若き見知らぬ者たちのレビュー・感想・評価
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これは無理があった
社会の中でセーフティネットからこぼれ落ちてしまって、どうしようもない兄弟。2人とも自分は悪くないし,一生懸命真面目に生きてる。それでも貧困から抜けられない。
映画で伝えたかったことが全く見えず、ただ不幸で救いもない。要介護認定など受ければ補助もあるだろうに,看護師の彼女がついていながら,そう言う気配もない。
おまけに、閉店の店に乱入した酔っ払いに怪我させられるお酒飲まされ挙句に警官に暴力振るわれ死んじゃうとか、法治国家の映画じゃない。ちょっと店を調べればわかるのに、誰も訴えない。友人が唯一頑張ったけど、納得できるような対応じゃない。悪徳警官,罪の意識に苛まれるより、自分の不幸を憂いているようで,最低。
とにかく,不幸を描くにしても説得力無しでした。
評価低いのわかるな
現実はこんなもんさ、と言いたいのだろうか?
父が警察官みたいだったらしいけど、
借金を重ね母麻美になじられるシーンが何回かあり、
拳銃自殺してしまうらしい。
その借金を返す為兄彩人は建築現場とスナックの掛け持ち
弟壮介も格闘技の傍ら借金を返す生活。
❓なぜ父は自殺するほどの借金をしたのか❓
母麻美は兄弟2人が中学生ぐらいの時は、
言葉も喋り普通だった。
兄弟が30歳前後の今、わけわからなくなっている。
難病? 何という病気❓
スーパーに行けば品物を持って帰るかその場で食べる。
彩人が先にお金を渡して謝る。何度もあるからだろう。
ワゴンみたいな陳列棚を倒して客にケガさせそうな時も。
畑の作物をメチャクチャにもする。彩人は土下座。
泥だらけの服を脱がずそのままベッドに入る。
家でもキッチンの水を出しっ放しにするわ、
あるだけの卵を出して割って黒焦げの卵焼き作り、
流しも床も無茶苦茶。
母はいつからこんな様子になってしまったのか❓
大和の㊗️結婚パーティー🎉の日、
なぜ店のドアを閉店らしく閉めておかなかったんだ?
たちの悪い酔客にガラスのコップで頭を殴られて
破片や血🩸が付いていた地面、誰も調べないんだ?
松浦や瀬戸という警察官は、
なぜ彩人以外の3人も連行しないのだ。
彩人にだけ何故手錠をかけるんだ。
大和たちへの説明の際、
彩人を殴りつけたヤツたちと対面しているのに、
出会ってないように隠蔽する警官2人。 なぜ❓
彩人は誰に花束をプレゼントしたのだろう?
意図的なのか、しかし想像するには無理がある。
ならば、皆中途半端である。
暴力行為
自殺した元警官の父の借金をかかえ、精神を病む母を抱える気の毒な兄弟、不運ながら家族のために昼夜頑張って働く兄が3人の酔客と非道な警官の暴力で死亡、弟は格闘技の選手でもあり終盤は格闘戦、理不尽な暴力とスポーツとしての暴力の対比なのだろうか、ラストシーンで悪徳警官が銃殺されるのでやっぱり弟の復讐劇かと思ったら警官の妄想だったらしい。
見知らぬとは観客目線なのか?、主人公兄弟や友人、恋人達は分かるので「若き見知らぬ者たち」とは暴力を振るった酔客たちのことだったのかしら・・。
兎に角、ダラダラと2時間も不幸の様を描くので観ていて辛いし、何が言いたい映画なのか、困惑しか残りませんでした。
見る観客のカタルシス
色んな意味ですごい作品でした。いつもながら磯村さんの作品にハズレなしです。ただネタバレにはなりますが海外作品ならだいたい最後に犯人捕まってスカッと終わるシナリオだと思いますが本作は最後だけはモヤモヤで不完全燃焼です。死んだ後な友達が店に行ってカウンターで「我が良き友よ」をカラオケで歌うのですが頭良さそうなのに犯行現場に気付かない。弟もまさに頭を投打されて血がポタポタ流れたのにその後にも気付かず掃除してる、指紋とか吸い殻とかいろいろ証拠あるのに。悪徳警官の悪行が明らかにもならずに終わる。あの二つのシーンはモヤモヤするだけで何の意味が?全てが不完全燃焼すぎました。
主役が途中で!
