「途中まで痛快だが史実には勝てない」サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者 ガゾーサさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0途中まで痛快だが史実には勝てない

2023年10月30日
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2023年劇場鑑賞254本目。
イギリス支配が始まったばかりのインドで最初に大規模な反乱を起こした英雄という解釈であってますよね?

若い頃はすっとした優男風だったのに成長したらなんでフルアーマーZZガンダムみたいになっとんねん、と思いましたが、まぁこの人インド映画の主人公のご多分に漏れずめちゃくちゃ強い。悪逆非道のイギリス人共をインドから出ていくまでマジで皆殺しにする勢いでどんどん潰していく展開は爽快でした。中国映画で日本人が悪者にされているのを見るのは複雑な思いなので、イギリス人もインド映画観るのちょっとイヤだろうなぁ・・・。

痛快でしたが歴史通りであろう展開になってしまって仕方はないのですがマガディーラほどのカタルシスはありませんでした。

ガゾーサ