「妄想と願望の狭間で」異人たち bionさんの映画レビュー(感想・評価)
妄想と願望の狭間で
幻想と現実の区別がつかないというよりは、妄想と願望の世界をひたすら彷徨っている。
ドラッグでトリップしたら、この話は台無しでしょ。混濁した意識の中で見た夢ってことにならない?
なかなかハードな結末をFrankie Goes To Hollywoodの『The Power Of Love』で締めくくるモンだからんだから、それなりの作品観たぞって錯覚を覚える。この結末ありきでシナリオを書いたんじゃないかなぁ。
睡魔とトリップ感を体感できる作品でございます。
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ゆ~きちさんのコメント
2024年4月21日
カナダにもドラッグユーザー多くて、こちらのホームレスはほとんどドラッグでキメた白人ばかりです。
恥の文化志向の日本人の情緒のおかげで、勤勉で親孝行な芸術が生まれやすいんでしょうか。
NOBUさんのコメント
2024年4月21日
今晩は
真夜中にスイマセン。(余りに暑いので、覚醒してしまいました。)
私は今作をアンドリュー・ヘイが監督をすると知った時点で(&キャスティング)を知った時点で「Weekennd」に近似した作品になるだろうなと思いました。
死の香りが漂う中での、甘美的且つ郷愁に満ちた映画だと思いました。傑作邦画オリジナルと比べるよりはアンドリュー・ヘイの持ち味を生かした映画だと思いました。
公開館が少ないようですが、静的トーンの映画が好きで、且つ情緒的な映画が好きな方には響く映画だと思いました。では。返信不要です。