなり、海水浴場も次のシーズンまで閉鎖となってしまいます。
「立入禁止」の表示を無視して強行突破を図り、追い返されたり、逮捕されたり。「友達が閉じこめられてる!」と説明すれば何とかなりそうなのですが. . .。

全くセリフのないことが、ここで活きてくるんですね。

ロボットの元で鳥の雛が育ち、飛び立って行くところも、見所のひとつです。一羽、上手く飛べない雛にロボットが飛び方を教えるシーン、よかったです。

終盤、思わぬ形でドッグとロボットが再開を果たすのですが、ここで使われるアース・ウインド&ファイアーのSeptemberが効いてます!

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ぴのこねこ

2.0途中で寝た

2025年2月27日
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寝られる

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慈

4.0Do you remember?

2025年2月26日
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泣ける

悲しい

幸せ

アニメは滅多に見ないし、台詞がないので寝てしまうかどうか不安だったが、大丈夫だった。むしろ、下手な日本語吹替で特有のわざとらしい感がないのが却って良かったかもしれない。いろいろアメリカンノスタルジーが醸し出されているのも悪くない。ここでの3つのRは、リユース・リメイク、そして、Remember。共に歩いていくことはないだろうが、出会いを忘れずに生きていきたいものだ。犬はアライグマに回収したロボットの足を献上してあげなさい!

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印刷局員

5.0いい思い出が胸から離れないのは

2025年2月26日
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泣ける

楽しい

幸せ

正直覚悟はしていたが、爆泣きである。
越えることはなかろうと思っていた「ニューシネマパラダイス」と肩を並べた。

セリフのない本編において画面からの情報と音楽が重要だ。
質の異なる二つが掛け合わさった時かもしだされる第三のメッセージがとにかくニクイ。
この妙をどっぷり満喫するがひとつ。

ストーリーは単純だ。
ただ単純だからこそ先が読めなかった。
まるで綱渡り、いつ足元をすくわれ何が起きるか分からないスリルがあった。
このシンプルな構造をしかしながらそうもヒヤヒヤさせる演出が秀逸過ぎた。
これら悪魔の技巧をがっつり満喫するもひとつ。

あいまったラストがたまらなく切なくもハッピー満開でヤラレタ。
犬もロボットも、アニメだからのキャラクターととらえるは前提として、人でないからこそ記号であり、あらゆる世代、性別、立場に当てはめてみることができると思う。
ならばこの作品は世界中の、どうしようもない別れを経験した人や、そのさなかに戸惑う人へとてつもないパワーと優しさを与える作品だと思えてならない。

死別も離婚も、数ある恋愛の終わりも、家族かもしれず、まったくの他人同士の出会いと別れかもしれず、男女だろうとなんだろうと。あなたは幸せになっていいし、それは望まれていて、いい思い出が胸から離れないのは罪でも何でもなく、いい思い出こそ大事にしていいのだと。

受け入れた犬の軽快なダンスが最高だった。

マイナスになりかねない記憶をそれでも素敵な思い出として残しておける。そんな可能性を示してくれるような作品だった。

いや、人はそんなこんなを重ねて大人になってゆくんやで。

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N.river

0.5純愛かと思ったらNTRだった

2025年2月25日
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単純

寝られる

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JSボーリング

4.5あの夏、いちばん静かな海。in NY?

2025年2月24日
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予想を裏切られる展開。
見終わった後のカタルシス。

既成曲ソウルミュージックとオリジナル曲ジャズの邂逅。洋楽好きにはたまりません。

一見サウスパークみたいなルックスのビジュアルに
いつの間にか没入している自分がいた。
音響が細かい。
臨場感半端なく!

ペットと飼い主のドラマとして見る人もいるだろう。
恋人のラブストーリーとして感じ入る人もいるだろう。
間口がとにかく広くて、セリフが無いことが気にならない。
音楽がすべて。音楽が生命。
人間が出てこないのに、人生の喜び悲しみがしっかり描かれている。

まるまる80'sのNYの世界なのに、スペイン映画だって!
どうなってんだこれは。

生涯忘れ得ぬ名作になりました。

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青樹礼門

3.5セプテンバー

2025年2月20日
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鑑賞方法:映画館

ロボットが男か女かは分かりませんが、完全に恋愛映画でした。
ララランドや、古くは柴門ふみの同級生を思い出しました。お互い想い合っていても結ばれない恋も有りますよね。
最後のセプテンバーで踊るシーンは珠玉の出来でした。

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やまぼうし

4.0食品に含まれる塩分を気にしないタイプ

2025年2月18日
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泣ける

楽しい

幸せ

アニメ映画。ゆるい絵柄と侮ってはいけない。
キャラは人間ではなく、さらに台詞も無いが、人間味のあふれる良作である。

良い点
・曲
・感動的
・視聴者の気持ちが意識されている

悪い点
・途中やや冗長さもある

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猪古都

4.0Septemberが切ない曲に聞こえた

2025年2月17日
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泣ける

楽しい

幸せ

セリフ一切無し。BGMと擬音だけでストーリーが進んで行く。
このロボットに性別は無いんだけど、ロボットはどんどん学習していくから、映画「Her」みたいにAIとの関係に近いよね。

置き去りにされるシチュエーションにアイデアは必要だけど、人間に置き換えても成立するストーリー。
いや、そもそも人間同士のストーリーを動物とロボットに置き換えたのか。

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キブン

3.5ちょっと切ない終わり方なのは良かった。

2025年2月14日
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ちょっと切ない終わり方なのは良かった。

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Mr. Planty

4.5季節は巡れど、変わらないもの。

2025年2月11日
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泣ける

悲しい

萌える

ニューヨークに1人で暮らすドッグは、ある夜通販番組で友達ロボットの存在を知り、購入する。
後日、届いたロボットを組み立て、街に繰り出す2人。
たくさんの思い出を作った2人だったが、ビーチで電池切れになってしまうロボット。
その日は救出を諦めて帰宅したドッグだったが、翌日再び訪れるとビーチは閉鎖しており……

なんて優しいんだ、この映画は。
そして、優しいと同時に残酷。
ロボットとドッグの可愛いビジュアルに反して、理不尽な展開が続く。
ラストのあの選択は最大の愛なんだろうね。
切ないよ……

最高の音楽映画。
『September』は言うまでもなく、街に散りばめられた音楽たちは、時に楽しく時に悲しく物語を彩る。
でもやっぱり『September』。
この映画のための曲なんじゃないかと思うほど最高にマッチしていた。

ストーリーはシンプルでセリフはない。
だからこそ、大事なことがたくさん詰まっている気がした。
普段は心の棚に置いておいて、外出時にはキーホルダーみたいに持ち歩きたい、そんな素敵な作品。

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唐揚げ

3.0お涙頂戴

2025年2月10日
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単純

幸せ

演出・選曲など、すべてコテコテのベタベタ。
厚化粧。てんこ盛り。
既視感。お約束。あるある。教科書どおり。

感動の安売り。安っぽい感動。一般ウケ。
こんなので感動する社会の文化的・精神的レベルを憂う・嘆く。

美術的には見応えあり。

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野球場からバーレーン