劇場公開日 2024年3月22日

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「TARAKOさんには改めて追悼の誠を捧げるとともに敬意と感謝の念」デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5TARAKOさんには改めて追悼の誠を捧げるとともに敬意と感謝の念

2024年4月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

2024年映画館鑑賞28作品目
4月21日(日)イオンシネマ新利府
ACチケット(ドリンクとポップコーン)1400円

監督は『ぼくらのよあけ』の黒川智之
脚本は『猫の恩返し』『映画 けいおん!』『ガールズ&パンツァー 劇場版』『若おかみは小学生!』『きみと、波にのれたら』『のぼる小寺さん』の吉田玲子

異星人が侵略になってきた地球
東京上空には異星人たちが住む巨大物体
蒲田の日照権問題
女子高生たちが宇宙人と戦う話ではない
戦うのは専ら自衛隊
そんな世界の女子高生の日常を描いた作品

らきすたやけいおんのような緩さにあのちゃんの毒が加わった感じ

ただ絵のタッチは独特で京都アニメーション系とはまるで違う
美少女度かなり低い
女子高生版奇面組のよう
モブキャラに手抜きがない?というか様々な端役の顔に味わいがある
わりとクセになる

たくさんいる弟の中で1人だけ全くキャラが違うやつ好き

原作未読
前編後編と分かれているため評価しづらい
小学生時代は後編に回しても良かったのではないか
後編の種明かしを見ないことにはなんともいえないが
小学生時代のせいでますますわかりにくい
楽しい雰囲気は伝わるし悲しくもなるし曲がりなりにも知的ではあるが如何せん吉田玲子の構成が良いとはいえない

異星人はなぜ地球人とコミニュケーションできる能力があるのになぜ沈黙し居座り続けるのか
そこが全くわからない
考察好きなオタクがハマる典型的作品といえよう

なぜか小学生時代はキャラが全く違う「おんたん」こと中川凰蘭
この頃は兄も痩せていた

「おんたんの兄は痩せているときより太っている方がカッコいい」と鑑賞者の1人は感想を述べていた
なんなら「海の宝石箱やー」のような男が良いのか
しかし実際に付き合っている男性は中肉中背で顔はそこそこだろう
まあいいけど

エンディングテーマは良い

後編も映画館で鑑賞する予定

野川新栄