ふたりの傷跡のレビュー・感想・評価
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ふたりの傷跡 ふたりの絆と
文化祭前に自ら命を絶った親友が残した楽曲を見つけた女子高校生が、新しい転校生の友達と文化祭で披露すべく準備を進めるが。。。というお話。
人が命を絶つお話は心がギュッとなります。特に若い命の場合は特に。
もし高校生の頃、そんな体験したら自己嫌悪で立ち直れないかも。しかもコロナ禍の中で。
誰かと共有できる傷跡=絆があれば前に進むことができるのかな(こんな安い表現しかできないことが悔しいです)。
ミナ役の八木さん、ハルカ役の佐久間さん、ハル役の萌映さんは、映画ほぼ(?)初出演ということでしたが、初々しさが自然に感じられてとも素敵でした。
PS:エンドロール後に特典映像あり、最後まで観てください。
傷跡が紡ぐ痛いほどの青春
福岡での上映に鑑賞してきました。
まず音楽を担当してるのが、福岡のバンド『クレナズム』
クレナズムの音楽が大好きなのでこの映画を知り、鑑賞しました。
クレナズム好きには絶対見て欲しい映画
そして、クレナズム好きと言うフィルターを通さずに見ても、とても良い映画でした。
少し重いストーリーながらも、主演の八木みなみさんを始め佐久間遼さん、クレナズム(Vo.)萌映さんの3人の初々しいキラキラとした演技は素晴らしかった。
特に萌映さん演じるハルの存在感。
金髪で存在感抜群なんだけど、何か透けてる様な不思議な佇まい。
核となる人物として強烈な印象を残してた
八木みなみさん演じる主人公ミナも揺れ動く心と感情、傷を負いながらもラストへ向けて眼力が増していく。
佐久間遼さん演じるハルカもドラムを通して素晴らしい演技と演奏、ラストのドラムは感動的でした。
主題歌『ふたりの傷跡』も全編通して重要な音楽となり、ラストの演奏は圧巻だった。
ぜひミナの歌声とハルカのドラム演奏を見て欲しいと思います。
そしてクレナズムの『ふたりの傷跡』も沢山の方へ届いて欲しい。
他にも若い3人を見守る様に脇を固める俳優陣、低予算ながらも素晴らしい青春映画でした。
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