「言わせた者勝ち」私がやりました 雨雲模様さんの映画レビュー(感想・評価)
言わせた者勝ち
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知名度の高いプロデューサーが殺害された。
目撃証言から主人公で女優のマドレーヌが犯人として疑われた結果罪を認め逮捕されてしまう。
裁判では、わたしはプロデューサーに襲われそうになり自分の身を守るためには抵抗し撃つしか無かったという過剰防衛を主張することにより世間は彼女が自己防衛のための殺人だとわかり、いや寧ろ言い難い内容の筈なのによくぞ告白したというのもあって彼女は評価されスターダムの階段へまたマドレーヌの弁護を引き受けた友人で弁護士のポーリーヌも出世しました。
ここまでは、彼女達のサクセスストーリー。
しかし、彼女達の活躍を妬むのが、殺害事件当時に現場に居合わせながらも、犯人として疑われなかったオデットの告白により事態が覆そうになり大金を要求される。何とか大金を手に入れなければ立場がマズいマドレーヌは婚約者でボナールタイヤの社長、つまり義理の父に懇願する。
最後は義理の父が折れオデットに大金を支払い、事なきを得ることに成功。警察の捜査がずさんだったことや、判事の強い思い込みや瞑想さえなければマドレーヌは犯人にならなかったのかもしれない。当に言わせた者勝ちだと思う内容だった。
罪を盗んだ、っていうオデットの発言は笑えた。
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