劇場公開日 2023年11月3日

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「フレンチクライムコメディだね」私がやりました カール@山口三さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0フレンチクライムコメディだね

2023年11月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

1935年頃のパリの建物、風景にファッションが展開され、
正にアール・ヌーヴォーが生き生きと闊歩していて見惚れてしまった。

殺人はミステリではないが、
事件の解釈はフランス的でミステリと言うしかなく、

ラストに至るとこの犯罪はどれが事実であるか分からなくなり、
初期に事件に関係した人達皆んなが悪人か軽薄な人達であったと新聞誌面が紹介されて最後まで笑わせくれる。

女性には痛快で、
男性には耳が痛い?いや寝首を掻き切られる思いがするミステリアスな映画であろう。

それにしても、
ユペールさんは凄い貫禄ですね。

楽しいかった。

( ◠‿◠ )

映画プロデューサー殺人事件の“犯人の座”をめぐって3人の女たちが繰り広げる、
ユーモアたっぷりに描いたクライムミステリー。

パリの大豪邸で有名映画プロデューサーが殺害され、
新人女優マドレーヌが容疑者として連行された。

マドレーヌはプロデューサーに襲われて自分の身を守るために撃ったと供述し、親友である弁護士ポーリーヌとともに法廷に立つ。

正当防衛を訴える鮮やかな弁論と感動的なスピーチは裁判官や大衆の心をつかみ、
マドレーヌは無罪を勝ち取ったのみならず、悲劇のヒロインとしてスターの座を手に入れる。

そんな彼女たちの前にかつての大女優オデットが現れ、プロデューサー殺しの真犯人は自分だと主張する。

「悪なき殺人」のナディア・テレスキウィッツがマドレーヌ、
「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」のレベッカ・マルデールがポーリーヌ、
「エル ELLE」のイザベル・ユペールがオデットを演じた。

カール@山口三