「是非、前作を見ておく事をお勧めします。」イコライザー THE FINAL まーくんさんの映画レビュー(感想・評価)
是非、前作を見ておく事をお勧めします。
イタリアの石畳の街で悪の組織の車列が吸い込まれるように流れる映像が印象的。
イタリアの小さな街の善良な人々の姿を映す映像も素晴らしい。
年金を全額奪われ家まで手放さなければならなくなった弱き老夫婦の金を回収するためロバート・マッコール(RM)が乗り込んだ悪の巣窟で、まさかの子供に後ろから銃撃され瀕死の重症を負い、ある田舎街に辿り着くところから物語は本題に入って行く。
その街で周りの人々に心身共に支えられ傷が癒えるにつれ、逆に悪の組織による街の人々への暴虐ぶりがエスカレートしていく。
彼は敢然と立ち上がり悪の組織を壊滅させていく。
前作・前々作を凌ぎ、まさに圧巻であると思う。
街は浄化され平穏が戻ってくる。そして最後はロバート・マッコール(RM)も田舎町の祭りの輪に溶け込んでいく。
影の協力者ロバート・マッコール(RM)のお陰で事件解決の最大の功労者となったCIAエージェントであるエマ・コリンズにCIA長官が会いたいとの連絡が入る、と同時に一通の封書が届く…
この作品には大事な伏線が一つある。
前作を見ておくか内容を思い出しておく事がとても大切だと思う。
エマ・コリンズの元へ届いた封書の中身は…
①「RM」と差出人のイニシャルが書かれた付箋紙
②前作を見たことがある視聴者が、あれ?と思うどこかで見た事がある黒い手帳(とその中身の文字列)
③エマ・コリンズも驚愕落涙したであろう(RMが誰なのか?)謎解きの写真
流石、ロバート・マッコール(RM)だと劇場で泣いてしまった。
この作品の本題もさることながら、私はこの伏線に本当に感動している。
半年後?メディアが発売されれば、また必ず見る事になると確信している。
更に更に、次回作があるのであれば、待ち続けたい。