国内映画ランキング : 2004年5月8日~2004年5月9日

映画ランキング : 2004年5月11日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2004年5月8日~2004年5月9日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

メイン館

上映週

1

世界の中心で、愛をさけぶ

配給:東宝

日劇2ほか東宝系 1
2 1

ホーンテッド・マンション

配給:ブエナビスタ

日劇1ほか東宝系 3
3 2

名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン>

配給:東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系 4
4 5

パッション

配給:ヘラルド

テアトルタイムズスクエアほか 2
5 4

CASSHERN

配給:松竹

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
6 6

キル・ビルVol.2

配給:ギャガ・ヒューマックス

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
7 7

コールド・マウンテン

配給:東宝東和

日劇3ほか東宝系 3
8 3

クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

配給:東宝

ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほか 4
9

死に花

配給:東映

丸の内東映ほか東映系 1
10 8

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

配給:ヘラルド/松竹

東劇ほか松竹・東急系 13

※ファーストラン時点

「世界の中心で、愛をさけぶ」が大爆発。ブッチ切りの首位に

映画公開が近づくにつれグングン部数を伸ばした原作は、何と250万部を突破し、文芸書の歴代部数記録を塗り替えるという凄まじさ。そして、韓国では「冬のソナタ」のスタッフによるリメイクが決定。さらに、平井堅の主題歌がオリコン初登場で2位にランクするなど、強力な追い風を受けて公開された「セカチュー」こと「世界の中心で、愛をさけぶ」。やはりその勢いは凄かった。公開2日間の動員は42万7000人、興収にしておよそ6億円。これは、興収30億円を突破した「黄泉がえり」の330%というもの。日劇2では5週間の公開予定だが、その後もロングランの可能性も高く、興収50億円以上のポテンシャル。ちなみに、原作は1冊1470円だから、250万部を掛けると36億7500万円という売上。映画は原作を超えられるか? 2位の「ホーンテッド・マンション」は、連休が明けてガクっと落ちたが、興収25億円を突破してあとは余裕のクルージング。「パッション」も1週目のパワーはさすがに落ち着いたが、それでも2週目にしてワンランクアップ。9位デビューの「死に花」は苦戦模様。そして、ファーストランを終え、スクリーン数を一気に減らした「王の帰還」はギリギリ10位にとどまった。去る9日には、とうとう興収100億円をクリアしている。

2004年5月11日更新 駒井尚文

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