エクソシスト 信じる者のレビュー・感想・評価
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時代は変わったのだなと実感しました
時代背景がかなり変わっているのもあって
現代的なものでいけばこの作品のような展開もありかなとは思います。
両親たちの葛藤、悪魔との対峙の部分は少し物足りなさも感じましたが
思ってたよりも緊迫していてよかったです。
ラスト結局神に祝福されていない子が持っていかれたのかなと思ったのですがどうなんでしょうね。
ヴァチカンが現代的な解釈に基づいた意見を言っていたのが印象的でした。
50周年限定記念セットが欲しい💦
予告編を観た時から特段期待はしていませんでしたがキングオブ・ホラー「エクソシスト」の正当続編と聞いちまったら観るしかないてしょ
でしたが、キャストが少し地味…
唯一お隣の看護師アンからは目が離せませんでしたが…
事が始まるまでの前置きも長く待たされた割に怖さは度は低めだし
前作は神父VS悪魔の闘いに魂が引き込まれ
溺れまくりましたが、今回はほぼ素人VS悪魔
悪魔が乗り移ったどっかで観た事がありそうな普通のホラーとして収めちゃってる感が否めずやや消化不良
宗教の知識がある方なら深掘りも出来たのでしょうけど
哀しき締めくくりの結末ではありましたが
最後、病室の数秒のシーンにわたくし、感激で目頭ジーンですよ!
エレン・バースティンに一瞬だけどリンダ・ブレアが登場した事は今作において貢献度が大!
なんだかんだイチャモン付けてしまいましたが結果、観て良かったのかも…
この冬はホラーの大放出!
個人的にトーク・トゥ・ミーが楽しみです!
遠くのヴァチカンより近くの他人
個人的なホラージャンルの永遠のベストワン『エクソシスト』の正当な続編で、古きホラーのリニューアルが得意なブラムハウスの製作だけど、お祓いが必要な出来でガッカリでした。最初の主人公の少女達の日常生活シーンからして長く、彼女達が森で行方不明になってからやっとホラーっぽくなります。とは言え、彼女達が凄い形相と不気味な声で叫ぶのは50年前の前作と変わらず、その後の展開もありきたりです。肝心の悪魔祓いに至っては、なんと本職の神父でなく少女達の親達とご近所さんとまじない師が強行すると言う無理ゲーで、もはやエクソシストではありません。悪魔が人間の弱い心理を突いてくるシーンはうまく出来ているし、始めから悪魔がこの展開を狙ってたのならグンと面白くなったかも。最後に元祖悪魔憑きの少女が復帰するけど、まさか第二作目は彼女がエクソシストになるのかな。役者さん達は、あまり馴染みのない人ばかりで、キャストが弱いのも盛り上がらない原因。
三部作構成って知ってた?
これは確かに賛否分かれる💦
悪魔祓いシーンに文句言いたい人は
多い気がします(笑)←そのひとりです🤣
色んな信仰心で悪魔祓い👿
神父不在でエクソシストは成り立つの?
修道女になれなかった人がエクソシスト?!
みんな各々好き勝手喚いて祓えるんかーい🤣
などなど
いままで観てきた悪魔祓い(エクソシスト)作品で
イメージが頭の中で凝り固まっているから
「え?結局は「愛」で解決?!」みたいな(笑)
日本人って宗教にこだわりがない人が多いでしょ?
(一概には言えないけど)
だから欧米人が抱く神への信仰心というものには
正直ピンと来ないし
そんなごちゃまぜ感に笑ってしまった🤣
1973年の「エクソシスト」正統続編との事なので
リーガンママも出てきますが
このママが・・・・・・・
ぶっちゃけ詐欺師みたいに描かれてる🤣
(個人の意見です🤣)
なんなら出番必要でしたか?みたいな?
