劇場公開日 2023年11月18日

「主演に特徴がない」シンデレラガール りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0主演に特徴がない

2024年1月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

12歳の時に右足の骨肉腫で片脚を切断し、入退院を繰り返していた音羽は、落ち込んだ入院生活の中で、メイクなど看護師さんから教えられ、楽しみを見つけていた。中学校の卒業式の時も入院してて式に参加できなかったが、クラスメイトたちが病院の屋上で卒業式を開いてくれた。その様子がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが届いた。義足の女子高生モデルということで一時的に注目されたが、その後は義足を隠して活動していた。しかし、義足を個性として捉えてほしい、と言われ、もっと義足を前面に押し出していこうと思った。その後、交通事故で左脚も失ったが、そんな彼女に、ファッションショー出演のチャンスが舞い込んだ、という話。

音羽役の伊礼姫奈が特別可愛いわけでもなく、スタイル良いわけでもなく、トークが面白いわけでもなく、何の特徴も無いので魅力を感じなかった。
義足でもモデルが出来るよ、というのはわかるが、脚短くて幼児体型の伊礼姫奈を主演にした理由もわからない。
レッスンで4人並んでランウェイのレッスンを受けてた時の右から2番目の子みたいに凄いスタイル良いとかなら興味を持つが、左端の主人公は全く目に入ってこなかった。
義足なら、スポーツを頑張ってるパラリンピック選手の方が何倍も感動すると思う。
交通事故で左脚を失うエピソードは必要だったのか疑問だし。
61分と短い作品なのに長くて退屈だった。

りあの