「岡田将生は堪能できます」ゴールド・ボーイ かつのじょうさんの映画レビュー(感想・評価)
岡田将生は堪能できます
原作小説は未読ですが、「告白」「ドライブ・マイ・カー」で垣間見た岡田将生のサイコパスの顔が見れるのではと期待して観に行きました。公開してまだ3週間くらいなのに上映回数が1日1回とはあまりな仕打ち。早起きして8時40分の回に行きました。
期待は報われ、美しきサイコパスの表情豹変を存分に堪能でき目福で満足です。
でも物語の方は、最初は面白かったのですが、何というかいろいろ盛り込みすぎで、沖縄を舞台にしたとしてもあまりに日本らしくなくて現実味がなく、「最後のデート」でマーラーが流れたあたりで完全に醒めてしまって残念でした。子役の演技の評判がいいですが、岡田将生と黒木華の迫力の前には普通な感じでした。
日本以外を舞台にした方が頭が納得したかもと思いました。
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