ダメだしばかりしていますが、取り憑かれた少女
ふたりの末路がもう胸糞で大好物です💕😋😍💕
あの終わり方最高🤩
どうやら三部作構成だそうで、まだまだ序章
今回は宿敵バズズも祓えなかったし(たぶん)
ヴァチカンやカラス神父の息子とか絡んで来るのかなぁ🤔
あ、カラス神父に息子がいるかどうかは知りません🤣
ぜひ次回はもっとバズズ出てきて欲しい😈
真面目なアップデート作品
あの画期的なエクソシストから、あまたのエクソシスト映画が作られ、なにやらフォーマットまであるような人気ジャンルになっているが、この作品は原点のまっとうな続編であり、きちんと現代にアップデートされた作品。
一つは、スーパーマン的信念のある宗教者は出てこない。というか、教会関係者はリスクを取らず逃げるのだ。
二つめ、とりつかれるアンジェラの父はものすごく冷静。これが主人公なのである。宗教に救われなくて信仰を捨てた合理主義者。でも、娘や亡き妻への愛は深い。これが事件を解決する推進力になる。
三つめ、フォーマットの悪魔の名前をいうのは、無い。もともとリーガンに取り憑いた悪魔と同じだから、その辺はもういいみたい。
いろいろ細々と、エクソシスト映画好きにとって嬉しいエピソードの積み重ねや、各キャラが少しずつダメなのも、今風にリアル。
単純にホラーやエンタメ見に行くつもりだとちょっと物足りないかもしれないけど、宗教観が変わってきている現代と照らし合わせて見所があるエクソシスト映画だと思う
ホラ-金字塔のスジ展開のハズなんだがな。素人霊媒師集団が挑む悪霊退治、霊媒プロ神父のやられっぷりに疑問!
ドキンちゃん? いえ ウィリアム・フリードキン監督なんだが
今年の8月に87歳で亡くなっていたのね。ご冥福を祈ります。
そんな中、「エクソシスト 信じる者」観に行った。
リンダ・ブレアさんが出てたのね。
そこは昔の記憶を辿ったわ。姿が違うのも無理はないが。
シリ-ズの1作目は流石にかなり前でテレビかビデオで観たな。
階段をスパイダ-ウォ-クするノーカット版は劇場で観たけど やっぱり構成的に撮りや展開流れは昔の作品の方が遥かに面白いと思うね。
ソレだけ世間がネタに慣れてしまったのかも知れないけど。
神父があっけなく憑りつかれたツインに遣られちゃって、ガッカリしたわ。
デミアン・カラス神父みたいの登場に期待してたんだがな、残念。
悪魔が去って逝く場面がちょいと弱いと感じたわ。
でも 白人の子は助からなくって、黒人の子だけ助かる展開で、
そこは思いが複雑ですね。
全体的には ”エクソシスト”の同窓会ってところでしょうか。
こんなん 最近多いなぁ・・・そう思う。
尚、本作は新たな映画『エクソシスト』三部作の1作目だそうだ。
ゾクゾクしたい人は劇場へ。
堅実につくられた「名作ホラーの続編」だが、個人的にこのエンディングは感じ悪すぎる。
通例、名作ホラーの最新VFXによるリメイク系作品には足を運ばないのだが、『ゲット・アウト』(17)のブラムハウスがやるのならちょっと興味があるというのと、この夏亡くなった旧版の監督ウィリアム・フリードキンの追悼を兼ねて、レイトショーで行ってきた。
先に言っておくと、出来はそれなりによかったと思う。
さすがはブラムハウスで、一定のクオリティはちゃんとクリアしてきたような。
テンポの上げ下げ(緊迫してくるとカットが目まぐるしく切り替わる)とか、ちょっとした不穏な風景や事物のショットの挿入の仕方とか、技術的には結構手の込んだことをしていたし。
旧作の持つ驚くべき画格の高さ(ジャンル映画感がまったくない)や、寒々としたひりひりするような緊迫感は望むべくもないが、少なくとも、一定のリスペクトと内容研究を経て作られた続編であることは、ちゃんと伝わってきた。
ただ、観終わって思ったことがいくつかあって、
●看板やポスターに使ってた、教会中の信徒がリーガン化してる絵柄見て、「ポゼッション(悪魔憑き)」×「ゾンビ化」という新機軸の展開を大いに期待して観に行ったのに、まるでそんな要素は皆無の映画だった! まあまあ詐欺じゃないのか、これは??
