「マッコールさんが時計を見たら逃げよう」イコライザー THE FINAL MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
マッコールさんが時計を見たら逃げよう
まずひとこと言いたい。
誰だよFINALって付けたの!
日本配給お馴染みの終わる終わる邦題詐欺です。
どうせこの後の続編にはニューとかネクストとかシンとか付ければいいくらいに思ってんだろ。
さて映画についてだが、今作の舞台は前作までのボストンからガラリと変わってイタリアのアマルフィ。
風光明媚な地ではあるがアクション映画の舞台としてはちょっと地味。規制とか多そうだし。
派手な爆発シーンも有るには有るが配給側がねじ込んだ感がある。
1作目に戻ったような地味さだが(マフィア壊滅するけど)、マッコールさんは人知れず(勝手に)人助けをするというキャラクターなので、これ位が丁度いいのかもしれない。
でも自分は前作の方が好きだなぁ。
共演のダコタ・ファニングにはビックリした。観ていて全然気付かなかった。良い女優さんになったなぁ。
トムの「宇宙戦争」以来な気がするが、あれそんな前だっけ?と思って調べたら2005年の作品だった。歳月とは恐ろしいですな。
今作の脚本についても少し。
観ていて今回は "マッコールさんイタリアで大暴れの巻。" 的なシリーズとは少し離れた話かと思っていたが、ラストの僅かなシーンとチラッと映る1枚の写真で全てが繋がってビックリ!(人助けのつもりでイタリア行ったら麻薬の密輸組織1つ壊滅させちゃったんで後宜しく。ってオイw)
やたら説明セリフや回想シーンを入れたがる日本映画はこれに学ぶべきだ。
・マッコールさんを怒らせてはいけない。
・マッコールさんの前で悪事を働いてはいけない。
・マッコールさんの前で自分の組織を自慢してはいけない。
・デカい黒人の運転するLiftに乗ってはいけない。
こんなの終わる訳ねーじゃん。
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