シンデレラガール

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シンデレラガール

解説

「子宮に沈める」「飢えたライオン」などで社会の歪みを真正面から描いてきた緒方貴臣監督が、片脚を失くした主人公が義足のファッションモデルとして生きるなかで訪れる心境の変化を描いた人間ドラマ。

12歳の時に病気で片脚を切断し、入退院を繰り返していた音羽は、中学校の卒業式に参加できなかったが、クラスメイトたちが病院の屋上でサプライズの卒業式を開いてくれた。その様子を映した動画がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが舞い込む。義足の女子高生モデルという特異性で一時的に注目されるも、その後の仕事は義足を隠したものばかり。しかしある時、「義足を障がいの象徴でなく、個性として捉えてほしい」という声に心を動かされた音羽は、もっと義足を前面に押し出していこうと決める。そんな彼女に、ファッションショー出演のチャンスが舞い込む。

主人公の音羽役で「推しが武道館いってくれたら死ぬ」の伊礼姫奈が主演を務め、音羽の人生に大きな影響を与えるファッションデザイナーの五十嵐を筒井真理子が演じた。進行性筋ジストロフィー(PMD)と診断されたモデルの森山風歩が監修・プロデューサーを務めている。

2023年製作/61分/G/日本
配給:ミカタ・エンタテイメント
劇場公開日:2023年11月18日

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(C)2023映画「シンデレラガール」製作委員会

映画レビュー

2.0主演に特徴がない

2024年1月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

12歳の時に右足の骨肉腫で片脚を切断し、入退院を繰り返していた音羽は、落ち込んだ入院生活の中で、メイクなど看護師さんから教えられ、楽しみを見つけていた。中学校の卒業式の時も入院してて式に参加できなかったが、クラスメイトたちが病院の屋上で卒業式を開いてくれた。その様子がSNSで話題になり、音羽にモデルのオファーが届いた。義足の女子高生モデルということで一時的に注目されたが、その後は義足を隠して活動していた。しかし、義足を個性として捉えてほしい、と言われ、もっと義足を前面に押し出していこうと思った。その後、交通事故で左脚も失ったが、そんな彼女に、ファッションショー出演のチャンスが舞い込んだ、という話。

音羽役の伊礼姫奈が特別可愛いわけでもなく、スタイル良いわけでもなく、トークが面白いわけでもなく、何の特徴も無いので魅力を感じなかった。
義足でもモデルが出来るよ、というのはわかるが、脚短くて幼児体型の伊礼姫奈を主演にした理由もわからない。
レッスンで4人並んでランウェイのレッスンを受けてた時の右から2番目の子みたいに凄いスタイル良いとかなら興味を持つが、左端の主人公は全く目に入ってこなかった。
義足なら、スポーツを頑張ってるパラリンピック選手の方が何倍も感動すると思う。
交通事故で左脚を失うエピソードは必要だったのか疑問だし。
61分と短い作品なのに長くて退屈だった。

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りあの

3.0個性

2023年11月25日
Androidアプリから投稿

12歳の時に病気で右下腿部を切断した義足のJKモデルの話。

入院の為に参加できなかった中学校の卒業式の代わりに、友人たちが病院の屋上で開いてくれた卒業式の映像が切っ掛けでモデルになった主人公をみせていく。

義足であることが切っ掛けでモデルになったのに、脚を隠した仕事が減ってきたというシチュエーションから問いかけて行くのかと思ったら、何とまさかの!?

まあ「シンデレラガール」という言い方に対する疑問はちゃんと描けていたとは思うけれど、最後かなり駆け足な感じで、もうちょっとしっかりみせて欲しかったかな。

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Bacchus

4.0シンデレラに違和感

2023年11月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

片脚を無くした主人公が義足のファッションモデルとして生きるなかで訪れる心境の変化を描いた人間ドラマ。

(幸いにして)両脚で歩けている私には、義足を使っている人の気持ちが分からない。
主人公 音羽さんはストレートに自分の感情を出すわけでもなく、さらに過酷な出来事に対しても、それが運命として受け入れている(ように見える)。
感情をあらわにしても、元に戻ることはないと分かっているからか、それとも。。。
私には音羽さんは決してシンデレラガールじゃないと感じたし、音羽さん自身も自分がシンデレラとは思ってないんじゃないかな。

音羽さん役の伊礼姫奈さん、観た人に深く広く考えさせられるような憂いのある演技でした。素晴らしかったです。

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tnk_san