(なんか今回も『ハロウィン』と同様、実は三部作になる予定らしいから、この「あと」そういうアポカリプス的な展開が待っているのかもしれないが)
●「今度はダブル悪魔憑きだ!」って、黒人&白人の少女のセットなのかよ。
こんなジャンルにまで、「ファッションフォトの呪い」と同様の「ポリティカルコレクトネス」が広がってきてるのかと思うとげんなりしてくる……。
続編があったら、今度はトリプル悪魔憑きで、黒人&白人&東洋人の三色団子になるぞ、絶対……。
●細かいところにはネタバレになるから深入りしないけど、作中でくだらない下衆いこと言ったり、協調性に欠く行動とったり、相手に対して不寛容な態度をとったり、大事なところで心の弱さを見せてしくじったりするのが、全部「白人」サイドってつくりは、さすがにどうなんだろうね?? で結局あのラストでしょう?? なんだろ、このあまりの「落差」は? ここまでくると(監督が白人で主演が黒人っていう配置も含めて)なんだかいろいろ考えさせられるよなあ。
ま、このところ映画が始まる前の宣伝で、毎回毎回『ウィッシュ』の黒人少女が歌い踊ってるのを繰り返し観させられて、いいかげんうんざりしてきてるせいで、八つ当たりで癇に障ってるだけかもしれませんが(笑)。
●その割に番宣では基本お友達の「キャサリン」のほうのヴィジュアルばっかり使われてるのって、リンダ・ブレアのイメージを引っ張ってるんだろうけど、本来のヒロインは黒人の少女のほうなのに、本国としてはそれでOKなんだろうか??
「隠しネタ」ってより、日本の宣伝会社が「いやあ黒人の少女がリーガン化してもお客さんぜったい観に来ないっしょ」みたいなムーヴ見せてる感じがするんだけど。
本国がその「擬態」に無条件でOK出してるとするなら、それはそれでどうかと思うわけで。
●旧作は「母と娘の物語」でもあったが、今回は「父と娘」の物語。やっぱりそれも時代というものか。
ちなみに、この設定にすると、娘を風呂に入れたり、着替えさせたり、身体の傷を確認したり、性的暴行の有無を確認したりと、さまざまなシチュエイションにおいて「親が横についていてやると逆にセクハラ」みたいなことになってて、大変に気を遣う作劇上の難しさをかかえていた。
●楽曲として「チューブラーベルズ」を使うのは大いに結構なんだけど、あの曲のキモはメインの旋律にあるんじゃなくて、多重録音で上へ上へとダサいギターソロやらコケ威しの効果音やら人間の声やらが乗っかっていくのがミソなのに、ぜんぜんその要素はオミットされてるんだよなあ。
●前作の『エクソシスト』は、ホラーである以上にきわめてシリアスな「宗教映画」だったといってもいい。
転じて今回の作品は、旧態然とした信仰が力を喪うなかで、神の実在に確信がもてなくなった人々(民衆も教会も)が、「カトリックの儀礼」ではなく、さまざまな宗教勢力(カトリック、バプテスト派、ウィッカ、ブードゥー、無宗教などなど)の「紐帯」と「連帯」という形で、「なんとなく一神教のヤハヴェを信じてる連」でゆるやかにつながって悪魔に立ち向かおうとする。
そんなことできんのかよ、と思って観ていたら、案の定うまくいかない部分もどんどん出てくるわけだが、じゃあ本家本元のカトリック勢力の活躍ぶりはというと、儀式は公的に●●になるわ、飛び入りの神父は●●●●わと、ホントろくな扱いじゃない(笑)。
というか、カトリックの人これ見たらけっこう激怒するんじゃないの? アメリカでも福音派と同じくらいはいたと思うんだが……大丈夫なのかな?
