エクソシスト 信じる者のレビュー・感想・評価
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初代とは別物と考えたほうがよいかも
第一作より好きかもしれない。
最後の選ぶっていうのは悪魔のブラックジョークみたいな感じやったのね。タチが悪いわ…あのお母さん必死で気持ち抑えてたのにオヤジよ…神父様は今作でも扱いがひどい。
くるのわかってるのに音で驚いてびくっとしてしまい、隣で観てた人がびっくりしていた。ごめんなさい🙏
少女の起こす出来事の顛末
2人の少女に起こる出来事が起因になり、それぞれの家族の選択が行末を決める。
ただその結末が途中から見えてしまう。
どうしても描く上で不条理な出来事がその物語のキーとなって顛末として逆の結果になることはよくあるのだが、そのまま終わってしまうのが残念でした。
少女が起こしたことへの少女への返しがなく(親にはあるのだけど)、もう少し不条理なまま終わっても良かったんじゃないかと思えた。
エクソシストってタイトルがいちばん怖い
ヤマト、鬼太郎に続いてまたまた元ネタが50年も前のあのエクソシスト。73年の公開時は、少年サンデーの巻頭カラーで緑の液体を吐く少女リーガンのドアップ(楳図かずおの漫画だった模様)を見ておののき、映画は事実を基にしているとかアメリカでは失神者続出とかのテキトーな情報に恐怖した小学生だったわけだが、実際にエクソシストを観たのは、いい大人になってからスパイダーウォークも収録されたディレクターズカット版。
今作はその正統続編とのことで恐怖へのハードルは上がっていたわけなのだが、ぶっちゃけジャンプスケアでビクッとなる箇所があったぐらいで特に怖いってわけではなく…。話もやや前置きが長く、ラストも納得いかない感。聖書とかキリスト教とかでわからんこともあるのかもだが。そもそも、とうの昔に悪魔も悪魔祓いも消費し尽くされホラーがギャグとなってしまった今の時代に恐怖を求めるほうが無理ってものか。
ハロウィンの続編シリーズを手がけてきたデビッド・ゴードン・グリーン監督は元ネタへのオマージュを大切にする方向性の人のようで、リーガン母クリスを友情出演的に出したり(その割に目潰しされてお気の毒)、今回は神父で首ぐるんをやってくれていた(爆笑したけど)。エクソシストやホラーのマニアな視点があればもっと楽しめたのかも。
賛否は分かれるだろうが、、
社会的に正式に悪魔の存在を認める。
数あるエクソシスト作品のいずれかで言っていた。
腑に落ちた。
社会的に正式に悪魔の存在を、認めるとは、どういう事か。
リーガンのようなケース。
メンタルに起因する症状の可能性のある場合、
周りが信じているふりをしていては、悪魔も退散しない。
ふりではなく、
社会的に認知されている存在という扱い。
社会的に認知されている存在に、敬意を払って、交渉して、退散して頂くというスタンスを日常化する。
つまり、
悪魔の承認欲求を満たしてあげる。
悪魔にも承認欲求が必要なのか、、、。
必要なんです。
というバージョンだった。
本作、信じる者。
原因の解釈は似ていた。
クレバーなシナリオ、演出は、
ホラーとしては、
やや退屈ではあるが、
撮影、照明、
フレームの切り方、伏仰、
高さ、窓外を安易に飛ばさない自然光の取り込み方、
室内の灯りの活かし方、
作品のコンセプトと共に、
非常に理にかなっている。
その反面、
あの手この手で観客を恐怖に落とし込むような安易な事をしないので退屈さは否めない。
信じるか信じないかは、
観客しだい、
と、
派手なエンターテイメントにしないのは賛否が分かれるだろうが、
見えづらい小さくて確かな技術に支えられているのは、レジェンド作品へのリスペクトでもある。
前作と比較しない ➡︎ しかし正しく比較する
