【第86回アカデミー賞】長編ドキュメンタリー賞は「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」
2014年3月3日 11:41

[映画.com ニュース] 第86回アカデミー賞授賞式が3月2日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、長編ドキュメンタリー賞に「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」(モーガン・ネビル監督)が輝いた。日本人キャスト作品として唯一ノミネートされていた「キューティー&ボクサー」は、惜しくも受賞を逃した。
「バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち」は、音楽界のトップスターを影で支えてきたバックシンガーたちにスポットを当てたドキュメンタリー。1960年代に黒人コーラスグループ「ブロッサムズ」としてデビューし、名プロデューサー、フィル・スペクターの生み出す楽曲でバックコーラスを担当しながらも、あくまでも彼女たちをバックシンガーとして起用することにこだわるスペクターと衝突し、音楽界を去ったダーレン・ラブ。そんな彼女を筆頭に、10人を超えるバックシンガーたちが登場。その波乱に満ちた人生を語るほか、見事な歌声も披露する。
米ニューヨーク在住の日本人前衛芸術家夫妻を描いた「キューティー&ボクサー」は、「ボクシング・ペインティング」で知られる現代芸術家・篠原有司男と、その妻・篠原乃り子に4年にわたり密着したドキュメンタリー。岡本太郎の言葉に感銘を受けて69年に渡米した有司男と、美術学生時代に有司男と出会って結婚した妻・乃り子の40年にわたる夫婦の歴史を描いた。新鋭ザッカリー・ハインザーリング監督は、本年度サンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞している。
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