映画 マイホームヒーローのレビュー・感想・評価
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津田健次郎さんが素晴らしい
津田さんの声と演技を堪能するために鑑賞しました。
津田さん演じる組織のボスは、電話応対もよくやるので、「姿が見えない時も声だけで怖い」人でなければならないため、
独特の低音ヴォイスがとても怖い人を表現していて「さすが、声優も俳優も出来る人をキャスティングするとは、素晴らしい!!」と思いました!
また主人公と対峙する時などは、これでもかと嫌な奴になりきるわけで、「こんなボスに目をつけられたら嫌だーーー」を見事に演じられていました!
でも脚本としては、最後の倉庫での大金と主人公と居合わせる時、ボス1人になるって組織としてあり得ないのでは??と思いました。どんな時でも運転手なりボディーガードなりが常に数名はボスのそばにいないでどうするのよ?あれ?さっき車で来た時の運転手、いくら「誰も来ないか見張ってろ」と言われてても、別に倉庫の前で仁王立ちしててもいいんだし、いざという時ボスを守れない場所まで離れてしまう運転手っている??と、最終決戦場面で主人公補正がかかりすぎてる展開が気になりました。
まぁ、主人公のパパがヒーローにならなきゃいけないんで、主人公に有利な展開にしなきゃいけないのは理解しますけど。。
ガチで組織のボスなら拳銃を奪った瞬間にすぐ父娘もろともガン!ガン!と撃って終わらせませんか??と、「追い詰めていたのに最後で無駄にグダグダ喋って結局主人公にやられる悪役」になっちゃって。。脚本家には物申したい!(絶対津田さん勝ってたよ~~という贔屓。)
とりあえず津田健次郎さんを堪能したので一応良しとします。
【前半はコミック、ドラマを見ていないため脳内補完して鑑賞。だが家庭を持つ男は、後半の展開に魅入られ、沁みてしまった作品。父親とは家族を守るためなら何でもする生き物なんです・・。】
ー 前半は、7年前に娘、零花(齋藤飛鳥)を守るために、娘の半グレ彼氏を殺した事から執拗に鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)を追って来る半グレ犯罪組織との攻防を、脳内で整理しながら観賞。ー
◆感想
・後半、鳥栖哲雄が7年前に行った殺人に警官になった零花が、徐々に真相に近づいて行く様が、ハラハラ、ドキドキである。
・特に、殺し屋を演じた音尾琢磨さんの演技が、無茶苦茶恐ろしく、”音尾琢磨の演技に間違いなし!”の法則を思い出す。
・娘に手錠を掛けられ、刑務所で過ごす鳥栖哲雄の姿と、彼の頑張りにより、拉致されながらも助かった妻歌仙(木村多江)と息子明が楽しそうに過ごす姿の対比が沁みる。
<特に、鳥栖の元に届いた手紙と家族の絵を彼が囚人服を着て、刑務所の中庭で読むシーンは沁みたなあ。父親とは家族を守るためなら何でもする生き物なんです・・。>
予告からのイメージ通りで面白かった!
原作漫画は読んでません。昨年のアニメでハマり、そこから秋に始まったドラマ版も見ていてまさかの劇場版で続編ということでずっと楽しみにしてました。
ドラマ版と同じ感じでテンポも良く、サクサク進んでいきます、とても見やすい作品だったなと思います。見る前はドラマ版の焼き回しな感じなのかな?と、思いましたがその辺も無駄がなく簡単な説明程度のものだったので良かったと思います。おそらくドラマ版を見てなくても楽しめますし、ドラマ版を見てればなお楽しめるかなという感じです。
個人的に良かったのはドラマではあまり活躍がなかった音尾くん(クボさん)が実はめちゃくちゃ強い人の設定で宮世くんとの戦いで宮世くんが勝負を決めるシーンはだいぶ凄い血の演出でしたがあそこが自分的には1番テンションが上がったシーンでした。
あとは恭一がとにかく男前というかかっこよかったなーと!
恭一は最初出てきた時は勘がよく頭が良くて嫌なやつだな〜なんて思ってましたがドラマでの哲雄との食事のシーンなどで彼の本来持つ人の優しさが見れたり、今回も哲雄に対して許すというか、哲雄が家族のためにやったということもあるためか彼の中にもまたお母さんという家族の存在があり、それもあってか恭一は鳥栖家に力を貸してくれたところは「映画の恭一、めっちゃいいやつやんか!」となりました。
演技に関してはみなさんベテラン揃いでもあるためさすがの安定感です。ドラマから出ている方はもちろん、津田さんの演技もさすがでした。
個人的には大東俊介さんが出てきたのが嬉しかった!