1973年のエクソシストの直接的な続編という事で前作を予習してきました。しかしアメリカの評価がイマイチなので迷っていたら、字幕版減ったので吹替版での鑑賞です。
前作と同じ悪霊かは分かりませんが、同じ街なので多分そうなんでしょう。
前作で造形は完成されているので、50年経っているからといっても大きくは変わりません。しかし二人同時に憑依します。
以下ネタバレ有り
今作は、信じる事、そして人との繋がり。
悪霊に取り憑かれる理由のひとつに心にすきが出来た時。母の死と引き換えに生まれたアンジェラと友人オニールが母の降霊をして取り憑く。世話をしたのが隣人で看護師のアン。修道女を目指したが誰にも言っていない断念した理由を言い当て、悪霊の存在を確信。
前作で憑依された娘リーガンの母クリスが除霊するが失敗。カトリック教会に助けを求めるが拒否。
教会も助けてくれないので自分たちで除霊。神父ひとりも独自に参加してくれた。
アンジェラの出生秘話も明かされた。当時父は妻を助ける選択をしたのであった。これはツラい。母が死んでしまった結果産まれたのである。
二人の内どちらかが死ぬ。選ばなかったら二人とも死ぬ。選べない。しかしアンジェラと母の絆のスカーフを父は出す。その行動がアンジェラを選択したとみなされる。
ほんの僅かアンジェラへの父の思いが強かったのだろう。
カトリック教会は何もしてくれなかったが、個人としては助けてくれた神父さん。修道女にはなれなかったがしっかり信仰心を持っていたアン。目をつぶされても闘い続けてくれた前作の被害者の母クリス。それぞれの運命の糸が繋がっているとしか思えない。
アンジェラは母のスカーフでいつまでも結ばれている。
最後は音信不通だったリーガンとクリスの再会。目が見えないのは辛いけど心は通じ合えた。この母娘は当時の出演者の二人。50年の年月を経て再会です。
前作とどうしても比較されてしまうが、十分良作です。
ノスタルジック
私の世代のホラーと言えば、これ!
失神者続出で今でいうR15?R18?になったような。
だから、実際に観たのはかなり後になってからだった。
あの旋律を聴くだけでノスタルジックな気分になる。
なので、今更という気はするが足を運んだ。
是非とも大画面で観たかった。
正直言って、怖くはなかった。
まあ、最近怖かったホラーなんて皆無だけれど・・・・。
しかし、最近観た和製ホラーに比べると作りはしっかりしていると感じた。
子役の演技?特殊効果?は見事だったし、
安易にキリスト教を礼賛しない戦いぶりも見応えがあった。
ストーリーは尻切れトンボの観があり、
続編ありのような感じになるのかと思ったがそれはなかった。
それらしいテイストはあって懐かしかった。
それだけでまあまあ満足。
221 やはり原典は偉大なり
今時こっくりさんなんてあるの?から始まって
娘のピンチに他人の迷惑顧みずのお父ちゃんを経て
なんか途中までダラダラしてるなー
しかしエレンバースティンの登場で一気に場面は引き締まる。
が、特に悪魔払いの能力を持ってないのにいきなり対戦しても
予想どおりに敗戦。
神父にも「あっしには関係のねえこって」と拒否され
仕方がない、みんなで頑張ろう
ええ!?
見かねたヘタレ神父は
しゃーないやはりここはアタシが、とのこのこ出てくるも
秒殺でノックアウト。
で、結論は
素人に負ける悪魔はあかんやろう
60点
イオンシネマ草津 20231211
パンフ購入
最近の映画という感じ。
この映画がオリジナルの第一作に敵わないと言う人がいるけど
そんな事は当たり前であってあえて言う事もないと思う。
ただ思ったのは過去の作品のリメイクや続編と言うのは
過去の作品に対して多大なリスペクトをもって描かれている事が多いけど
この作品も過去の作品に対しての多大なるリスペクトを感じた。
