「ある意味ヤバすぎた」隣人X 疑惑の彼女 ただの邦画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味ヤバすぎた
なんとなく気になっていた作品だったので見てみました。原作とか読んでなく事前情報も宇宙人と遭遇するファンタジーなのかな?程度で鑑賞しましたが、なんというか想像をぶっ飛ばしていろいろとツッコミどころありすぎて書きたいことがありすぎて全くまとまりそうにありませんがとりあえず書いていきますね。めっちゃ長くなりそう。とにかく内容が馬鹿馬鹿しく、なんだかかわいそうにもなるし、余計な要素いきなりぶっこんできたり一体どういう気持ちで見ればいいのだろうという感じでした。途中であくびが止まらず帰ろうかなと思ったくらいです。
Xは結局なんなのかよくわからないし、画的には真面目な感じに撮ってるけど、よくよく見てるとXという要素があることで非常に馬鹿馬鹿しいなと思える内容で、でもそれがないとただの普通のラブストーリーになっちゃうんだろうなとも思うし、ん〜まあちょっといろいろ中途半端な気がします。こんな内容なのにみんな真面目に演じてるからギャグとして見れば面白いだろうけど、なんとなくファンタジー的に見せたい感じもするし、とりあえずどういう気持ちで見たらいいかわからなかったです。
とりあえず内容としてはアメリカがXという謎の生き物みたいな人間に擬態する生き物の受け入れを表明して日本もそれを受け入れすることになり、とある週刊誌が日本に潜んでいるXを見つけろと編集長が言い出して探偵を雇ってXの疑惑があると絞り出した何名かの日本人を記者たちが追うことになります。そこで主人公である契約を打ち切られそうな記者が必死こいてXの疑惑ある女性に近づき付き合うようになります。その中でだんだんと彼女はXではないと思っていき、さらに本当に好きになっていくのですが、ある時、Xに襲われる夢を見ます。その時に白髪の男性の顔が出てきて、それがXの正体だと思い込みます。そしてたまたまX疑惑の彼女の父親の話を聞いて白髪だと分かると写真を見せてもらうとなんと夢に出てきた男性だったのです(笑)さらに同時期に祖母を預けている施設の利用料を滞納し、退所の危機が出てきたことにより目先の金が必要になり、主人公は彼女の父親に会うことにこぎつけ、しまいにはその父親がXだというガセネタを週刊誌に売り、なぜか完売するほど話題になり父母の家に記者が多数押しかけ、さらには彼女の家にも記者が押しかけます。しかし父親が会見をし、そこで自分がXではないことについて話すだけではなく、娘が本当の娘じゃないことも暴露。(もっと細かくありますがめんどくさいんで割愛します)ま、これをきっかけに娘と父の関係が修復することにもなり主人公も世間から叩かれて、とりあえずガセネタだということはバレ仕事も辞め、最後彼女に謝りに行く流れです。書くの長すぎて結構端折ってますが。
野村周平がクズ役ではなく珍しくいい役だったのもなかなかいい感じでした、あとは台湾の留学生の子がバカすぎるのと、彼女との会話に不自然さが多々あり。日本語あまりわからない設定なのに主要キャラとはちゃんと喋れてるし、上野樹里が英語達者なことは何も説明なし、野村周平も英語はあまりわからないといいながらなぜか中国語は理解しているようだし、この辺の設定がグダグダで見ていてだいぶキツかったですね。こんなわけわからない映画にバカリズムさんが出たのが意外すぎますが、あえてこのぶっ飛んだ設定だからこそ出たのかな。とにかくいろいろやばかったですが人に話すネタとしては最高の映画な気がしました。ただ、何も感動とかはありません。だいぶ駄作だと思いますし、文句が止まりません!笑
あ、あと嶋田久作が最近は寡黙な男みたいな役多い気がしますがパワハラ上司みたいな役やってて新鮮でした!