「語れば語る程にボロは出る」ゴールド・ボーイ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
語れば語る程にボロは出る
リゾート企業会長である義両親を崖から突き落として殺した男と、偶然その姿を撮影し男に金銭を要求する中学生達の話。
いきなり崖上での事件、そして時間が戻り朝陽の終業式の日と続き、昔近所に住んでいた友達が同い年の血の繋がらない妹と共にやって来て、父親を刺したと言い出して始まって行くストーリー。
東昇の嫁や遺産の話しだけでもドロドロなのに、朝陽の両親と自殺した同級生との関係、浩と夏月の家族の過去や現在のドロドロ、そして東と中学生達のドロドロと、ちょっと詰め込み過ぎじゃないですか(´・ω・`)
序盤は中学生の話しにノッたフリかと思いきや、あれ東昇大したことない?
そして頭が良いとされる朝陽もそんなもの?
もしかしたら朝陽はそれも演じてたのか?ともとれるけど。
設定にも展開にも御都合主義が満載ではあるものの、こういう黒さはなかなか好みだし、それがちゃんと終盤までずっと増して行くのもなかなかですね。
ということで、ラストが偶々だったのはちょっとだけ物足りなくも感じたけれど胸くそ悪さが面白かった。
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トミーさんのコメント
2024年3月14日
共感ありがとうございます。
沖縄の葬式関係って変わってますね。通夜ぶるまい?を墓前でやる、お金? お札?みたいなのに火を点ける、中国の原作でもああいうシーン有るんですかね。
BAMBiさんのコメント
2024年3月9日
共感ありがとうございます😊
相手が中学生だったので“リアルさ”のバランスが難しい所ですよね。
でも絶妙な加減と思いました。
一番賢かったのはあの女の子だったのかなあ(切ない😢)……とか考えてました〜