デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章のレビュー・感想・評価
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普通の映画なら冒頭に収まっていそうな内容。シン・ウルトラマンのような時代感
最初に、自分とは全く思想が違うという前提で見ていただければと。
完全に自分の嫌いな内容でした。
全く感性が合わなかったという前提なので、気分を害しそうでしたら読まないことをお勧めします。
まず「大衆は愚かである。」という古臭くてカビの生えた思想がプンプンしてウンザリ。
シン・ウルトラマンでも主要なテーマであるが、もうこの思想自体何周も時代遅れだと思っている。
わざわざ映画で何周遅れの思想を語られると、みんなもっとずっと先にいるのが分からないのかな?とイライラする。
やたらとドラえもんリスペクトを繰り返す。
まるで学生闘争時代からタイムスリップしてきたんですか?と言いたくなる。
破壊の杖の最後のコマ、もう想像がつきます。
そして如何にもおじさんが考えた品のない女子高生の下ネタ。
同じ男性として見ていて痛々しい。
おじさんの脳内女子高生の押し付けがキツい。
何か特別なギミックがあるわけではなく、
"俺は表現をしているんだ。俺の感じたものを描く"みたいな雰囲気を感じる。
私個人としては完全に置いてけぼり食らってました。
タイトルにも書きましたが、普通の映画なら冒頭に収まっていそうな内容。
"これは後半の伏線の為に必要なんだ!"みたいな製作者の声が聞こえてきそうですが、
正直もう予告編だけでエンディング予想つくんで…という感じ。
"二人が幸せになってJKの愛は奇跡を起こして地球を救う"的流れなんだろうなぁ。
この前編は冒頭だけに収めたほうが締まった作品になったのではと思う。
作中で友人キャラが〇〇した際、頑張って泣かせようと演出したようですが、ピクリとも泣けませんでした。
どうもこの作家さんとは共有母体が全く違うようなので仕方ないね。
上映が終わって、周囲からすげー長く感じたという声も聞こえてきましたし、自分も退屈で映画の最中に時間を確認したくらいでした。
厳しいようですが、率直な感想として、後半のみ視聴でよかったのではないかという予感がしました。
暴走する止まらない
日常に起きたちょっと変化から掻き立てられる不安と疑心暗鬼
徐々に歪に崩れていく世界と同居する日常を
丁寧にそして不穏に描いている
何をするまでもなくそこに「ある」だけの恐怖
前後編の全編にあたる今作では
ちりばめられたなぞと、主人公二人に秘められた秘密が開示され
物語は大きく動き出したところで終わってしまった
ナレーションからハッピーエンドではないことはわかってはいるものの
この世界がどういう結末を迎えるのか
五月の後章を楽しみにしたい
絶望の国の幸福な若者たち
映画が始まって3分ほどで、怒涛のスピードで物語が展開する。あっという間に、物語としての下地が整う。
母艦に爆弾を投下する場面。直下の街も巻き込まれる。このシーンで、ウクライナやイスラエル、ガザの市民が普通に生活している都市にミサイルが無差別に撃ち込まれる映像を連想してしまった。
彼らが東京上空に居続ける理由は、この爆撃が原因で動けなくなったからだ。いつまで待っても助けはこない。彼らは見捨てられた民だ。いつかは食糧も尽きる。地上に降りれば人間に殺される。まさに地獄だ。
原作では、中学生が石を投げただけで小型船が墜落する場面もある。「侵略者」と呼ばれているが、実際の戦闘力はゼロに等しい。
5人の友情を確かめ合ったクリスマスの夜に起きた不幸な事故。
翌朝。
「・・ニュース見た?」
「うん・・」
言葉が続かない……。
空気を読まず、いつも通りガンガンしゃべるおんたん。
思い詰めた表情で声をかける門出。
「知ってるよ!!」
人間と「侵略者」。
「君たちが仲良くなるために」
「共通の敵が必要なら」
・・・。
「その役割は僕が引き受けよう!」
キホちゃんが亡くなった後日、学校の屋上で母艦に向かって叫ぶおんたん。
そこに謎の少年が現れる。
ここで一気に映像が展開する。「回想シーン」などという、ありきたりなものではない。まるで喪黒福造の「ドーーーン!」のようなインパクト(たぶん違うけど)。
きっかけとなったのはショッピングセンターの駐車場の場面。いつものように人助けをしていた門出は、車内で熱中症でぐったりしている男の子を見つける。助けようとしたが、加減を誤り車を吹っ飛ばしてしまう。焦燥しているところに、いかにもバカっぽい親が現れる。
バカな大人に対する怒りを感じつつも、人助けをやり直したくて「困っている人」を無理やり探す。「少し失敗したけど自分は間違ってない」という思いが、彼女をそう駆り立てる。UFOを見たという話を誰も信じてくれず、逆にそれが原因でいじめられた悔しさもある。
自分は間違ってない。
間違ってない。
間違ってない。
間違ってない。
間違ってない。
