ジェイラー

劇場公開日:

解説・あらすじ

「ムトゥ 踊るマハラジャ」「ロボット2.0」などで知られるインド映画界のスター俳優ラジニカーントが主演を務め、行方不明になった息子を捜すため犯罪組織に立ち向かう元看守の戦いを活写したクライムアクション。

チェンナイに住む元警察官のムトゥ・パンディヤンは、妻や息子一家とともに平穏な毎日を過ごしていた。息子アルジュンはムトゥの影響で警察官となり、ムトゥは正義感あふれる息子を誇りに思っていた。しかしある日、アルジュンが行方不明になってしまう。美術品マフィアを深追いしすぎたために消されたのだと噂されるなか、ムトゥは独自に捜査を開始。かつて看守として刑務所を仕切り「タイガー」の名で恐れられていたムトゥは、元受刑者たちを率いてマフィアとの戦いに身を投じていく。

主人公ムトゥに協力する元囚人役で、南インド・マラヤーラム語映画界のベテラン俳優モーハンラールとカンナダ語映画界の人気俳優シバラージクマールが共演。

2023年製作/163分/R15+/インド
原題または英題:Jailer
配給:SPACEBOX
劇場公開日:2025年2月21日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.5スーパースターを堪能し、初心を思い出す

2025年2月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

君は覚えているだろうか。「ロボット」を初めて観た時のあの衝撃を。「わけわからんが面白い!」のキャッチコピー通り、超絶面白かった。そして超絶わけわからんかった。
それでも一つ確かなこととして存在していたのは、スーパースター・ラジニカーントの圧倒的なスターっぷりである。あの時私は確かに彼のスターぶりに慄き、目を奪われ、めくるめくインド映画の扉へと誘われたのだ。もう本当感謝しかない。
マサラ香る素晴らしい映画の世界を教えてくださった精神的指導者、それがラジニカーントなのだ!

そして「ジェイラー」だ。あらすじは行方不明になった息子を探す為、犯罪組織に立ち向かうというリーアム・ニーソン的な…アレ?これ「ダルバール復讐人」のレビューに書いたような?
まぁとにかく、主人公ムトゥがめちゃくちゃスゴイということが導入パートでサラッと描かれる。こんなスゴイおっさんが息子を探すために組織とバチバチにバトっていくのか…、という期待でいっぱい。

冷静に観ると、今年で75歳になるラジニカーント様に「WAR ウォー!!」でタイガー・シュロフが披露したような激しいアクションは到底無理。そして髪型的事情からシャー・ルク・カーンほど髪を風になびかせることも難しい。
では、ラジニカーントのカッコ良さとは何なのかというと、「決めポーズ」「決めアクション」なのですよ。それも誰でも真似出来ちゃいそうな、むしろ真似したくなっちゃうような、それでいて日常そんなことしないでしょ、ってヤツが良い。
今回は「メガネ(グラサン含む)ビシッ!」です!
きっと今回も全タミル人がこぞって真似したことでしょう。少しでもラジニにあやかりたい。

そんなんじゃ「スゲー!」ってならないから面白くない?でもあるんですよねぇ、例え体が動かなくても観ていて「スゲー!」ってなるような演出っていうのは。
詳しくはネタバレになるので省きますが、悠々と歩いていくラジニの前で前転するトラック(スローモーション)、あれは本当インド映画らしい決めシーンですわ。むしろ悠々と歩いてるラジニがカッコ良いよ。歩いてるだけなのに。
どんな時でも超余裕だよ。ピンチかな?と思っても何やられてもラジニの掌の上だよ。もう神だよ。きっとそうなんだ、ラジニは獅子で虎で神。

スーパースターを堪能する映画、それがラジニカーントの映画で、スーパースターとはラジニカーント以外にあり得ない。それを再確認する映画だ。
よく思い出してみたら、今回ラジニ歌ってなかったな…。ちゃっかり何の関係もないところで軽く踊ってはいたけど。
こんなこと言うのはアレだが、いつ神々の前でそのスターぶりを見せつけることになってもおかしくない御歳。庶民派でありながら圧倒的スーパースターでもあるラジニカーントを是非堪能してもらいたい一本だ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
つとみ

3.5毒には毒を

2025年2月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

元刑務所長(ジェイラー)であるムトゥの息子が行方不明になり、犯罪組織と戦う姿を描いた作品です。

主演のラジニカーントは御年74歳‼︎
彼が出演した『ムトゥ 踊るマハラジャ』からもう30年の月日が流れているんですね😂

だからなのか大きなアクションなどはなく剣捌きや、スナイパーを従えて戦います。

音楽も最高にカッコ良く、笑えるシーンも多くてストーリーも面白かったのですがキレイ過ぎる戦い方と終わり方がちょっと半端に感じてしまい、惜しかったです。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Yum

3.0インド映画

2025年2月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

王様がいっぱいいた。

お父さん強い。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
完