コラム : 佐藤久理子 Paris, je t'aime
第136回:アピチャッポン・ウィーラセタクンの展覧会が開催 ティルダ・スウィントン参加作品、坂本龍一へのオマージュ作も
2024年10月31日更新フランスで毎年秋におこなわれる「フェスティバル・ドートンヌ」の一貫として、アピチャッポン・ウィーラセタクンの展覧会がポンピドー・センターで開催されている。ビデオを用いたインスタレーションとVR展の2つを同時開催、さらに短編も含めた映画の特集上映と、パリで初めてアーティストとしての彼の全貌を紹介...「全文を読む」
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筆者紹介
佐藤久理子(さとう・くりこ)。パリ在住。編集者を経て、現在フリージャーナリスト。映画だけでなく、ファッション、アート等の分野でも筆を振るう。「CUT」「キネマ旬報」「ふらんす」などでその活躍を披露している。著書に「映画で歩くパリ」(スペースシャワーネットワーク)。
Twitter:@KurikoSato