人助けが「正義の執行」となり、次第にエスカレートしていく。
もともとそこまで正義感が強かったわけではない。ただ、引っ込みがつかなくなってしまったのだ。
「おんたんだけは助けてあげる」
その一言で二人は決裂。そりゃそうだ。
5月24日に公開される後編はどうなる?安直に予想できるのは、闇に堕ちた小比類巻にそそのかされた門出が再び暴走する展開。その暴走をおんたんが止めようとするシーンだろう。
(実際どうなるかは原作を読んでいるので知っているが)
原作と比べると、かなりカットされ、詰め込んだ印象が強い。原作は多角的な視点で読めるように描写されており、小比類巻にも共感できる部分があるが、映画では時間が限られているため、分かりやすく熱い展開に振り切った感じだ。ふざけているように見える場面でも、実はふざけていないことが伝わるような音楽が流れている。
すごくよかったと思う。原作も素晴らしいが、直球勝負の吉田玲子の脚本が熱い。
この映画は、信念を貫いた原作者にとってご褒美のようなものだ。この映画をきっかけに原作に興味を持つ人が増えるといいと思う。自分の精神が無限の時空にまたがって存在し、互いに共鳴し合っていると考えると、他の時空を生きる自分に恥じない生き方をしたいと思うようになった。この作品には感謝している。
サブカルチャーの神様浅野いにお!
予想以上、いや、浅野いにおだから絶対に面白いんだろうなって思いながら見たけど本当にそれ以上に面白かった。
友情面、学生の儚さ、SF要素、キャラデザイン、浅野いにおの描く破滅的な厨二病キャラ!
全てが刺さった、本当に後編が楽しみ、あと3回は見に行く予定。興奮が止まらない!最高最高最高最高最高
5月24日公開の後編が楽しみ
良い感じで原作がアニメ化されてました
おんたん達のふわっとした日常生活感も、緊迫感のあるシーンも凄く心地よく見れます
浅野いにお先生ワールドが嫌いでないかたは是非見てほしいです
最後に本作に声優として参加されていたTARAKOさんの御冥福をお祈り申し上げます
ブラック・エレファント
原作は未読なので、このあとどんな展開があり結末が待っているのか予測不能ですので、後編に期待してしまいます。
おそらく、原作マンガのほうが、物語のテンポとか間とかが絶妙で面白いんだろうと想像できますが、声優の幾多さんとあのちゃんがとてもマッチしていて違和感なく見ることができました。
(他の女友だちも面白かった)
引き篭もりアニキなんて、マンガだったらめちゃくちゃ面白いんだろうな、と思います。
前編に出てきてた、あの2つの世界線はどこでどう繋がっているのか?もしくはどう処理されていくのか?
原作には触れずに後編も見に行きます
愛すべき愚かな人類たち
原作未読、映画館の看板を見てそそられて鑑賞
侵略者なのか謎の飛行物体が東京上空にある世界の女子高生の日常の話?
飛行物体母船から小型機が出没、墜落の度に米国が回収してるらしい。
主人公のおうたん、門出には何だか小学生の頃に秘密があるのだが。
ループしてるのかよく分からないが、世界には危機が迫っているようなのは皆理解してるが気にしないようにしているのは現在の日本人に通ずる物があるので興味深く観れる。
門出たちのグループに遂に侵略者による犠牲者が。
この世界の日本政府はかなりヤバイが実在の日本政府も負けず劣らずで、鑑賞中にキシダの顔がチラついてしまった。
後編公開迄まだ時間があるから何回か観たいと思う。
おうたんのcvが あのちゃんらしいが凄くあってる。
ちなみにガンダムSEEDfreedomもう30回近くリピートしてます。アホですね(笑)
2回目観て確認
門出と凰蘭の担任の彼女は兵器会社の広報
おうたんじゃなく おんたん でした。
やっぱり後編を見ない事にはよく分からない話しなのだが。
大人も面白いよ。
いーですね、アニメはこうでなくちゃ。
やりたい放題の映画でしたね。
初老の私には、女子高生の会話を「こうなんだろうなー」と思いながら、楽しませてもらいました。
予備知識なしで拝見しましたが、期待以上でした。
上空の巨大UFOは見たくない現実か、いつか来る南海地震か、それとも自分と違うものへの拒絶か、考えものです。
畏れ多くも、ドラ◯◯◯をいじり、エバ◯◯◯⚪︎◯◯のワンシーンぽいものもあり、半笑いです。
綺麗に言えば、オマージュということでしょう。
エンディングの歌も良かったです。
最後に(これはフィクションです)と表記されていましたが、「そりぁそうでしょう」とツッコミました。
映画が終わっての興奮から、ラス1のイ
ソベやんペンを購入してしまいました。
どうするんだよこれ。
インク交換できないらしいよ。
サンドランドの特典の横に飾ります。
後編楽しみです。
原作読んで即日鑑賞
ネットの広告を見る→原作を読む→即日映画鑑賞、という流れで鑑賞しました。
原作でも映画でも「知ってるよっ‼️」のシーンでは泣いてしまいました。
後章も映画館に見に行きたくなる作品でした。
巨大UFO飛来!日常と化す非日常 異常事態下でも変わらない学校生活、友情の日々 …だけではなかった!!
