エミー賞、放送分数によるジャンル分け規定を撤廃
2022年1月5日 10:00

米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞を主催するテレビジョン・アカデミーが、テレビ番組をドラマとコメディにジャンル分けする際の放送分数に基づいた規定を撤廃すると発表した。
ゴールデンタイムの番組を対象にしたプライムタイム・エミー賞は、テレビシリーズをドラマシリーズとコメディシリーズに分けていることで知られる。これまでは放送時間が30分未満の番組はコメディシリーズ、30分以上はドラマシリーズと、1話あたりの放送分数に合わせてジャンル分けされていた。従来のテレビシリーズでは、シチュエーションコメディは30分以下、シリアスドラマは30分以上であるのが慣例だったためだ。
しかし、近年は動画配信サービスの躍進で作品の制作本数が急増し、内容も多様化。1話30分以下でも、「バリー」や「アトランタ」のようなシリアス度が高い作品や、30分以上でも「マーベラス・ミセス・メイゼル」や「クレイジー・エックス・ガールフレンド」のようなコメディ要素の多い作品が出てきたため、放送分数によるジャンル分けは時代にそぐわないとの批判があった。
また、リミテッドシリーズ枠に関しても、選考対象となるためには、「ストーリーがそのシーズン内で完全に解決され、後続のシーズンでストーリーの継続や主人公の登場がないもの」である必要があり、「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」のように同じキャストで物語が続くシリーズは、リミテッドシリーズとはみなされないという。
新ルールは、22年の第74回プライムタイム・エミー賞から適用される。
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