コラム:リロの韓国パラダイス - 第8回
2010年12月26日更新
最終回:2010年も大活躍だった東方神起 来年の活動再開に期待!
アンニョン、リロです。今年も残すところあと数日ですね。皆さまいかがお過ごしですか? このコラムが掲載された本日12月26日は、“東方神起が初めて韓国でテレビ出演を果たした記念日”なんです。今年は7周年。世界中のトンペン(東方神起ファン)さんたちが、お祝いしているかもしれません。今回のコラムのテーマはもちろん「東方神起」。今年1年を振り返ってみると、彼らの新しい作品がたくさん生まれたことが分かります。
まず、アジアナンバーワンボーカリストのジュンスは、ミュージカル「MOZART」で初舞台に挑戦しました。私も韓国まで見に行きましたよ。ジュンスが演じたのは、タイトルロールであるボルフガング・アマデウス・モーツァルト。感情を歌で表現できる彼だからこそ、モーツァルトの葛藤や心の苦しみまで観客の心にズシンと響きました。会場の至るところから、すすり泣く声も聞こえましたよ。ミュージカル愛好者も注目していた作品で、開幕前はミュージカル初心者のジュンスに対する不安の声もありましたが、彼の歌にかける思いの強さは本物でしたね。この作品でミュージカルアワード新人男優賞を見事受賞しました。12月15日に誕生日を迎えたジュンスは、来年2月に新しいミュージカル作品「天国の涙」への出演も決定しています。こちらも期待です!
ジェジュンは、映画「天国への郵便配達人」でスクリーンデビューを果たし、美しい姿を見せてくれました。ジェジュンが演じたのは、亡くなった人に宛てた手紙を集め、天国へ配達している不思議な青年。天使のような雰囲気が、はかなく切ないこの役柄にばっちりハマっていて、まるで本当にジェジュンがいなくなってしまうような悲しい気持ちになりました。私が今年いちばん泣いた映画です。映画のロケで使われた韓国のカフェは、ファンが訪れる名所の一つになりましたね。本作の脚本を手がけた北川悦吏子さんとは、フジテレビのドラマ「素直になれなくて」でもタッグを組みました。ジェジュンが日本のドラマに初出演ということで、ファンも大盛り上がりでしたね。ドラマの設定でもあるツイッターを使い、「スナナレなう」と作品を見ながら感想をつぶやく新しい楽しみ方が生まれました。
リーダーのユノは、韓国の地上波ドラマ「No Limit 地面にヘディング」で、元気なサッカー青年を演じました。ユノ扮する主人公ボングンは、東方神起の今年の作品中、私がいちばん好きなキャラクターです。かわいいんだよな~、ボングン♪ 日本で行われたDVD発売記念イベントでは、ヒロインのAraちゃんとともにファンの前に久しぶりに姿を見せました。ユノが手紙を朗読したときに、涙を流した方がたくさんいらっしゃいましたよ。また、ユノは大人気ドラマ「宮」のミュージカル版にも挑戦し、皇太子シン役を演じました。ドラマ版でシン役を演じ大ブレイクしたチョ・ジフンとはまた違う魅力を振りまいていましたね。今年はメンバーそれぞれ活躍しましたが、ユノはソロ活動に大忙しでした。マイケル・ジャクソンさんの追悼公演に抜てきされアメリカでレッスンを受けたり、雑誌やモデルの仕事も一気に増えました。来年は、軍隊を除隊した「神話」のエリックが主演を務めるドラマ「ポセイドン」に出演します。
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