途中まではヤングケアラー的なのかと思っていたら、そうかー主役が途中で死んでしまった。何か権力ばかり振り翳してロクデモナイ奴いますよね。いつもの明るく元気な岸井ゆきのさんかと思うとちょっとドキドキでした。磯村勇人さんも珍しい冴えない難しい役でしたね。柏で佐々木インマイマインと2本続けて拝見致しました。内山作品2本続けて拝見致しました。
よくわからかった
感情の動きを描くのが上手だと思った。また、情報の出し方が最初の方は見せ方としては上手いなと思ったけど、話がいくら進んでも主人公がなぜ母親を一人で診る事に拘っているのか、スナックを手放さないのかがわからなかった。一人で無理をして、周りにあんなにも仲間や恋人がいるのに独りよがりなままなのは何故なのか。不幸な自分に陶酔しているナルシシズムを感じた。彼が死に、兄弟がリングという正規の場で戦いに勝つ。理屈や雰囲気としてはわかるけど、あんまり物語として繋がってない気がした。
また、主人公の死のエピソード、警察とのやり取りもノイズとなった。友達や兄弟がスナックに行った時におかしいと思わないのか?歌をうたっている場合か?いや、心情はわかる。親友の死に呆然としているのだろう。でもさ、ビールを出した足元血だらけだよ?吉田拓郎歌ってる場合じゃないんだよ。警察も後悔している雰囲気だけ示されて、ただそれだけ。
若者の行き場のなさを描いているのかもしれないけど、もう少しその世界の有り様がわかれば良かった。
強さが描きたかったと言うけど
主人公が弱くて良かった。それに伴う強さが耐えの一辺倒だったのが残念。警察も悪すぎる割にはエピソード薄い。
前半が良かっただけに、退場が勿体無かったなぁ。畳み方が分からないなら、もう少し短くすっきりさせてほしかった。
役者は良かった。
演技と画は素晴らしかったですが映画としては嫌いですね
お話が、、、、、
何が言いたいか分かりませんでした
興味を持てませんでした
つまらないです、私には合いませんでした
『とにかくリアリティ不足で萎えるし、カタルシスも無いからしんどいだけ』
若者の貧困、介護問題がテーマでした?、辛い事が目白押しで後半に有りはずのカタルシスを期待してましたが有りませんでした、用意してあったのだったとしたら客が気づかないのであればダメでしょう
辛いシーンもリアリティが足りないので、『そんなバカな』と映画に乗れずに冷めてしまいました
お話がリアリティない方向でいくのであれば、格闘技のリアルな撮り方は矛盾してるし、ファンタジーで行ってほしかった
し
長年格闘技観てるんですけども
格闘技シーンはなんだろう観てて残念だった
タイトルマッチの筈がレベル低いというか、、、
あんまリアリティが無かったです
俳優陣の演技は本当に素晴らしいと思いました
スオミの映画と被りますが、本が悪いと俳優陣の演技に目がいくよねって思いました
ジャンプショットとか、長回しでの時間操作など多様な画造りはとても興味を引く作りでしたし、嫌いではなかったです
次回作は一応観てみたいと思います
?????
だめだー
警察官の行動の意味が解らない…
30代ぐらいの若者たち、それぞれのモヤモヤや日常を描きたかったの?
あの若い警察官もそのひとつ?
頭から血流している人、スルーなん?
どんだけ治安悪いねん。
防犯カメラは?
スナックに血溜まりあったら事件でしょ!
いやー、脚本がないわー。
いつの時代やねんっ!!
若者の何を伝えたかったのでしょうか?
