プリンス ビューティフル・ストレンジ

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プリンス ビューティフル・ストレンジ

解説

2016年4月21日に57歳で急逝した孤高の天才ミュージシャン、プリンスの真実に迫ったドキュメンタリー。

1958年にミネソタ州ミネアポリスで生まれ、住民のほとんどが白人という環境下で多感な青春時代を過ごしたプリンス。1980年代の自伝的映画「パープル・レイン」とそのサントラのメガヒットで世界的スターとなった彼は、12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞、2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、その生涯にわたってロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。

地元ミネアポリスのブラックコミュニティ「ザ・ウェイ」での音楽的な原体験や、恩師・家族が語る幼少期のエピソード、さらにチャカ・カーン、チャックD、ビリー・ギボンズらプリンスを敬愛するミュージシャンのインタビューも交えながら、その真実を浮き彫りにしていく。「NOPE ノープ」などの俳優キース・デビッドがナレーションを担当。

2021年製作/68分/G/カナダ
原題または英題:Mr Nelson on the North Side
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2024年6月7日

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映画レビュー

3.0プリンスの人生と歴史的背景を知る68分。彼の名曲群を熟知したマニア向けか

2024年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭の字幕でいきなり、「プリンス財団は本作と無関係であり 本作関係者に知的財産をライセンス供与していません」と説明される。このドキュメンタリーでは残念ながら、プリンスが世に送り出した大ヒット曲たちを再び堪能したり、隠れた名曲の数々に出会ったりすることはできない。それでも、彼の少年時代を知るミネアポリスの住人たち、チャカ・カーンら共演した音楽家、プリンスに多大な影響を受けたファンらの回想や証言を通じて、孤高の天才の知られざる素顔や彼が生きた時代の歴史的背景を知ることはできる。

プリンスのディスコグラフィーを十分聴き込んできたマニアでも、生い立ちなどをあまり知らなければそれなりに有用だろうか。物足りない向きには、彼の主演映画「プリンス パープル・レイン」や、プリンス&ザ・レヴォリューション名義の「ライヴ1985」などのコンサート映像を観て補うのがおすすめだ。

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高森 郁哉

1.5プリンスの曲が一切使えないプリンスの自伝的映画

2024年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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itou365

3.0プリンスを周りの方が思い出しながら語る映画

2024年7月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

たくさんの方々の「その人が関わった、
知った一面」をまとめたドキュメンタリー。
私はあまり彼のことを知らなかったから、
面白く観れた部分もあったけれど、映画館で
観た方がいいかと言われると、積極的に他者へ
お勧めするほどではない。

ただ、アイコンとしての彼の一面以外の部分を
知れたこと。
アメリカの人種差別がこんなにも最近まで、
わりと具体的に描かれていたところは
音楽の背景として知ることができて
よかったように思う。

ルーツを否定することなく、
逆に利用することもなく、
ただただ音楽を愛し、神に愛され、
人に愛されつつもその愛を積極的に
受け入れるようでいて明確な線引きもあった彼の
一面が見えたことは、
彼が生きた時代の象徴であり、
けれど一人の人間でもあり、
存在が愛であったということは
受け取れたように思った。

彼の音楽を聴いて、浸ってみようと思う。

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ひなたんく

3.0蛇の生殺し

2024年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

プリンスってだけでウキウキ、調べもしないで観に行ったオイラも悪かったけどさあ。
殿下の音楽は一切合切(15秒くらいあったか)聴けない観られないんだわ。
著作権とかかね?
これは2020公開Dボウイ様の『スターダスト』と同じ状態。
字幕をひたすら追って終わっちまった。
殿下の音楽は外で浴びろって事。消化不良。
まあ、プリンスのコアなファンでもないから許せるし観て損はなかったけどね。

あれ?これネタバレ?

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色即是空