例えば最初黒人の女の子とお父さんが戯れあうシーンがあったりするけど
このシーンは第1作目をリスペクトしながらも
真の二作目がこれであると言う宣言なのであろう。
第一作目を知っているものからすると
とても感慨深いシーン。
こう言った感じで過去のホラー作品のリスペクトを出していたのが
例えば森の中に失踪したと言うのは「ブレアウィッチ・プロジェクト」の発想そのままであるし
白人の女の子が教会の中を通ってくるのは
まるで「オーメン」のワンシーンの様だった。
まあそんな感じで遊び心もあって良かった。
唯一残念だったのは度々悪魔の顔がサブリミナル的にスーパーインポーズされるが
アレがちょっと余計だったかなと思う。
これもイタリア系ホラーなど過去の作品で使われていた手法で
それに倣ったのは分かるけど
元々エクソシストの第一作にはあったノーブルさが無くなってしまっている。
いやホラーなんだから怖がらせてナンボでしょと言うのは分かる。
でもエクソシストはだんだん少女が豹変していくところで充分得体の知れない恐怖があるので
ああ言う子供騙しみたいな手法は無くてよかったかなとも思う。
単純に怖い想いをしたい人もいるのだろうけど。
バチカンの公式見解としてエクソシストを執り行うのは罷りならぬと言うのはある意味現代的な解釈かなと思うけど
その為エクソシストを執り行うのは全員素人集団だったと言うのも
まあそうなるだろうなと言う感じ。
まあこれ以上は完全なネタバレになってしまうから
敢えて語らないけど
結局悪魔の巧妙な罠によって驚きの結末を迎える。
今年の夏頃に「ヴァチカンのエクソシスト」と言う作品を見て思ったのは
アレも悪魔が手を変え品を変えエクソシストの弱みに付け込んでいくのだけど
アレ以上の仕掛けが施されている。
いやもう原作の発想が悪魔的だよなという感じ。
よく考えたなと感心する。
あとこれもネタは明かさないが最後の最後に驚きのシーンがあるのだけど
それを見た当初は流石に声が出たけど
別にあのシーンが無くても良かったんじゃないかと思う。
評価する向きも多いだろうけど
作品としては完全に蛇足だなと思う。
まあ企画段階でこのシーンを入れようと言う提案があったのかもしれないけど
別に最後のシーンが無くともそこそこ良い映画なのは間違いないんだけどなと言う気分。
物語は今だ終了しておらず
恐らく第三作目があるのだろうなと言う気になるけど
まあちょっと無駄な部分が今回多かったかなと思う。
発想は本当に秀逸でなるほどそう来たかと言う気分になる。
悪魔ならそうするよねって事だ。
結論としては非常に面白い作品ではあったし
映画への愛情、過去の作品に対してのリスペクトも沢山感じられるけど
ちょっと余計なシーンがあったと言う事で星4つが妥当だと思う。
ウィリアム・フリードキンがどれだけ凄かったかという事。
社会現象にもなった1973年の「エクソシスト 」
シネコンがないあの当時で
並びの映画館が2つとも同じ映画を上映するという
異例の大流行りぶり。
当時はホラーに関しては規制が無いので
9歳の私でも観れたのだが
テレビCMが怖過ぎて映画館に行けなかった。
規制はないわ、CMが怖いわ、良き時代だ。
そして正真正銘の続編。
最初は「どこが続編??」だった。
あのオープニングの闇に佇む姿とは違い
笑顔と太陽……は?
しかし進むにつれて恐怖が増してきて
最終的には面白かったのだが、
どうしても続編なので前作と比べないわけにいかない。
ってなると大変申し訳ないのですが
段違いに50年前の方が全てにおいて上かと。
自分もあの場所から逃げられない感や
観たこともない“呪われた姿”
50年前の方が断然怖い。
特殊技術まで過去の方が凄いとはこの50年とは一体?
なんで今回、こんなに地味に演出したのか?