ストーリーに???が多すぎるわー。
良い俳優勢揃いなのに、もったいないなー。
無題
脚本グッド
胸痛くなるから鑑賞注意⚠️
現在までの出来事、事の経緯がフラッシュバックしつつ
現在でもなお問題が次々にやってくる
どんな過去を持っていたって問題課題を荒れることなくこなす兄弟
それを支える周りの人間
追い討ちをかける警察の対応
鑑賞後は空しさがありつつ
彼女の光、弟の光が見れて少し希望を持ちつつ
劇場を後にしました
途中の後頭部の演出は思わず喜んでしまったが
非現実だった
彼はずっと苛まれることを期待
おすすめしません。
陰々滅々たる気分になる。
監督は何か警察に恨みでもあるのだろうか。警察に対する嫌悪感を煽るような内容になっている。
一見、社会派だが、実はきちんと取材などしてないのではないか。
俳優さんたちが頑張っておられたので、かろうじてこの点数。
この世のあらゆる暴力
実際にあった事がモチーフ。
一人の男性が生きてきた証を商業的な
今にぶつけ、投げ掛けてきた。
母親の重い鬱病、警察の軽い言動。
鍵の掛かってないお店に散乱した
グラスや血痕が残ってるのに、何もしない
何も感じない人々。どこか優しいようで
無責任。モヤモヤ感がヒートアップしていく。
理不尽に重なる負の連鎖。
そこにのし掛かるヤングケアラーと借金。
辛くて重い。
あの銃弾が頭に突き刺さる日々を過ごして
いたんだね。滝藤賢一さんが事故現場に
手を合わして、一瞬撃たれるかもの脳裏シーン。
いつかは撃たれるかも知れない深層心理。
色んな事を隠蔽してるはず。
若い警官が『人なんて曖昧て不確かなものです』
の言葉に対して染谷奨太さんが『だから信じるんですよ』の返信が人の根本的な根っこ。
そこが無くなったら終わり。
この世のあらゆる暴力から自分の範囲を守る
が信念だが、這い上がろとしても落ちて行く
苦しさ。真っ暗。
個人だからそうなのか、社会の一部なのに
見えない底辺だからなのか……。
見て見ぬふりの世の中に重いストレートな
映画でした。
個々の題材のリアリティは?
(完全ネタバレなので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
主人公・風間彩人(磯村勇斗さん)の母親・風間麻美(霧島れいかさん)が、精神的におかしくなったままで家族が翻弄されている映画の中盤辺りまでは、一般からは見え辛い厳しい環境を描いている重要な作品だと思われていました。
しかし、主人公・風間彩人が、彼が働くカラオケバーにやって来た男3人組が風間彩人を暴行し路上に連れ出し、頭を殴られ出血しているのに、その後にやって来た警察官の松浦(滝藤賢一さん)と瀬戸(東龍之介さん)に過去の職質の因縁から半ば放置され、警察に連行される過程で脈が弱まり、病院で死んでしまった場面を見て、正直個人的には何なんだこれは?と思われてしまいました。
なぜなら、余りにも男3人組の因縁のつけ方が映画にとって都合が良く作為的で、加えて例え警察に問題があろうとも警察官が負傷者の救護活動を真っ先に行わないのは余りにもリアリティが欠けていると思われたからです。
すると、この時点のリアリティの無さは、映画全体の振り返ってのリアリティへの信頼度を低下させたと思われます。
ところで今作の映画『若き見知らぬ者たち』は、以下の4つの重要な要素が含まれていたと思われます。
1.精神障害を持った家族の、永遠に続く介護負担の問題
2.警察不祥事に関する問題
3.格闘技の話
4.カラオケバーの経営の話
特に、2の警察不祥事に関する問題は、主人公・風間彩人や格闘家の弟・風間壮平(福山翔大さん)の友人にも警察官・治虫(伊島空さん)がいたり、父・風間亮介(豊原功補さん)が元警察官で誤認逮捕で自殺したことが後に明らかにされたりと、今作はやけに警察へのこだわりが強く描かれていました。
しかし、その割には、映画の中の警察官の描写に対するリアリティが、私には総じて感じられませんでした。