巨大UFOが、東京上空に突然出現!
勝手に攻撃した米軍のために、周辺一帯は大規模な被害に遭う。
しかし、UFOはほとんど動きを見せないまま、日々は過ぎていき、上空に停止ししたまま存在するUFOは日常の景色のようになり、人々は徐々に生活を取り戻していく。
そんな中で、仲良し女子高生グループの毎日が描かれる。
3.11やコロナ禍に通じる、日常と非日常。
とんでもないマクロな出来事が起きているけれど、目の前のミクロで身近なことも大事なリアル。
それらが繊細に描かれていて、笑えたり、微笑ましかったり、泣けたりする。
その世界で生き生きとしているキャラクターたち。
さらに、SF的で、ミリタリーの要素や、ディテールもリアルで楽しい。
そんな前半から、後半でがらりとテイストが変わって、主人公二人が一気に”当事者”となるのが凄い。
急に、直接、刺さってくる。
劇中で登場する漫画「いそべやん」も効いてる。
そして、物語は劇的に急展開!!
後章に、つづく。
どうなってしまうのだろうかと、素直に楽しみ。だけど心配。
原作未読なので、みんなネタバレしないでね!
結局「デ」はいくつなの?
目を引くタイトルと予告編で興味を持ち、軽い気持ちで見てきました。
絵柄はネットでよく見るあの人ですね。想定以上に重く、知的好奇心を刺激する舞台設定ながら、ちゃんと「青春」もしてて、いいものを見せてもらいました。
後章楽しみに待ってますね。
エンドロールのあともありますよ
コメディかと思いきやシリアスでもあり、ストーリーがよく分からんです。小学生のとき?のことと高校生の今とどちらも現実なのかな? 主役二人の性格が真逆で…。原作知らないし、後半は??でした。
ただ、ラストの多数のあれが降ってくるシーンは泣けてきました。
このままじゃ中途半端なので後章は絶対観ますよ!!
エンドロールのあともあるので、すぐに帰らないでね。
後章がはやく観たい!
期待を超えてきた。面白かった!(原作未読)
映画館で一度予告を観て、面白そう!と思い、鑑賞。
観終わって、まず思うのがはやく後章観たい!
まだ分からないことだらですごい続きが気になる。
後半の展開はどういうこと⁉︎
後章公開されたら絶対観に行きます。
あと主人公2人の声優が、すごく上手で、キャラクターに合っていた。物語が進むところだけでなく、なにげない会話のシーンとかも良かった。
個人的に良かったのが、おんたんの「知ってるよ!」このシーンは本当に良かった。
前章からどうなっていくのか…後章が楽しみです!
よぉわからんけど後編に期待!ドラ○もんだった!?
原作とかは全く知らずに視聴。
ざっくりと感想言うと、前半は日常系少女アニメ?みたいな、後半はひたすらに怒涛の展開。一言一言に考えさせられるというか表現が難しい、、、。
前半は、ほんとに恋する少女って感じでほのぼのしてる(やたらセックスとか言ってるけど)ので、後半とのギャップが凄い。正義と何か、何をもってして悪と断言できるのか、、、。ある日急に強大な力を持ってしまったら色々なことを考えてしまうのだろう、、、
そして、謎の少年と会った時の過去話、、、、。
時系列がバラバラで意味深なことも多く、前編だけでは伏線ありまくりでした!
引き込まれるストーリー展開なので、後編に期待しながら待つことにします!
あと、あのちゃんも幾田りらさんも思ったより上手かった!