●てか、見よう見真似で、元見習い修道女とか、ペンテコステ派とか、ブードゥーの呪い師あたりの素人集団が勝手に「エクソシズム(悪魔祓い)」の儀式をやるのって、普通に考えて「悪魔のつけ入る隙しかない」くらいに危険でヤバそうな行為だと思うんだけど、どうなんだろう? でも結局、「呪詛返し」のような形で「本当にひどい目に遇う」のは、適当やってる寄せ集めの民間人じゃなくて、●●のほうなので、さらにモヤっとする。
●なんか今回の悪魔って、強いんだか弱いんだかよくわからないんだよね。
しきりに「口」で煽って相手に付け込もうとするので、力の発現になんらかのセーブがかかってて出来ることに限界があるのかな、とか思ってたら、やにわに身体的暴力やポルターガイスト、テレキネシスを発揮して、相手にえげつない直接的攻撃を加えたりもしてくる。そのバランスが微妙にとれていないので、「おいおい、そんだけやれるんなら最初からやれよ」と思ったりもする。
あと「口」で煽るやり方も、「相手しか知らない秘密の暴露」一辺倒で、あまり芸がない。
で、言われた人間のほうも、それで思い悩んで葛藤したり信仰を揺るがせたりするのかというと、ほとんどそういう内面に踏み込んだシーンはない。ただ単に「ひるんで」「攻撃力が落ち」「敵の攻撃の当たり判定が高まる」という「ステータスの弱体化」がみられるだけである。このあたりがやっぱり、旧作にははるかに及ばない部分なんだろうなと。
●エンディング、すでに●●の存在すら忘れていたので、意外なオチだったといえば意外なオチだったが、なんか猛烈にデジャヴがあるなと思ったら、『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』のラストでした(笑)。
― ― ―
……と、あんまり下げることばっかり言ってるとなんだか感じが悪いので、観ていて面白かった部分についても一応列挙しておく。
●冒頭のハイチ地震。「震災」の悲惨な体験によって主人公のなかで従来のキリスト教信仰に疑念が生じて、無神論者になっている感覚は、日本人である我々にとっては「とても得心がいく」理由だと思う。
●『エクソシスト』の出だしが、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(99)の「魔の森の探検」だったり、シスターフッド×失踪という『ピクニック at ハンギング・ロック』(75)みたいなネタだったりするのは、結構新鮮だった。
悪魔憑きのきっかけがコックリさん(みたいなの)というのも、今風のアレンジとしては王道で良かった。(ただこの二人がなんで憑かれたか、なんでWで憑かれたか、二人がお祈りしてた地下壕はもともとなんのための場所なのか、などの基本的な理由やロジックがあかされないので、ちょっともやもやする。)
●シンパパとひとり娘の距離感というのは、そこそこ上手く表現できていたと思う。悪魔憑きが始まってからも、旧作以上に「娘の考えていることがよくわからない恐怖」「昨日までなついてくれていた娘に急に反抗される恐怖」「娘のやってくる悪戯が得体が知れない執着を感じさせてなんか恐い」「娘の女の子特有の部分にずけずけ立ち入れない不便さ」といった、「娘親の抱きがちな日常的でリアルな悩み」に寄り添って、全般の描写がなされている感じがする。
●娘のふたりとも、「失踪から見つかった直後の不安定な状態」と「完全に悪魔憑きになって汚言と自傷で別人のようになった状態」の「あいだ」の時期がけっこうしっかり描かれていて、『エクソシスト』が「アンファン・テリブルもの」の一典型であることを強調してきている印象。あるいは、リアルに心に問題を抱えた児童や自閉スペクトラム症の児童をベースに敢えて意識した形で、それらに「寄せた」描写になっている点も見逃せない。
●特撮は総じてよく頑張っていたと思う。というか、敢えてVFXの最新技術を強調するよりも、特殊メイクアップで頑張ってる部分を強調していて、そうすることで旧作へのリスペクトを押し出そうとしているのはちゃんと伝わった。