「真の悪魔祓いとはぁ!」とかじゃなく地味。
まー、前作のウィリアム・フリードキン監督が
がどれだけ凄かったかという事なんだろーなー。
道徳の時間
ホラーエンタメだけじゃない一面が大きかったような気がしてる。反面教師かなとも思う。
正統な続編という位置づけらしいのだけど、前作はこんなに宗教色が強かったかなぁと首を傾げる。当時は小学生とかだったから、そこまで考えが及ばなかったのかしら。
作品としてはよく出来てると思う。
が…なんか逆説的に信仰の必要性を説かれたような気もしてる。そのくらい真に迫ってたって事なのだけれど。所々、ドキュメント風なアングルもあり…コレってフィクションだったよなと不意に考える。
たった1カットだけど、儀式の執行を訴える牧師を見据える禿げた眼鏡の司教さんとかすっげえアクセントになってた。
アクセントと言えば、この作品の編集はなかなかに趣味が悪い。
1カット目、飛び込んで来るのは犬が吠える声だ。あの声に不快感や恐怖を抱かぬ人は居ないだろうと思う。そんな身近な恐怖からこの作品は始まる。
中盤くらいまではシーンの冒頭に、そんなSEが入ってる事が多くて、いちいちビクついては「チッ」って舌打ちをしてしまう。
ホラー映画なので、そんな手法を使ってもいいのだけれど「必死かよ…」と若干ひく。
なのだが、コレも悪魔が身近に潜み、予告なく不意打ちで現れる事の暗喩ならば、まぁ、悪くはないのかもしれない。
とはいえ、徐々に濃くなっていく違和感は楽しかったし、手間をかけた編集もいい感じだった。
物語的には、前述した宗教色なんてものを嗅ぎ取っちゃったから、キリスト教の布教PVか道徳の時間に見せられる教材みたいに思えてしまい怖がれなかった。コレはおそらく間違った見方だと思うし、残念である。
いつも思うけど子役がもう抜群で…何を憑依させたんだと拍手喝采だ。
物語の落とし所も、教典のどのエピソードから引っ張ってきたんだろうと思うくらい、このテーマに即してた。
「お前を選ぶ」
悪魔から2択を迫られ、どちらかを選ばねばどちらかが死ぬと言われる。…実に巧妙な問いかけだ。
死にたくないと叫ぶ我が子を助けたい一心で、命の選択をする。それは他者を殺害するのと同等の行為で、利己的な人の一面が浮き彫りになる。
悪魔に唆され、その甘言に乗っかってしまったものには不幸が訪れ、それを拒んだ者は悪魔に何も奪われはしない。
なんとシンプルな構図であろうか。
特殊メイクやCGなどは前作とは比較にならないほど高性能ではあるものの、逆に生っぽさが無くなるというジレンマにぶち当たってる感じだ。
結局、事なきを得るのは神を信じず悪魔にも靡かなかった父親ってオチも言い得て妙で…。
人が捏造したであろう神に縋る事もなく、悪魔の誘惑にも耳を貸さず、自分の信念を貫いた者にこそ神の祝福は与えられるみたいな…看護師の叔母さんがわかりやすく説明してくれるのだけれども。
とは言え、人は罪深い生き物でなので、日々反省し、明日はより良いものである事を願いながら生きていくのであろうなぁー。
副題通り「信じる物」がテーマ
名作ホラー「エクソシスト」の正統な続編で、製作にホラーブランドの「ブラムハウス」が参加しているので、期待して鑑賞したのだが、これはホラーなのだろうかというのが正直な感想。
ハイチのリゾートから始まるオープニングは意表をつき、期待度が高まる。
12年前、ここでの地震で妊娠中の妻を亡くしたヴィクター(レスリー・オドム・Jr)はその時に生まれた娘のアンジェラを男手ひとつで育ててきた。
ある日、アンジェラと友人のキャサリンの少女2人が森で行方不明になる。
3日後に発見されるが、2人は悪魔に取り憑かれたような行動や言動を繰り返す。
ヴィクターはかつて、自分の娘の悪魔祓いを経験したという女性(エレン・バースティン)に助けを求めるが・・・
クライマックスの悪魔祓いがこの映画の賛否を分ける。
そしてここからこそが副題でもある「信じる者」の話だ。
黒人、白人、神父、牧師、ブードゥ教の呪術師などが協力して悪魔に立ち向かう。
悪魔は分断や戦争の暗喩だろう。
それに対し、宗教や人種を超え信じるものが力をあわせる。
あるテーマのために用意された結末は象徴といえども違和感が残る。
そして、ホラーにこのテーマは必要なのだろうかという点も気になった。
偉大なるマンネリ
悪魔の誘いに乗ってはいけない