すると映画にとって都合が良いと感じさせた3人組の暴行と警察官の職質の因縁による半ば放置での(私にはリアリティを感じさせなかった)主人公・風間彩人の死によって、振り返ると、この作品のそれぞれのエピソードが(それぞれ大切な題材であるはずなのに)、主人公・風間彩人の孤独を際立たせるための道具として使われているのではないか、との疑念を起こさせました。
つまり、精神障害を持った母や、警察の不祥事に関する問題や、弟の格闘技の話や、カラオケバーでの経営の話が、全て主人公・風間彩人の孤独と不幸を際立たせる道具に私には見えてしまったのです。
今作は、妄想の中で主人公・風間彩人や警察官・松浦が拳銃に撃たれる場面や、ワンカットで過去と現在を繋ぐ場面など、現実と妄想の区別が曖昧に描かれる場面も多々ありました。
もちろん、妄想や過去と現実の現在とをシームレスにつなぐ手法は作品によっては効果を発揮することもあるのですが、今作に限っては、それぞれの題材リアリティへの制作者側の真摯な姿勢を弱める効果の方が大きかったと、個人的には思われました。
作中の主人公や登場人物らが妄想の中に逃げ込むのは構わないのですが、であるならかえって、制作者側は自身を突き放してより現実のリアリティを追求する必要があったと思われます。
私的には、中盤までの精神障害の母親の介護に絞ったリアリティある映画にした方が良かったのではと、僭越思われました。
また、警察の不祥事を描きたいなら、もっと警察中味の調査をした上のリアリティある描写が必要だったと思われました。
警察不祥事や格闘技など、これでもかと要素を増やして主人公・風間彩人の孤独と不幸を際立たせようとすればするほど、逆に主人公・風間彩人の孤独と不幸は独りよがりになりリアリティの説得力を失って行ってしまったと思われました。
中盤までの母親の精神障害の困難さの描写で留めておけば良かったのにと、悔やまれる映画になっていたと僭越ながら思われました。
自分は一体、
何を観に行ったのだろう。貧困と介護の負の連鎖、胸糞悪い警察とヤカラ客、2回有った発砲シーンも想像でなーんだって感じ。誤認逮捕の因果が巡る訳ですが、修斗の一本勝ちと磯村くん、岸井さんの存在感が無ければかなりキツかった。ちょこちょこ豪華キャストでしたが、セコンド小柴さんは違和感バリバリ。
かっこつけてるけど、センスを感じず失敗作の雰囲気でこっちが恥ずかしくなる。
タイトルからして予想はしてたけど
これはオシャレな感じを気取りつつ、深い闇に触れてなんかしら賞が欲しい感じの作品。
ちなみにフォントもダサかったです。
かっこつけてるのが透けて見えすぎると全てが浅く薄く感じる。
タイトル出したところで主人公は自殺しますが、
それは妄想で、結局これ妄想でごまかしつつ
悲惨な家庭の日常をオシャレに撮りたいってやつだと理解。
リアルでもなく、独自の世界観も感じず
お母さんは完全に無駄遣いでした。
最後のシュート?格闘技の試合は完全に蛇足で冗長。
そこ長々と描いて勝ってチャンピオンにしちゃったら
今までのなんだったんだとなる。
言い出したらキリがないな
監督は別の方向へ進んだ方がいいと思う。
映画やりたきゃ好きにすればいい。
誰にもおススメしない。
観たことすら忘れてた作品。昨日みたんですけどね。
上映中作品リストみてたまたま思い出してレビューしました。
ほんとに薄い作品。
若き見知らぬ者たち、ではなく見て知らぬふりをされる者たち
この映画を観に行ける人とは真逆の世界で暮らす人の話がゆえに評価も厳し目になってますね。
彩人の母親を思う優しさ、限界がもうそこまで来てることにも気づいてる。看護師の彼女も同じ気持ちどころか彼までが潰れてしまわないかと思い悩みながらも明るく振る舞う姿に感心させられる。
そんな家庭の唯一の希望が格闘技で夢を叶えようとしてる弟。
仲間たちやスーパーの店長、近所の畑の主人、みんな彩人に同情し心配してる。
これは映画の中の話だが今の日本に表立って見えない、見てないだけで誰もが自分の近くにいるということを伝えたいのだろう。