●キャサリンの妹がめたくそ可愛い……でも弟もろとも途中でフェイドアウトして忘れ去られたように出てこなくなってしまった。ラストくらいはどうしてるかもうちょっとちゃんと描けばいいのに。
●脇役だと、やはりアン・ダウドの隣人が良い。
口うるさいけど、実はとても心根が優しく気にかけてくれている存在。
医者を生業としていて科学的な知識もあるのに、宗教的な秘儀にも知識が深いという清濁併せ呑むありようを、製作者が「現代に生きる人間の理想像」と見ているのがよくわかる。
あと、クリスを前作に引き続いて演じているエレン・バースティンは、佇まいにさすがの風格がある。てか、この人90過ぎてるんだよな。実はこの人がいちばんバケモンなのでは?(笑)
ちなみに、クリスが娘にやったことに対して抱えてる苦悩って、『積み木くずし』の穂積隆信が言ってたことと一緒だよね。実際、彼の場合は娘を35歳で亡くしてるわけで。
●キャサリンが教会で荒れ狂うシーン、何かに似ているなと思ったら、ジャック・ケッチャム原作の『ザ・ウーマン』シリーズの『ダーリン』(21)でした。
― ― ―
というわけで、楽しめた・楽しめない、だけでいうと、スピーディーな展開とはったりのきいたスリラー演出がきちんと成されていて、ふつうに「楽しめた」。
点数自体、4くらい付けてもいいかな、と当初思っていたくらいなのだが、ではなぜ1点減点したかというと、どうしてもラストの処理に納得がいかなかったからだ。
まあ、話の流れ上、こうせざるを得なかったってことなんだろうけど……。
なんか結局、「党派的」な政治的スタンスのせいでこんな結末になっちゃった感じがして、違和感があったんだよね。
どうせ●●層の●●はバカで、蒙昧で、短絡的で、一生懸命教会通ってても宗教の本質すらわかってなくて、いざというときにもろくに役に立たないばかりか、要らないことして自滅してやがんの、だから言ってただろ、こういう連中がアメリカの癌なんだって――みたいな、これみよがしな「ざまーみろ」感をなんとなく感じちゃったんだよね。
だからって、そんなひどい「罰」与えちゃうんだ、みたいな違和感。
「連帯」とか「寛容」とか言う連中にかぎって、敵対的な相手勢力に対して攻撃的なのは今に始まったことじゃないが、ここまで露骨な形で、対比的に「天国と地獄」を設定されると、さすがにいい気分では劇場を後にできなかったということだ。
たしかに【正統派続編】
今作の主役は黒人と白人の少女2人。悪霊がとりつく理由も方法も初代『エクソシスト』とはまったく別物。一体どこに正統派の要素が?
物語は冒頭から2人の少女の関係や、親子関係を丁寧に描いていく。ブラムハウス・スリラーの真骨頂ともいえる緊張感が凄い。
さらに、恐らくワザとだと思えるくらい初代とはストーリーの流れも内容も変えていて、続編と言いながらも踏襲はしないということか。
最近のホラーにあるような家族の葛藤なども織り込んで時代に対応してるが、それが今作では良い方に作用している。
ただ肝心の悪霊祓いのシーンは圧倒的に物足りない。初代であったような悪霊との息詰まるようなバトルではなく、その場しのぎのような行為ばかり。キリスト教神父によるエクソシスト行為もローマに断られたため、自分たちでやるはめに。アフリカの宗教を取り入れたり医療機械を入れて心電図を見たりと、どうにも説得力に欠ける有り様。
映画冒頭でハイチかな?の土俗的宗教家のお祈りを受けていたのでそれがラストに効いてくるのか?!と期待していたがそうでもなく、いったいあのおまじないは何だったのか。
結局、エレン・バースティンとリンダ・ブレアのツーショットを出すことで【正統派続編】といえることになったが、まあそれだけ。
フリードキンが凄かったと再認識できた本作でした。
母の愛は強し
エクソシスト信じる者
最高過ぎました😍
最後エンディングでちょっと
涙💧が出てきそうになり鼻水が🤧
ネタバレしますが
悪魔ってキリスト教の考えからしたら
