「やはり実話ものは面白い」ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり実話ものは面白い
キング牧師の「私には夢がある」演説は誰でも知ってる。
でもその「場」を作ったヒトのことは知らなかった。
本作では人種差別と同性愛差別を描くと同時に、黒人社会の「温度差」というか「主導権争い」も描く。
そういう意味ではかなり「正直」な作品だと思う。
差別だけでなく、そうした「逆風」に負けない主人公の強さ、ひたむきさが描かれる。
本作が現代に作られた意味は「差別は過去の話ではない」という意味だろう。
トランプ被告を例に上げるまでもなく、日本でもマイノリティに対する差別発言で人気を集める政治家がいる。
そーゆーヒトがいる限り、本作の価値は無くならない。
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