「紅茶♪」イコライザー THE FINAL ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
紅茶♪
デンゼル・ワシントン大好き。
知的で紳士で人として成熟した方という印象。貫禄がある。
正にロバート・マッコールと重なる。
本作は邦題のみに「THE FINAL」と付いているが、果たして「最後の仕事」となったのか。。
「伝説の9秒を刮目」してきました。
ちゃんと「紅茶」を買って着席♪
シチリアでの「仕事」で負傷し、肉体的にも精神的にも限界を迎えたマッコール。
警官の青年に助けられ、たどり着いたアマルフィで、身も心も癒されていく。
人々の温かさ、優しさに触れ、この地を安住の地とすべく、イコライザーのスイッチとなる腕時計をそっと外す。。
しかし、この地にも悪の手が迫っており、街の人々が暴力に巻き込まれる。
自分を助けてくれた人々が苦しんでいる姿を見過ごせない。
マッコールは「仕事」を再開。
そしてその事がイタリア全土を巻き込む事件へと拡大していく。。
と、いうストーリー。
舞台となったイタリア・アマルフィの海岸沿いの田舎街が美しい。
入り組んだ迷路の様な建物にも歴史を感じる。
前作とは趣きの違うそんな舞台がぴったりだった。
そこに暮らす善良な人々。
初めに助けてくれた青年警官。
荷物の中身を見る事もせず、信用してくれて嬉しかった。
この人が狙われるのが本当に辛かった。子供も奥さんも怖かっただろうな。
あいつら、まぢ、許すまじ!!
何も聞かず、看病をし、友人の様に接してくれる先生。
2人の夕食風景は素敵でした。
自分もマフィアにお金を払えなくて暴力を受けているのに「先生の知り合いからはお金は貰えない。次は貰うから」と魚をくれる主人。
カフェの女性店員。何気ない会話がどれほどマッコールを癒してくれたか。。
しかしマフィアはそんな人々の幸せを容赦なく壊しに来る。
普段は几帳面でもの腰柔らかなマッコール。
しかしそのエレガントな紳士が「悪」と対峙した時、彼の中の「正義」が発動し、その戦闘力を見せる時!
そのギャップが堪らない!!
「悪」には同情すべき所が何もないので、マッコールがやり過ぎな位に制裁を下しても、むしろ爽快な気分になる。
彼だって積極的に「仕事」をしたいわけではない。
耐えて耐えている。
そして悪に対しても最後通告をしているのだ。
なめている奴らが悪いのだ!
CIAの新人捜査官エマ(ダコタ・ファニング)を「選んで」ヒントを出し続ける。
イタリアで起きたテロやそれに関わっているらしいマフィアを追い詰めて行く。
エマとの関係がしびれる。
エマとのやり取りに感極まっていた所で、あのシーン!!
ビックーーーー!!W(`0`)W
あっちぃーーー!!(´ཀ`)
ちょうど飲んでいた紅茶で火傷し、私も死にそうになった。
はぁ〜びっくりした('◉⌓◉’)
マフィアにこれ以上好き勝手にはさせないと、街の人々が立ち上がり、マッコールと戦う意志をみせたシーン。
どうか市民に犠牲者が出ません様に!祈った!緊張感が凄かった。
年金を奪われた老人に全額返す事が出来たし、マッコールも安住の地を見つけたのか。。
ラストの笑顔。
みんなに混ざってくねくね踊る姿を見ていたら、この中にずっと居させてあげたくなった。
マッコールの平穏な日々が続く事を願わずにはいられなかった。
だから、もう、ファイナルで、、
いいです泣
それにしても、
ダコタ・ファニングちゃん!!
水泳少女だったあの可愛らしい少女がすっかり大人の女性に!!
人ん家の子はしばらく会わないと、いつの間にか、すごく大っきくなっている感じ。。違うかw
ですよね!ダコタ・ファニングの成長ぶりには感動を覚えました。他の出演作品見てたのに。
あの国家憲兵の青年が「俺はカモッラ共に屈した……」みたいに落ち込んでるところをマッコールさんてば「勇敢さはライオンのように吠えることではない。あとはもう分かるよね(後半適当)」と泣けるアドバイスを与えるシーンがあったのに、編集でカットしたと聞いて、それを見たすぎて悶えました。
今晩は。
私は、映画館でポップコーンも飲み物も一切頼みません。
紅茶ってあるんですね。吃驚。
他の方にもコメントしましたが、今作は個人的には”アメリカ版必殺仕事人”として続けて欲しいんですね。
デンゼル・ワシントンが好きであるという事もありますが、彼の潔癖症は梅安に通じると思うのですが・・。では。あ、返信不要ですよ(何故なら、今朝から食物を一切口にせず、先ほど家人と寿司を食べたため、酩酊・・。)