堕天使、つまり元々は神様な訳で
人間に知恵を与えた罪に問われ
神の座から降格したわけですが
力のある者が最終的に望むのは
結果弱いものいじめで貶める
冷静でいられなくなったお父さんの
判断が悔やまれますね
あれは要するにどっちの命を
選ぶかと悪魔は聞いてきたわけです
そんな時宗教の信仰が云々よりも相手を
信じる強さが悪を撃ち勝つ事にも
繫がっている、という内容です
亡くなったお母さんがやっぱり
娘を最後は護った
母の愛は偉大ですね😇
これが続編でいいのかな
ホラー映画の金字塔あのエクソシストの世界の現代が描かれており、前作キャストも登場と胸熱な心境でした。作品の恐怖感はまぁ悪くはないといった感じです。前作が前作なだけにもう少しトラウマになりそうな描写があっても良かったかなとも思いました。評価を下げた要因としてはあっさりし過ぎているところです。今回少女2人に取り憑いた悪魔を同時に祓おうとし、まさかのエクソシストが教会の命で悪魔祓いを拒否、お隣の元修道女が指揮を取り除霊に臨むというなんともその場限りな対応。途中でエクソシストは参戦するものの数分で首を回され退場という、これはタイトルあってるのか?結局悪魔の判断で悪魔祓いは終わりなんとも言えない悪魔祓い?でした。まだヴァチカンのエクソシストの方が好きですね
結局
悪魔の正体はなんだったんだ?
エクソシスト系列の映画観てると『悪魔の正体』にスポットが当たってる気がするんですけど今回はそうではなかった。
結構そこのシーン好きなのでなかったのが残念-_-
(あったかもしれないけど気づかなかった)
あと黒人の方と白人の方で白人の方が亡くなったのもすごく可哀想でした。
ホラー映画としては後味の悪さはいいんですけどね。
なんか対比させて可哀想な子供が出てくるのは辛かったな…
神父さんの存在の耐えられない軽さ
オリジナルを超えられないのはわかっていましたが、見応えの一つとして、神父と悪魔の対話式死闘というキリスト教の儀式的要素が重要だと思うのですが、神父さんがコンプライアンス的に悪魔祓い無理ってそこ薄くしてしまうと、エクソシストじゃないんじゃないかと感じてしまいました。
どんな宗教にも悪魔祓いはあるとかみんなで力を合わせてとかではなくそこは奥義を取得している
神父にお願いしたかった。そういう意味ではバチカンのエクソシストの方が良かったと思います。
【”血と肉。そして究極の二者択一。”二人の少女が森に遊びに行き、3日間行方不明になった後発見されるが、何かに憑りつかれて・・。悪魔に憑りつかれた二人の少女の形相や悪魔払いのシーンは見応えがあります。】
ー オリジナル「エクソシスト」で娘リーガンを悪魔から救おうとするクリスを演じたエレン・バースティンが驚きの同役再登板作品である。-
■ヴィクターは、12年前にハイチで大地震に遭い瀕死の妻とお腹の子のどちらかしか助けられないと医師から言われる。
そして、13年後、お腹の中の子はアンジェラという名の少女になり、ヴィクターと暮らしていた。
ある日、アンジェラは親友のキャサリンと”勉強する”と周りに言いながら森に遊びに出掛けたが、行方不明に。3日後に無事保護されるが、二人とも明らかに何者かに憑りつかれていた。
◆感想
・ハイチの大地震の後の比較的牧歌的な雰囲気から、一気にホラーテイストに突っ込んでいくギャップが凄く、そこから一気に物語に没入する。
・アンジェラとキャサリンの何者かに憑りつかれた表情や、元修道女だったナース、アンの且つて過ちを犯し子供を堕胎した事や修道女の時の名をギラツイタ目で、アンジェラが告げるシーン等で、憑りついたモノが悪魔である事が分かるのである。
ー ここら辺は「ヴァチカンのエクソシスト」でも描かれていた。-
■アンジェラとキャサリンを除霊しようと、ヴィクターの家の中で縄で縛って椅子に座らせて除霊を行うシーン。二人は完全に心拍数など同調している事で、一つの悪魔に憑りつかれている事が分かる。
