春の画 SHUNGAのレビュー・感想・評価
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映画館でしか観られない!
春画先生を観たのでこちらにも興味を持ちましたが、セットで観ると完璧です!
これだけの春画を座ってるだけで観られるのは本当にありがたく、識者の解説付きでこんなにドアップで観せていただいていいんですか?という思いでいっぱい。
この映画を観るだけでかなり春画については理解を深めることが出来るバイブル的な映画になっていると思います。
テレビ放送は絶対不可能です。サブスク動画でもなかなか放送できないのでは?映画館でしか観られないと思うので、観て良かったです。
どれもこれも味わい深いですが、特に歌川国貞の作品が素晴らしすぎて息を飲みました。
春画はエロティシズムだけではなく、当時の浮世絵の中で1番お金をかけて作ることができた最高級の技術の集結ということも分かりめちゃくちゃ学びの多い映画でした。
豪華絢爛な絵は本として手に取って斜めから観てはじめて価値がわかる。3D構造で平面だけで表現されていないので、仮にどこかで展示されても手に取ることはできないだろうし、映像で斜めから観られたのは本当に感謝しかないです。
葛飾北斎、喜多川歌麿の春画も見所でした。
アニメーション部分は好みが別れるところ。
ちょっと蛸が女体と一緒に動くとどぎつく感じてしまいます。
後は絵師だけではなく、彫り師と刷り師の技術力の高さにより作品が支えられていることもよく分かりました。
結構長いですが興味深いシーンの連続で飽きずに観でいられるあっという間の時間でした。
江戸時代にはおっぱい需要ほぼ無し?
期待度○鑑賞後の満足度◎ 春画に特化して探り綴り見せる日本人の生と性、職人技の極致、諧謔心。
①春画なんて江戸時代のポルノ雑誌でしょ、という先入観を覆してくれる(でもちょっと正しい)。
②先ずは春画そのものよりも、現代でも版元、彫師、摺師がいらっしゃるのにビックリ(不勉強です)。江戸時代の技術とは同じではないだろうけど、その職人技に感心。
それを先に見せておいて、そのあと江戸時代の春画に関わっていた絵師、彫師、摺師の超絶技巧を紹介する流れは上手い。(意図したものがかどうかはわからないけれど。)
③一般的な浮世絵にせよ春画にせよ、ヨーロッパで認められたり大英博物館で展覧会をしたりで今や「芸術」扱いされているだろうけど、春画専門の絵師はもとより春画も書いた北斎や歌麿は決して自分達が芸術を描いている、描いてやろうなんて思って描いたのではないだろう。携わった彫師・摺師たちもモチロン。
江戸のエロは、おもろいなぁ。
眠気を誘う春画
静かな映像で春画の魅力を伝える映画内容でしたが、まあ注意をしないと静かな展開であるために寝てしまいます。近くにいたお客さんは大きなイビキをかいて寝てしまいました(笑)わたしも気づかぬうちに寝てしまいました。内容は非常に繊細な技術が求められる世界において、一つ一つの職人の捨て難い拘りを感じ、エロがどうのこうのではなく仮にわたしが描く立場なら、同じことは絶対真似できません。それだけ、お金も時間も惜しまずに凝った作品を作り後世に残っているだけでも非常に歴史的価値が高いので、そこは評価してみるべき作品だと思います。
めちゃくちゃ眠い
職人技に驚嘆
性とは美しい人間のスタンダードなもの。
とにかく映像がすばらしかったです。
江戸時代の男女のまぐわいは
ユーモラスに飛んでいて、
人間の三大欲求である「性」
というものをこんなに愛らしく
人間らしく生々しく描写をしている
春画は、日本で語り継がれるべき
すばらしいアート作品だと思いました。
個人的には、
葛飾北斎の春画がとても好きです。
タコのシーンはゾクゾクしました。
「男女が平等にセックスを楽しむこと」
「性とは美しい人間のスタンダードなもの」
この映画を通して
こんなメッセージを受け取りました。
現代人特に若い方は、
目に見えないコミュニケーションに翻弄されて肌と肌のまぐわいに対しての
ハードルが上がってしまっていると
感じているので、
この映画を通して
性とはとても美しいものなんだと
認識できたら、
さらに自己受容が進むんだろうなと
個人的に感じました。
ゾクゾクするすばらしい映画を
ありがとうございます。
浮世絵の中の春画
正直、春画という言葉自体、いままで知りませんでした。 一般公開前で...
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