「あー、続編とか言うからぁ、、、」エクソシスト 信じる者 市丸よんさんの映画レビュー(感想・評価)
あー、続編とか言うからぁ、、、
エクソシスト系、であればそこそこ怖かったと思うし、単に「あー、あのエクソシストをリスペクトしてるんだあ」ってわかって好感持てたのに。
続編
とかいうから、、、色々届かない所が見えて来ちゃうんだよね。
まず、音バンが、ひどい。冒頭いきなり「犬バン」だし、電気ははじけるわ、ガラスはバンするわでさ、そこまでやっちゃうと、ランクが下がるよ😅
リーガン母も、なぜ出てきた?と思わせるようなフェードアウトの仕方。やられにきただけ?
悪魔祓いの神父も出方も落ち方も中途半端。素人軍団がいくら集まってもね。
アンジェラが助かって良かったね、的な終わり方もキャサリン死んでるのに?っていうね。
全体的にごちゃごちゃし過ぎ。
そして、チューブラーベルズの使い方!オリジナルのなんでもない所で使ってるあのインパクトを超えられてないよねえ。そもそもアレンジしちゃって、ホラー映画のBGM化しちゃってるよ。あのアレンジはダメだなあ
確かにオリジナルを意識はしてるよね。冒頭のハイチシーンもオリジナルの発掘シーンを思い出させるし、チューブラーベルズを劇中一度しか使わなかったり、キャサリンのメイクはリーガンぽいしね。続編じゃなきゃ「オマージュだ!」「リスペクトだ!」って言えるんだけどさ。「続編」として観たら、、、
何度も言うけど、続編じゃなかったら、結構怖かったし、「みんなで頑張ろう」でも良かったんだよ、今風だし。
リーガンは出ると思ったよ。もっとストーリーに絡むと思ったんだけどなあ。あのサプライズありき、だったのかな。だとしたらそれはそれでもったいない。
色々と情報入れ込み過ぎた感がね。「え?それってなんで?突然過ぎない?」ってぐらいで良かったんだよ。なんか消化不良な感じ。
やっぱり、オリジナルの凄さを改めて感じたね。