悪魔祓いの映画は、悪魔が憑いた人を祓うという一連の過程は崩せないのでマンネリ化しやすいのですが、そこにどのような新鮮味を出すのかが観る前の一つの注目点でした。
今回はビクターの娘のアンジェラと友人のキャサリンに、悪魔が取り憑いて悪魔祓いをするという基本的な流れは初代エクソシストと同じです。
途中で助けに入った神父がいとも簡単に悪魔に殺されてしまい、かなり上級の悪魔と推測されます。
悪魔が2人の少女のうち、どちらを生かしたいか選べと問いかけてきます。ここがポイントでした。
冒頭でビクターの妻が、建物の崩壊で負傷するという伏線が敷かれていました。この時ビクターは、お腹の中のアンジェラよりも妻の命を優先していたため、悪魔に弱みを突かれました。
しかし、ビクターにとってアンジェラも大切な娘に変わりなく、ビクターとアンジェラのお互いの信じる心が合致したため、アンジェラを取り戻すができたと感じました。
逆にキャサリンの父は迂闊に悪魔の誘いにつられて、生かしたい方をキャサリンと口走ったため、悪魔の生贄にされたと感じました。2人の父親の行動の対比が面白かったです。"悪魔の誘いに乗ってはいけない"は金言だと思います。
2人の娘が森で何があったのかは明らかにされませんでしたが、全体的に見応えのある内容でした。
追記
映画の中でサブリミナル効果のように時々悪魔のような顔が瞬時に写し出されます。怖くなるわけではないのですが、面白い手法だと思いました。
期待度△鑑賞後の満足度△ ひどい少女虐待映画。素人は手を出すな、という教訓映画でもあります。出来は兎も角、二人の少女役女優さんの熱演は誉めてあげましょう。
①相も変わらぬ西洋版狐憑き映画。いっそイエス・キリストに頼らずお払いしてあげた方が良かったかも。
②悪魔を信じる(イコール神を信じる)者にとっては怖い話かもしれないけれども、信じない者にとっては普通のお化け屋敷映画。
③結局、悪魔が勝ったというお話でしょ。地獄に落とされた方の少女が可哀想。
“「信じ続ける」事が悪魔に負けないこと”なんて言う暇があったら彼女の為に祈ったらんかい!
④大体あんなことをするために医者がよく病院から連れ出すことを認めたなあ、という話。
それに警察や医者から見たら明らかに大人達がよってたかって少女二人を虐待していた、としか見えないぞ。多分訴えられたでしょうね。
⑤悪魔が憑く迄の描写が冗長だし、コックリさんやってたら憑いたというのもありきたりで不気味感なし。
まだ1973年版の『エクソシスト』の方が、ウィリアム・フリードキンのハッタリ演出ながら不気味さは出ていた。
⑥色んな事を詰め込みたくて逆に中途半端になってしまった好例。
前作はお化け屋敷映画ながら、名優マックス・フォン・シドーと名女優エレン・バースティンが出ていたので箔が付いたが、今回はエレン・バースティンだけで(女優からエクソシストになったという設定もねぇ)、後は地味な俳優さんばかりで、リアルさを狙ったのかも知れないけど、映画も地味になっちゃった。
⑦最後にリンダ・ブレアが出てきた時はお涙頂戴丸出しであざといなぁとは思ったが、オールド・フォンにはやはり懐かしい。
兄より優れた弟など存在しねぇ!ってジャギ様のお言葉よ。
夕方、タケちゃんのビークー観ようとしたけど、思ったより混んでて通路傍取れなかったので、ちょいとアレンジ。
…
……
小学校の時観たようなショックには見舞わられなかった!
俺が稲川淳二慣れしたせいか、ギョーカイ的に自粛してるのか…たぶん両方だろう。
怖くない分と、まぁいい歳なのでコンセプトは理解出来たけど、中盤で宣言している「あらゆる宗教の壁を越えて、祈りで悪を追い出す」には程遠かった。三大宗教ですら無くて、カトリックとプロテスタントとブードゥ(?)と、キリスト教系宜保愛子みたいな霊能者がチームで戦うと言う、アベンジャーズみたいな展開でガッカリ。あの件りで「お!」と思ったのは、宜保愛子みたいなのがマッドマックスの「武器将軍」みたいになる所かな?
あそこまでグダグダに作るなら「日本から織田無道と三木大雲が参戦!」とか、舞台がアメリカなんだからネイティヴの儀式とか入れれば良かったのにな、と思ったよ。
それと見逃せない許せないが13年前にフィルムのOM1使っていて(細部に至ってはコンニャロ状態)今は最新デジイチで皆んなスマホ使いってディテールの作りの雑さ!!
これで良いの?
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