ー 神父が、上位神父達から除霊を禁じられながら、アンジェラとキャサリンの親やアンたちが除霊する中、意を決してやって来るも悪魔に頭を捻じ曲げられる姿。
悪魔が”パズズ”だとしたら、除霊側のパワーが足りなさすぎるのである。
但し、見応えがあるシーンではある。ドキドキしながら観賞する。-
<そして、ヴィクター(及びキャサリンの両親)が、12年前にハイチで大地震に遭った時と同様に、悪魔から、”ヴィクターかキャサリンか”二者択一を迫られるシーン。
ヴィクターは亡き妻の紫(高貴な色)の衣装をアンジェラに掛け、アンジェラは大量の黒い液を天井に吐きながら蘇生し、キャサリンは帰らぬ人になる・・。
今作はイロイロと突っ込み処はありながらも、「エクソシスト」映画としては、一定の怖さを保った作品である。>
エクソシストを通してのヒューマン映画みたいな感じ
ところどころ、びっくりさせるシーンがあって、そういう意味では、良いびっくりという感じ。
ホラー的な要素もあったけども、どちらかというと、いかによりよく生きていくか、どんな悲しみ、苦しみも、いつかは乗り越えられるといったメッセージを込めた内容だと思った。その為、単純なホラーにはしない意図のものである。その為、単純にホラーを求めている人には、少し物足りなさを感じると思われる。
私としては、ホラーに振り切って欲しかった思いがあり、一方で、こういうのは嫌いじゃないという意味で、星を3つにしてある。
全体的に行くと、表題にも記載したが、エクソシスト、ホラーを通した、ヒューマン映画みたいなものという感じかなと思いました。
シンクロディスり。
12年前に妻を亡くしたヴィクターと娘アンジェラに起こった話。
学校帰りに親友キャサリンと立ち寄った森、その森で行方不明に…3日後に無事に保護されるも様子のおかしいアンジェラとキャサリン…後に悪魔祓いをお願いする事に。
毎回エクソシスト観て思うことはお国柄の違いなのか、国内の心霊作品は怖いと思えるけど、悪魔って身近な感じがしないし、いかにも作り物感あって怖くない。
製作国側に住む方はこれを観たら怖いと思うのかな?!
音ではビクッとなったけど、憑依されたアンジェラとキャサリン観ても怖くなかった(笑)
あー、続編とか言うからぁ、、、
エクソシスト系、であればそこそこ怖かったと思うし、単に「あー、あのエクソシストをリスペクトしてるんだあ」ってわかって好感持てたのに。
続編
とかいうから、、、色々届かない所が見えて来ちゃうんだよね。
まず、音バンが、ひどい。冒頭いきなり「犬バン」だし、電気ははじけるわ、ガラスはバンするわでさ、そこまでやっちゃうと、ランクが下がるよ😅
リーガン母も、なぜ出てきた?と思わせるようなフェードアウトの仕方。やられにきただけ?
悪魔祓いの神父も出方も落ち方も中途半端。素人軍団がいくら集まってもね。
アンジェラが助かって良かったね、的な終わり方もキャサリン死んでるのに?っていうね。
全体的にごちゃごちゃし過ぎ。
そして、チューブラーベルズの使い方!オリジナルのなんでもない所で使ってるあのインパクトを超えられてないよねえ。そもそもアレンジしちゃって、ホラー映画のBGM化しちゃってるよ。あのアレンジはダメだなあ
確かにオリジナルを意識はしてるよね。冒頭のハイチシーンもオリジナルの発掘シーンを思い出させるし、チューブラーベルズを劇中一度しか使わなかったり、キャサリンのメイクはリーガンぽいしね。続編じゃなきゃ「オマージュだ!」「リスペクトだ!」って言えるんだけどさ。「続編」として観たら、、、
何度も言うけど、続編じゃなかったら、結構怖かったし、「みんなで頑張ろう」でも良かったんだよ、今風だし。
リーガンは出ると思ったよ。もっとストーリーに絡むと思ったんだけどなあ。あのサプライズありき、だったのかな。だとしたらそれはそれでもったいない。
色々と情報入れ込み過ぎた感がね。「え?それってなんで?突然過ぎない?」ってぐらいで良かったんだよ。なんか消化不良な感じ。
やっぱり、オリジナルの凄さを改めて感じたね。
前半は大傑作、惜しい!!!
