「何かに"苛まれてきた"異人たちの奇妙な物語」異人たち てつさんの映画レビュー(感想・評価)
何かに"苛まれてきた"異人たちの奇妙な物語
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今年観た映画の中で一番涙してしまった映画。
脚本家でゲイである主人公が自分の生まれ育った家に行くと、そこには何故か幼い頃に死んだはずの両親がいて、何十年か越しの会話を交わし、伝えることのできなかった思いを互いに伝えるという話。
また、主人公と同じマンションに住む謎の青年とも恋愛関係になり、そちらも同時並行で親睦を深めていくという寸法。
設定や疑問のすべてが回収されることはなかったが、家族で過ごすファミリーレストランのシーンは脳裏に焼きついて離れない。
何かに"苛まれてきた"この異人たちの奇妙な物語を映画館で鑑賞することができて、本当に良かった。
また鑑賞したいと思う名作。
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