「肝心なところが残念」異人たち カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
肝心なところが残念
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オリジナルは数十年前に一度テレビで視聴しただけなので細かいところは全く覚えていないが、なぜあのタイミングで両親が主人公の前に現れたのか?というこの物語の大きな骨格になる部分が説明されていないというか、そこが全く関係ないストーリーにしてしまったため、ただ寂しかった男が亡霊に慰められるという「だから?」っていうお話になってしまったように思う。
イギリスのノスタルジックな部分が日本人には伝わりにくかったのも残念だった。
レコードから流れる音楽や子供の頃に持っていたノートかチラシみたいなのとか、我々が知っているものだったらもう少し違ったのかもなどと思いながら観ていた。
試写会だったからか話に抑揚が無かったからか、途中で飽きた?真後ろの人はカバンの中を何度もガサゴソし始め、両サイドのサラリーマン風の人達は爆睡。
右隣のお兄ちゃんの頭が自分の肩の上に乗っかってしまったが、お話がお話なので少し気持ち悪くなってしまった。
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