「思い出の回収。」異人たち SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
思い出の回収。
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12歳になる前に両親を交通事故で亡くした脚本家でゲイな40歳アダムの話。
子供の頃の思い出の物を自宅部屋の奥から取り出し…、両親と過ごした家を思い出す、その地へ足を運び当時住んでた家に行くと12歳前の頃の記憶のままの両親が家に…、同時期に同じマンションに住む同じく同性が好きなハリーと出会い幸せな日々だと思ったが…。
不慮の事故で大事な家族を亡くすって悲しいけど現実でもありで、そんな時残された方の思い、気持ちって悪い夢であってほしい、寝て起きたら本人は生きているんではないかと都合よく考えてしまったりと…、本作はそんな11歳の頃に両親を亡くしたアダムが両親と再会できる素敵な話。
11歳で止まってしまった両親との思い出、空白29年分の思い出は作れないけれど、過去にあった話から最近の近況話で過ごす時間は何か素敵で、観てて自然と涙が込み上げてきた。
ハリーを両親に会わせようと連れてった真っ暗な家のシーンはちょっと怖かったかな(笑)
短い期間だったけど家族で過ごすシーンはとても素敵でした。
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NOBUさんのコメント
2024年4月20日
おはようございます。
コメント有難うございます。
名作オリジナルを、アンドリュー・ヘイ監督がアレンジメントするというので、楽しみにしていましたが、主人公をクイアに設定したり80年代ポップソング(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの”The Power of Love)や、ペット・ショップ・ボーイズの”Always On My Mind")の使い方は象徴的でした。)とのギャップは良かったですね。では。