ただのヒラ刑事かと思いきや、やっぱり彼は悪役やらせたら最高ですね。ドラマ「前科者」の時やドラマ「金と銀」の時などにも思いましたがもっと世間的に売れて評価されてもいいのになと思う、素晴らしい役者さんだと思います。
とりあえずいろいろ書きましたがめっちゃ面白かったのでアクション系見たい方はぜひオススメです!
テレビドラマは観ないで映画を観た方が良いです!
佐々木蔵之介さんと殺し屋達との駆け引きやアクションシーンは、ラストまでかなりドキドキで鑑賞していましたが、ラストシーンは感動話になっていて駄目です!娘も刑事なら、母親も逮捕しないとね(テレビドラマ鑑賞していたら、完全に共犯ですから)。
でも、ラストシーンで涙していた女性も劇場には居ましたので、作品的には成功でしょうが、ドサクサまぎれの完結は、私には残念でした。
ミステリーマニアとしての知識を活かした頭脳戦が楽しめないのは物足りない
半グレにも警察にも目を付けられた主人公が、絶体絶命の状況をどのようにして切り抜けるのかという序盤の展開には引き込まれる。
半グレの男と付き合っていたことのある娘が、警察官になっているという設定の違和感も、そんなには気にならない。
だが、半グレ集団を壊滅させることのできるデータを持つ男が、突然、主人公に協力するという展開は、あまりにも他力本願で、ご都合主義すぎるのではないだろうか?
そもそも、そんなデータを持っているのなら、すぐに半グレを壊滅させてしまえばよいものを、なぜ、7年前の遺体が見つかるまで何もしなかったのだろうか?
父の仇の男が姿をくらましていたからなのかもしれないし、協力者が欲しかったからなのかもしれないが、だったら、一体いつまで待つつもりだったのだろうか?
それに、いくら警察が無能だからといっても、そんな重要なデータを、いちジャーナリストが入手できたということにも説得力が感じられない。
あっさりと敵に捕まってしまう妻と息子も、父の邪魔をしに来たとしか思えない娘も、いくらでもチャンスがあるのに引き金を引かない半グレのポスも、揃いも揃って間が抜けている。
何よりも、この物語の最大の売りであったはずの「ミステリーマニアとしての知識を駆使して敵を出し抜く」というプロットが、まったく見受けられないのは、物足りないとしか言いようがない。
せっかくの十億円が、ほとんど活用されないまま灰になってしまったのも、色々な意味で勿体ない。
主人公が、変に逃げ切らず、しっかりと罪を償うことになるラストには納得できるのだが、その反面、土砂崩れで遺体が見つからなかったらどうなっていたのだろうという疑問も残る。もし、そうなら、主人公は、どこかのタイミングで自首していたのだろうか?
守るの定義。
7年前に娘の彼氏を殺した父(哲雄)と、刑事捜査一課で働く娘の零花、少しだけ哲雄のやった事に手を貸してしまった母の歌仙と息子の明、一家4人に起こる話。
7年前に山中に埋めた死体が土砂崩れをきっかけに発見され、それを気にして土砂現場を見に行った哲雄は、その現場で以前に会った事のある安元刑事と再会、その現場にいた哲雄は安元刑事から目をつけられる事に…。
原作、ドラマシリーズは観てないけど、あらすじ人物像など冒頭にちゃんとあって楽しめた。
上映時間約120分の中に濃厚なストーリーというか、展開が変わる変わるで時間内に終わらない作品なのかと思ってしまう位何か詰まってる感じがした。
ストーリー、人物とだいたい理解は出来たけど大東俊介さん演じた彼の立ち位置だけが初見の私には理解出来なかった…てか、どっち?
ネットに掲載されてる哲雄の書いた小説…と言うより気持ち、夫として父親として読む零花と歌仙のシーンには涙。
ラストの刑務所に送られてきた歌仙からの手紙、その手紙を開封する哲雄演じた佐々木蔵之介さんの泣きの演技には何か上手すぎて泣けてしまった…手紙の内容よりも演技で。
初見でしたが楽しめました!ドラマシリーズちょっと気になるな~
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