映画ではヤングケアラーという言葉が最近社会に現れてきたが、個人的には好きな言葉ではないのだが親、兄弟が介助がいるなら介助するのが家族だと思うのだけれど、それが限界、限度を超えたそれの場合に社会がどう向き合うかが社会の問題としての提起だろう。
観ていて静岡で老老介護の果てに妻を海に突き落として殺めてしまった夫と彩人が重なって見え、また京都で生活保護が受けられず、金がなくなり母親と無理心中しようとしたが一緒に逝けなかった息子の事件など悲しい事件が一向に減らない社会の問題に私達はもっと目を向けなければならないのだとつくづく思い知らされました。
家族への愛情、切っても切れない家族の絆がどうしても周りの理解者に助けを求めない気持ちもわからなくはない。
しかし家族の介助が人生の全てにしないようにすることが社会福祉に求められることなんだろう。
映画として出演者の演技が素晴らし過ぎてリアルで絶望を伝え過ぎたのかもしれないが、彩人が頭を棒打されて出血の跡に弟も友人も気が付かなかったシーンこそが、このような家族を見て見ぬふりの社会を表してると感じましたね。
演技は素晴らしい
磯村さん目当てで男友達を無理やり誘い鑑賞しました。
まず1番最初に思ったのが観客に若い人がほとんどいないこと。私たちを含めてもう1組しかいなかったと思います^^; 確かに人生経験の少ない私達(現役高校生)からしたら難しい題材だったように感じますし、もっと成長したときに観ると共感できる部分もあったのかもしれません。
それでも重い病気がある母親を介護しながら、優しい言葉をかけるあやとの姿にはとても胸が苦しくなりました。「あなた良い人ね。私と結婚して。」母親に言われ「うん。しようね」と答えるあやとがとても印象に残っています。磯村さんのこの世の全てに絶望しているような哀しくて虚しい表情がたまりません。鬱々とした演技がとてもお上手です。
最近今作と同じように髭を生やした磯村さんが主演のビリーバーズという別作品を鑑賞しましたが、似た感じのビジュアルにも関わらず全く違う表情と声質。磯村さんの演技力にはいつも圧倒されてしまいます。今話題の若手イケメン俳優ではなく彼が「風間彩人」を演じたからこそ、そういった重苦しい雰囲気をリアルに感じることが出来たと思っています。
そして内容についてですが… 観終わったあとに一番に感じたことが「で、なにを伝えたかったの?」でした。一緒に行った友人にも思わず聞いてしまいました(笑) 理解できなかったのは私の理解力がないからだと思い他の方のレビューも読んでみたのですが、やはり同じように感じた方も多いようですね。ぬるーっと始まり、ぬるーっとおわった2時間でした。彩人の死に方も雑。雑すぎる。例の3人組が酔っ払って店に入ってきた時点でん?とは思っていたのですが、まあ予想通りボコボコにされて最終的に死亡。「え?え?今?ここで死んじゃう?死因これなの??」驚きが隠せませんでした。ただただ救われない可哀想な人生。なにが彼を殺したのか。社会からの暴力かと予想していましたが個人の暴力とは。なるほど。主人公がそういう死を迎えてしまったせいでその後の格闘技も全く頭に入ってきませんでした。結局弟はチャンピオンになり… で?という感じ。格闘技シーンもすごく長くてボクシングの知識も興味もない私からしたら暇な時間でした。友人は隣で興奮していましたが。そして警察がクソなことはもちろんですが、スナックに残された血に友人と弟はなぜ何も触れないのでしょうか?血痕に気づいた友人が真相を暴く──。のかと思いましたが普通に警察の隠蔽が成功?して終わりましたね。
とにかく疑問に残る点がいくつもありすぎてなかなかスッキリできない映画ではありましたが、役者さん達の演技は本当に素晴らしい。近いうちにもう一度観に行きたいと思います。
観ていると段々不快になって行く感じの作品。 本年度ベスト級。
岸井ゆきのサン目当て。
世の中の理不尽な出来事を表現した感じだったけど、観賞後は不快感しか残らない(笑)
役者の皆さんの演技は素晴らしく、特に霧島れいかサンの難病を患った演技に圧倒される。
警官がクソ。
何で救急車呼ばないの?
