13デイズのレビュー・感想・評価
全25件中、21~25件目を表示
キューバ危機の内幕
脚色はあるだろうが概ね史実であろう。ただケネス・オドネルほどの切れ者が冒頭で真珠湾を不意打ちと言うセリフが気になった、ルーズベルトは知っていたのだから。他にも若い脚本家の誤認があるかもと思えてきたのはマイナスだろう。
映画はホワイトハウス側を描いているがソ連の動きも気になって調べてみた。米ソの駆け引きの最中でフルフチョフが一番恐れたのは若い革命家カストロの独断での暴走だったらしい、書簡で先制攻撃も辞さないと言ってきたのを案じてアメリカの条件を飲んだようだ。同時にロバートからの話をドブルイニン大使から聞いたフルフチョフは若い大統領がこれ以上軍部を抑えきれないとも読んだらしい。もっとも開戦となればアメリカの核はソ連の倍だったので国が壊滅することは分かっていただろう、そのためにキューバへのミサイル配備で均衡化を急いでいたのだから・・。急速な軍拡で後にソ連経済が破綻したのは自業自得だろう。今日があるのが分かって観ていても1962年10月29日(月)に世界は終わっていたかも知れないという恐怖に胃が痛んだ。翌年のケネディ暗殺は謎だがカーチス・ルメイら軍部の差し金にも思えてきた。学ぶべきことは多い、若者たちに観て欲しい映画である。
食い入るように観た
退屈で冗長な政治的なはなしが延々と続くだけでした
ひどい映画でした。 キューバ危機を再現した内容ですが、 退屈で冗長な政治的なはなしが延々と続くだけでした。 もう少し緊迫感、 臨場感を出さなければいけません。 場面が時々白黒になったりカラーに戻ったりするのも意味不明でした。
実際に起こりえた第三次世界大戦!!
第三次世界大戦...今まで現実に起こるわけがないと思っていましたがキューバ危機で現実に起こりえた事実だったんだと驚きました。
第二次世界大戦で日本に核爆弾が落ち悲惨な現実を知っているにも関わらずソ連とアメリカは核戦争を起こそうとしたことが許せません。
特にアメリカはソ連とカストロを葬るためかなり戦争をしたがっていてそれを阻止したジョン・F・ケネディは人類の救世主と言っても過言ではありません。
この映画は一部フィクションも含まれているみたいですが史実に基づきキューバ危機の13日間を今現実で起こってる事実と錯覚してしまうぐらいリアルに作られていてまるでそこにいるかのようでした。
彼が国民に愛されていたことがよくわかりました。
全25件中、21~25件目を表示