すすめられて見て正解。
「第9地区」(決して「インデペンデンス・デイ」ではなく)、「シン・ゴジラ」、もちろん「ドラえもん」などなど、元ネタをまったく隠そうともせず、わかりやすいコラージュとして作品を成り立たせているが、しかしそれでもちゃんと面白くなっている。
SFに日常系を混ぜていき、それこそが後編の核となっていくのだろうか(原作未読)。
もっとたくさんの人に見てほしい。
悪くはないけどここからどんなふうに話をまとめていくのかな?
原作漫画は2年くらい前に100話で完結している。コロナ禍や安倍元首相銃撃事件を先取る予見性をもった作品だった。
前後章の2本に分けたものの元々ボリュームがある上に登場人物も多く映像化は大変だったと思う。原作では90話ぐらいまで出てこない東京湾上ゼロ磁場がいきなり登場したのにはびっくりしたが。
原作がなんといっても面白いのは「8.31」から3年が経った頃、常に上空にある母艦の存在に人々が慣れて普段通り生活するようになっているところ。門出や凰蘭の高校生活が淡々と、でもチャーミングに描かれる。門出が初めて渡良瀬の部屋を訪れるところや、愛衣の家でクリスマスパーティーを開くところなんか全く原作通りで嬉しいですね。愛衣の弟の黒騎士なんかもキチンと出てくるしね。遅刻しそうになった凰蘭が、道でぶつかりそうになった男性を飛び越えるところもおんなじ。でもなんでパンツに「殺」って書いてあるところはカットしたのかね?
問題はこの後です。小型艦や中型艦か墜落して侵略者がだんだんと増え、それにつれて日本政府や自衛隊、兵器企業、国内の様々な団体、グループの利害が入り乱れ、外国政府も絡んで話がどんどん複雑になっていく。後章でそのあたりを上手くまとめられるのかな?
例えば、ふたばが属する「SHIP」だけどこれはモデルであると思われる「SEALDs」への配慮もあるだろうし、首相銃撃を連想させるのはいかにもマズイ。日本政府の背信や、アメリカの介入なんかもそのまま映画化できるのかな?
避けてほしいのは、門出や凰蘭にまつわる話だけに限定してしまうこと、要はセカイ系の着地で片付けてしまうこと。もちろん原作にもそういった側面もあるのだが、本質的には人間、及び組織の独善、愚かしさといったところに主眼があるはずだから。
凰蘭の記憶に入っていくシーンが原作より早い段階で登場したことが気になるのです。幾田りらとあのが映画のウリだから後章も当然、この二人に映画のウェイトはかかるのだろうけど。
声そのものもそう悪くないといえばそうだけど、ちゃんと声優さんをたてた方がもっとニュアンスを寄せることはできたのではないかなと思いました。
映画の中盤越えたとき、明らかに空気が変わった
主演2人の演技が想像を超えてよかったです。
序盤は動きや演技の少ない映像に対して浮いているような感じがしたのですが、過去編に入って全くその感じは消え去りました。
クオリティが増していく映像と、2人の特徴的な声と演技がガッチリとハマって、唯一無二の映画体験になっていました。
一方で、前半部分の作画は近年のアニメ映画にしてはかなり拙い印象で、原作が持つ3D技術を活かした魅力的な画面作りと比較して物足りない気持ちになってしまいました。
クオリティアップのための後章公開延期に、期待と不安は半々ですが、期待を込めて観に行きたいと思わせてくれる作品だったと思います。
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覚えた!言えた!
タイトルの勝ち。
劇場ではじめてポスター見た時、なんだこれ、覚えられないなって思ったけど、早口言葉みたいに覚えてしまったら頭から離れない。観ない訳にはいかなくなってしまった。
宇宙人がやってきても、戦争していても、災害があっても、友だちがいなくなっても、日々の暮らしは続いていく。テイストは違うけど、「この世界の片隅に」のように。
少女たちの友情は、
自衛隊と宇宙からの侵略者との戦いは、
子どもの頃のデーモンとおんたんはその後何故こうなってるのか、
石川県からの二人はどう絡んでくるのか、
門出ちゃんは渡良瀬のセフレになるのだろうか、
後章が待ち遠しい。(公開前にもう一回観に行っておさらいしなければ)
これは凄い作品になるかもしれません。
会話や仕草の一つ一つが心に刺さる。この前半だけでも、充分に凄い作品。後半がますます楽しみになった。(3回目の鑑賞の後で)
<最初の文章>
本筋とは関係ないのだが
自分の正義を信じる人間が力を持つことの怖さを感じることができた。
卒業式の日の「仰げば尊し」をバックに侵入者を「駆除」するシーンが心に残る。
(追記)先日見た「オッペンハイマー」に足りなかったのは、この「終末観」だと思った。
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