カラオケスナックに来た三男組もクソ。
あそこまで普通はしないだろっ!
理不尽な感じを表現したかったんだろうけど突っ込みたくなった(笑)
唯一の救いは総合格闘技の試合。
かなりリアルな感じでカメラワークも生々しい感じを映し出して感じ。
もし負けていたら本当に救われない作品に仕上がっていたかも(笑)
岸井ゆきのさん演じる日向。
もう家を出ても良いのでは?と思ってしまいました( ´∀`)
Q.何が彼を殺したのか―――。
A.単なる酔っ払いの暴力です。
序盤からほとんど説明もなく、息の詰まるような日常が描かれます。
弟の世界戦や大和の結婚パーティなど明るい話題は出るものの、なかなかそういった場面は出てこない。
やっと描かれた楽しいパーティの裏では悲惨な出来事が…
恋人の日向や友人らなどは善人として描かれながら、彩人の現況を変えるような力は無い。
職質の場面から警官はずっとクズです。
中盤までの閉塞感は、観ているのが辛いほどで凄まじいものがありました。
しかし彩人が(割と雑に)亡くなってから、作品が空中分解。
大和が警察署に直談判に行くまではよかった。
壮平の試合も、ノーカットで迫力とリアリティのある映像自体は素晴らしかったと思うが、あれ、必要あったかな。
試合前に長いモノローグがあったけど、中盤気配が消えてた壮平に語られてもイマイチ響かない。
台詞であれだけ語った後の試合も冗長。
直接の原因は間違いなくあの酔っ払いどもなのに、あの状況から解放してたの?
警官たちも、今さら「罪悪感あります」みたいなカット入れられても…
何より、介護だ借金だやっといて死因がアレだと、ただただ不幸な男を見せられただけになってしまう。
現在と過去をシームレスに行き来するカット演出は素晴らしかった。
ただ、結果的に嫌な気持ちになるだけの作品になってしまい残念です。
一度関わってしまった以上、彩人の母との繋がりを断てない日向の姿も、呪いだなぁ。
何を描きたかったのだろうか?
豪華な出演陣でした。
過去の記憶と虚構がところどころに差し込まれる。
磯村隼人が演じる主人公がーの境遇が可哀想過ぎる。
精神を病んでしまった母親の世話が地獄。
いつまで地獄のような生活が続くのだろうかと思っていると、急展開。
酔っ払った客に絡まれ暴行され、警察官の横暴に遭い、呆気なく死んでしまう。
謎に感じるシーンがいくつかあった。
不条理を描きたかったのだろうか。。
耐えられない生活だけど、支えてくれる彼女がいて、世界戦を目指す弟がいる。
明るい要素が無いわけではない。。
母親の行動には絶望しかないが、行政に頼むとか何かしないと自分にも未来はない。。
友達が殺された原因を究明するのかと思ったら、そういう展開にもならなかった。
役者の方々は良い演技をしていたと思う。
後半は弟の格闘技が長い時間描かれる。
ラストは、死んだ主人公がやっていたカラオケスナックのカウンターで、試合に勝った弟が一人佇むシーン。
床の血やタバコの吸い殻の描写は、何を言いたかったのだろう。。
見終わっても、私にはよく理解できない映画でした。
何を言いたかったのだろうか、いくら考えても分からない。。
消化不良な映画でした。
磯村隼人は最近出すぎな感じがする。
ここ最近、映画館で見たのは『異動辞令は音楽隊!』『さかなのこ』『最後まで行く』『波紋』『渇水』『正欲』と、これだけある。
ドラマでも、『サ道』『不適切にもほどがある!』を見ていた。
記憶に残っているのは、『きのう何食べた?』のジルベール。
最初、彼だとすぐに気づかなかった。
今回の彼は悪くは無いのだけど、映画として何を言いたいのか分からないという点で高評価にはならなかったかな。
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