前半の緊張感・テンポ感のまま最後までいっていれば歴史に名を残す超絶大傑作映画になっていたと思う!
娘に一体何が起きてしまったんだ?!という絶望感、そして宗教的なものから目を背けていた主人公が徐々に霊的なもの悪魔的なものの影響を考え始める(背景音楽のピアノの旋律が徐々に「エクソシスト」のテーマになっていく演出も最高)中盤までは素晴らしい。
ただ、後半は登場人物が一気に増えてしまったのと(今回は悪魔は2人同時に憑依したので仕方がないのだが)、エレン・バースティン登場で話の主軸が少しぶれてしまい、その結果色々な要素が消化不良で煩雑になってしまった印象。
しかし、悪魔と人間の同窓会ってあるんだな〜ってくらい50年ぶりだな!といったノリの再会シーンは不思議な気持ちになりました笑
ラストは娘から主人公に向けるある選択の巧みさと本作の"信じる"とはどういうことか?というテーマへの繋げ方が「エクソシスト」だなーという作品性をちゃんと定義出来ていて上手い!と思いました。
主人公はウィリアム・フリードキン版の初代「エクソシスト」のように、我々観客と同じく心のどこかでは神様や悪魔なんて信じきれていないんですよ。"そこ"を悪魔はついてきて、人を信じることが出来るか?(本作では主人公は奥さんのことを信じることが出来るのか?)という選択を主人公に再度迫るという展開がアツい!
多宗教による悪魔祓いの儀式は多様性の今の世の中らしいかもしれませんが、人数多いって!笑
「ハロウィン」新三部作で油の乗ったデヴィッド・ゴードン・クリーン監督もジェイソン・ブラム監督による演出は
本作の前半を観ればめちゃくちゃ高品質というのがわかる。
ただし、「エクソシスト」という看板を背負い、レガシーを背負い、名優を再演させるという重荷を背負って動きが鈍ってしまった後半を観ていると、もはや彼らは過去のホラー名作タイトルに頼らず、彼らによる新たなホラーのタイトルを生み出す方が良いのではないかと思った。
IMbの海外レビューを読んでいても本作は酷評の嵐で笑、本作の続編製作は難しいかなと思うので、尚更新作に期待したい!
以下、私がこうすれば良かったんじゃないか?な展開
主人公が13年前に妻と娘のどちらを生かすか?の選択の時に実は自分の妻の方を選んでいて、娘のことは選んでいなかったというネタバラシはとてもよかった。ここを活かして、中盤からアンジェラに妻(実は妻のふりをした悪魔)を降霊させておく。キャサリンもその両親もいりません。でラストのどちらの娘を救うか?の展開は、妻と娘どちらを救うか?の二択に置き換える。娘を選べば妻は地獄に堕ちて永劫焼かれる。妻を選べば娘が・・・。という13年前と同じ選択を主人公にさせる。主人公は妻のフリをしている悪魔を見抜き、妻の言葉を信じて娘を守る(選ぶ)ことが出来るのか!?という展開です。
(ここまで書いてよく考えたら東野圭吾の「秘密」じゃねーか!と思いました笑)
パンフレットは高橋ヨシキさんによる安心のコラムがあり、大変満足です。
対峙
『エクソシスト 信じる者』
正当な続編と謳いながら
そんなに関係は薄めで
オリジナルを知らなくても
充分に楽しめる内容です。
クライマックス
あらゆる信仰が
少女たちのために
悪魔と対峙し
戦うのが描写が感動した。
人を助けるのに信仰関係無い。
一応三部作としてスタートする予定なのですが
これからどう言う内容に進むのか。
誰が残り2作目と繋げるのか
アメリカの興行が乏しいようです。
さぁどうなる。
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