劇場公開日 2024年6月7日

プリンス ビューティフル・ストレンジのレビュー・感想・評価

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3.0プリンスの人生と歴史的背景を知る68分。彼の名曲群を熟知したマニア向けか

2024年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

冒頭の字幕でいきなり、「プリンス財団は本作と無関係であり 本作関係者に知的財産をライセンス供与していません」と説明される。このドキュメンタリーでは残念ながら、プリンスが世に送り出した大ヒット曲たちを再び堪能したり、隠れた名曲の数々に出会ったりすることはできない。それでも、彼の少年時代を知るミネアポリスの住人たち、チャカ・カーンら共演した音楽家、プリンスに多大な影響を受けたファンらの回想や証言を通じて、孤高の天才の知られざる素顔や彼が生きた時代の歴史的背景を知ることはできる。

プリンスのディスコグラフィーを十分聴き込んできたマニアでも、生い立ちなどをあまり知らなければそれなりに有用だろうか。物足りない向きには、彼の主演映画「プリンス パープル・レイン」や、プリンス&ザ・レヴォリューション名義の「ライヴ1985」などのコンサート映像を観て補うのがおすすめだ。

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高森 郁哉

3.5マルチ

2024年6月15日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

タレント、ミュージシャン。
殿下ことプリンス教の教祖紹介映画

あいにく、殿下の死後設立された財団は
教祖様の残したものをプロテクトするのにお忙しいのか

本作にオフィシャル。
のお墨付きを与えなかった模様だが

これは今後オフィシャルで出す時の
プレッシャーになると思うけどなぁw

本作は信者による殿下敬愛映画です。
だから愛に溢れており素晴らしかった◎

アンオフィシャル故の動画不足とビジュアルの
苦労は観てとれたけどねw

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tomokuni0714

1.5不安的中

2024年6月12日
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鑑賞方法:映画館

アルバトロス配給だからどうだろかと観る前から不安あり。
始まってすぐに「財団は関与してない」みたいな字幕が・・・
だからプリンスの動画は極めて少ない、アニメだったりでもう悲しくなった。ミネアポリスの起源からプリンスの生まれ育った地域性を知ることは出来たが何だかなぁ。YouTubeでドキュメンタリーありそな内容。あとインタビュー形式でいろんな方々が出るのだが人物紹介字幕が消えるのが早過ぎて意味わからない。2000円出したら泣くなぁ。水曜で1300円でもちと不満。帰宅したらパープルレインのBlu-ray観ますわ。

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koo

3.0邦題ミス それがなければ3.5 プリンスの繊細さは、 ピートバーン...

2024年6月12日
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邦題ミス

それがなければ3.5

プリンスの繊細さは、

ピートバーンズの繊細さと遠くない気がした

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jung

4.5殿下

2024年6月9日
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鑑賞方法:映画館

音楽映画を観るのが好きだ

歌手やバンドの曲が好きというよりも、その歌手の背景やバンドの人間関係を知るのが好きナノカモシレナイ

昭和プロレスが好きで試合はもちろん観るのだが、それよりもプロレス本、なんなら「プロレススーパースター列伝」みたいなのを読むほうが至福のときである(スーパースター列伝は虚飾が多いのだが‥それでも)

プリンスって、多作だけど日本の一般の人に知られてる曲といえば「パープル・レイン」ティム・バートン版BATMANの「バットダンス」あとK−1オープニングで有名な「エンドルフィン・マシン」のイントロ、この3曲くらいでは⁉

もちろん、自分もプリンスを初めて知ったのは「パープル・レイン」の映像で、「何だ、この小さいマイケル・ジャクソンは⁉」

このプリンス映画、権利関係の影響で曲はもちろん、動くプリンスもわずか

ひたすらプリンス関係者がインタビュー形式でプリンスのエピソードを語るだけなので、肩透かしを喰らう人多数なのも理解できる(そう考えるとボヘミアン・ラプソディが大ヒットしたのも納得できる)

しかし、自分にとって1958年生まれのプリンスがマイケルやマドンナはもちろん、日本でいうと小室哲哉や秋元康、学年でいうと山口百恵、野球でいうと原辰徳とタメであると知ることが至福のときであるのだった …オワリ!

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うんこたれぞう

4.5プリンスの育った環境をアメリカ黒人の歴史から学べる

2024年6月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

黒人差別はシカゴとミネアポリスで酷く、その中で生まれて60年代の公民権運動などが少年期のプリンスに影響を与え、両親共に不仲で地域コミュニティにプリンスは育ててもらったので、逆に成功してそのコミュニティの面倒を見る話は、心が温まります。
なのでアメリカ社会、特に黒人コミュニティに興味がない人はプリンスの楽曲がほぼ使えない映画なので、観ない方が無難です🇺🇸
個人的には映画の登場人物が多い事もあり、違う映画館で再び鑑賞しようと思っています✨

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naosan_5.jeweler

0.5ストレス溜まって映画館を出てすぐ殿下の曲を聴きまくる

2024年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

プリンスの楽曲も演奏もファッションも
パフォーマンスも大好き!彼は天才です。
しかしながら
これまで、アーティストの楽曲や映像が無い
アーティストのドキュメンタリー映画が
あっただろうか?
プライベートプリンスを知る事以外
何の意味もないストレス映像がダラダラと
流れるヘンテコリンな作品⤵︎

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映爺

2.5殿下を知る上での指針となる1本

2024年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

単純

幸せ

2016年4月21日に57歳で亡くなったプリンスに迫ったドキュメンタリー。ただ、冒頭で「プリンス・エステート(財団)は本作と無関係であり、本作関係者に知的財産をライセンス共有していません」と注意書きが出ることからも、彼の音楽やアーカイブ映像使用はごく少数に限られている。
本作が重きを置いているのは、彼のルーツ、つまりは生まれ育った地である北ミネアポリス。全米でも黒人差別が激しい地区とされていた同地で、彼がいかにして“世界の殿下”となったかを辿っていく構成となっている。
「黒人を強調しないでほしい。皆にアピールして成功する為には、皆の好みに合わせるべきだから」、わずか19歳でワーナーとのメジャー契約を締結する際、そう条件を提示したプリンスは、音楽業界での身を置き方を既に見据えていたのだ。
前述した通り劇中で彼の曲は殆ど流れないので、その点に不満を感じる人もいるだろう。ただ彼の曲はどこかで耳にしているはず。本作は殿下というパーソナルな面を知るための指針的役割の方が大きいかも。幸いにもYouTubeなどではPVが配信されているので、もし興味を持ったらどんどん探究してみては。

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regency